ベルガマ

ベルガモン王国の遺跡が残る町。
ベルガモン王国は紀元前3世紀にフィレタイロスによって建国され、
その後ローマの属国となってからも、エーゲ海交易によって繁栄を続けた。
文化面にも力を注ぎ、当時図書館には20万冊を越える蔵書があったと言われている。
北の丘にはアクロポリス、西の丘には古代の医療施設として有名なアスクレピオンがある。

アスクレピオン
医学の神アスクレピオンの名を冠した古代の医療施設。
暗示や薬草、温泉療法に加えて、音楽療法も試みられていた。
当時この施設の第一目的は治療であったため、治る見込みのない重病人や
妊婦も立ち入りを禁止されていたという。
ヒポクラテスなどの有名な医師が多く働き、ハドリアヌス帝をはじめとする歴代皇帝も
ここを訪れたという記録が残されている。
蛇のレリーフ。
蛇は再生のシンボル。

収容人数3500人の野外劇場。    
劇場最上部から見たアスクレピオン全景。

ドーリア式の列柱。
時代的には最も古い。
イオニア式の列柱。
時代はドーリア式の後。
頂部の彫刻が美しい
コリント式列柱。
時代的には最も新しい。


アクロポリス
アクロポリスとは、元々「上の町」の意。
ここには現在、野外劇場跡とトラヤヌス神殿が残されている。
野外劇場はローマ時代、扇形に広がる客席へと改築された。最上部からアリーナまでは
36m、収容人数は約10000人。当時、王の席は大理石製だった。
トラヤヌス神殿は真っ白な大理石造り。ローマ皇帝トラヤヌスのために
ハドリアヌス帝によって建造された、コリント様式の典型的なローマ式建造物。
完成は2世紀半ば頃と言われている。現在は修復作業が進められている。
トラヤヌス神殿全景。        
野外劇場入口から見たトラヤヌス神殿。

神殿横の列柱跡。
典型的なコリント様式。
野外劇場最上部。



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