3月16日
4泊5日で、京都へ行ってきました。
自宅を17時過ぎに出発。 深夜料金を適用させるために途中で時間調整しながら、松井田妙義ICから上信越道→長野道→中央道→東名→名神で京都南ICまで走って、本日の宿泊地「RVパーク京都南」に着いたのが24:10。
今日は移動のみ、走行距離は495.6km。


3月17日
「RVパーク京都南」。
場内は予約専用サイトが4、不要サイトが2〜10(混雑状況によって変動)。 男子トイレ、女子トイレ、コインランドリー、コインシャワー&洗面台が各1。 他に屋外シンクと自動汚物洗浄器があり、ゴミも捨てられます。
洗面台の水道から、タップリのお湯が出るのが嬉しいポイント。
料金は最初の30分が無料、以降30分毎に100円、24時間の最大料金が3000円。 予約には別途1時間あたり20円が必要、予約サイトの電源は1時間100円。

7時過ぎにRVパークを出発。
「明日から3連休なので、今日中に混む場所へ行っておこう」ってことで、まず向かったのが「伏見稲荷大社」。
ここは「じゃらん」の京都観光スポットランキング第1位。
楼門の前、向かって左の狐は鍵、右の狐は玉をくわえてます。 花火屋の屋号「鍵屋」と「玉屋」は、この稲荷信仰に由来しているとか。

本殿。
こちらの狐がくわえているのは、黄金の稲穂。

いよいよ「千本鳥居」へ。
これらは、全て奉納された鳥居。5号と呼ばれる小さな物で175000円、10号となると1300000円以上らしいっす!

もっと小さな鳥居もあり。
一般の人は絵馬でしょうね。 こちらは800円。 狐の絵馬は、自分で顔を描きます。

「三十三間堂」へ移動して、9時の開館と同時に入館。
内部は撮影禁止。 拝観料は600円で、駐車料金は無料。
ちなみに「伏見稲荷大社」は、拝観料も駐車料金も無料でした。

「五条坂」を上がった場所にある市営駐車場に車を入れて「清水寺」へ。
参道(松原通)を歩いて「仁王門」へ。 手前の急な階段は、近年パンチラの盗撮スポットになっているそうなので注意。
「地主神社」を見ながら「本堂」を抜け、舞台が見える場所へ移動したら、何と現在修復中! でも修復中の舞台を見られる方が、ある意味レアかも。(笑)

境内の茶屋で一休み。
みたらし団子が2本で300円、コーヒーが400円。

煎餅を食べながら、「三年坂」と「二年坂」をブラブラ。
後から分かったことだけど、この煎餅屋はチェーン店。 何だかちょっと損した気分。

テラスから「八坂の塔」と「京都タワー」が見える、「スロージェットコーヒー」へ。
コーヒーが◎、さっき茶屋で飲んだコーヒーいらなかった!

「ねねの道」を歩いて、「八坂神社(本堂)」を見て「西楼門」へ。
「祇園」の信号近くにあるパン屋(名前を失念)で、カツサンド他を購入。

「巽橋」の周辺は、古き良きイキフン漂うエリア。
レンタル着物を着た人が沢山いるけど、「本物」は一目見るだけですぐに分かります。

お茶屋が建ち並ぶ「THE祇園」エリア。「エルメス祇園店」もシャレオツ!
通りに立っていた禁止看板。 舞子や芸子さんの着物に振れたり、掴んで引っ張ったりする馬鹿も少なくないとか。
食べ歩きと自撮り棒も禁止ってあるけど、これは完全に無視されてます。

「八坂の塔」を間近で見て、来た道を歩いて駐車場へ。
市営駐車場は、1回1000円。 観光シーズンは「2時間駐車にご協力下さい」って言われるけど、実際は何時間駐車しても何も言われないみたいです。

日帰り温泉「伏見・力の湯」でゆっくり温まって、夕食は「鳥せい本店」へ。 既にかなりの人数が入店待ち。 我々も40分ほど待って、ようやくカウンター席に通されました。 ちなみに、団体客以外の事前予約はNGです。
まずはビールとサラダ、続いて味噌煮と焼き物をオーダー。 ハッキリ言って、焼き物はイマイチ。

ビールから「蔵出し生原酒」にスイッチ。 これは旨い! 受け皿にも並々こぼしてくれます。(笑)
料理を追加発注。 焼き物はイマイチだったけど、料理はどれも◎!

この店は、車で来店して酒を飲んだ客に対して、専用駐車場に翌日まで車を停めてOKというシステムがあります。
ってことで、今日はここに宿泊。
本日の走行距離は22km。


3月18日
6時過ぎに起床。前日の寝不足にサウナ上がりの冷酒が効いて、ぐっすり寝られました。
近くに「寺田屋事件」があった旅籠「寺田屋」があると知り、行ってみることに。
刀傷や弾痕が当時の状態のまま残っているとされる、坂本龍馬ゆかりの人気スポットだけど、それらは実は偽物らしい。
元の建物は「鳥羽・伏見の戦い」で全焼、今の建物は明治になって再建されたものだそうです。

「RVパーク京都南」へ移動して洗顔を済ませて、岡崎公園の地下駐車場へ。
ここは1日最大料金1300円だけど、日・祝日は青天井なので要注意。
公園のすぐ隣が「平安神宮」。 應天門、外拝殿、白虎楼、蒼龍楼は、全て国の重要文化財。

「銀閣寺」まで市バスで移動。
ところが、クレア♀がケージの中で大人しく出来ず大騒ぎ。 幸い乗客が少なかったからまだ良かったけど、これにはマイッタ。
「慈照寺」が正式名。 鹿苑寺の舎利殿(金閣)を模して造営された観音殿を銀閣、寺院全体が通称「銀閣寺」。

参道の蕎麦屋で、「茶にしんそば」食べました。
普通に美味しかったです。←褒め言葉。

「哲学の道」を歩いて「南禅寺」へ。
右は「知恩院三門」「東本願寺御影堂門」とともに、京都三大門の一つに数えられている「三門」。

南禅寺境内にある、琵琶湖疏水の水道橋「水路閣」。
ローマ水橋+「碓氷第三橋梁」÷2って感じ。(笑)

京都御苑まで歩いたけど、苑内は広大。 御所の見学は次の機会として、「平安神宮」まで市バスで移動。
ここでもクレア♀は大人しく出来ず、ケージの中でお騒ぎ。 今回は沢山の乗客が乗っていたので、本当にマイッタ!
明日もバス移動を考えていたけど、計画変更です。

駐車場近くにある、うどんの有名店「岡北」で、ちょっと遅い昼食。
この時間なら空いてるだろうと思っていたら、大甘の甘太郎! 30分近く並んで、ようやく店内へ。
「京の彩りあんかけ」と「天とじ」、どちらも◎。 納得のお味でした。

車で「錦市場」へ移動。 幸い近くの駐車場に1台だけ空きがあって、すんなり入庫。
土産や夕食を購入。

カミさんのリクエストで、歩いて「喫茶・ソワレ」へ。
待つことなく入店できたけど、お目当てだったゼリーは完売で食べられず。

銭湯に寄って、「RVパーク京都南」へ。
今日の夕食は、市場で買った湯葉や鱧の天ぷら等。

おまけ。 歩き疲れて爆睡するクレア♀。
本日の走行距離は33.5km。


3月19日
カミさんのリクエストで、「スマート珈琲店」へ。 開店直後の8時過ぎに着いたけど、既に店外にまで行列。40分以上待って、ようやく入店。
ホットケーキとタマゴサンドの朝食。 コーヒーも含めて◎だけど、40分も並ぶほどでは・・・。

今日は予約しておいた「大徳寺」近くの駐車場に車を入れて、歩いて「金閣寺」→市バスで「龍安寺」→歩いて「仁和寺」→市バスで駐車場という計画だったけど、クレア♀が大人しく出来そうもないので、車で「仁和寺」→車で「龍安寺」→車で駐車場→歩いて「金閣寺」往復に変更。

まずは「仁和寺」へ。 心配していた駐車場、まだこの時間はガラガラ。
左右に阿吽の二王像が安置されている「二王門」。

境内に入るだけなら無料だけど、「御殿」に入るには拝観料が必要。
「白書院」や「宸殿」等が見学可。

国宝に指定されている「金堂」と、弘法大師・宇多法皇・仁和寺第2世性信親王像が安置されている「御影堂」。
「経堂(内部見学不可)」と「五重塔」。
五重塔は下から地(基礎)、水(塔身)、火(笠)、風(請花)、空(宝珠)を表しているそうです。

車で「龍安寺」へ移動、こちらの駐車場もガラガラでした。
「龍安寺」と言えば、この石庭ですね。

方丈広間の龍の襖絵と、つくばい。
襖絵は、皐月鶴翁が1953年から5年がかりで描いたもの。
つくばいは、非公開の茶室蔵六庵にある「知足のつくばい」のレプリカ。

予約しておいた「大徳寺」近くの駐車場に車を入れて、歩いて「金閣寺」へ。 「仁和寺」や「龍安寺」と違い、こちらは凄い人!
舎利殿「金閣」が特に有名なため一般的に「金閣寺」と呼ばれているけど、正式名称を「鹿苑寺」。
個人的にはこちらよりも、風情のある「銀閣」の方がいいかな。

昨日完売だったゼリーを食べようと「喫茶・ソワレ」へ行こうと思ったら、市内は凄い車と人の波!
駐車場はどこも満車で、「喫茶・ソワレ」には長蛇の列。 昨日とは明らかに違う状況、ゼリーはまた次の機会に。
「平等院」へ向かう途中、「たま木亭」へ。 全国的な有名店で、誰もが認める京都ナンバーワンのパン屋。
15分ほど並んで、ようやく店内へ。 パン屋で列に並んだのは、これが初めて。

10円硬貨のデザインにもなっている「鳳凰堂」。 ちょうど逆光だったので、写真が暗い!
博物館には、鳳凰のオリジナル他、多数の国宝が展示されています。

これで京都観光は終了、ここから滋賀へ移動です。 ところが大渋滞に巻き込まれて、予定より1時間以上オーバー。 しかも行こうと思っていた銭湯が休みで、急遽別の日帰り温泉施設へ行く破目に。 結局、本日の宿泊予定地「湖岸緑地志那2」に着いたのは、予定より2時間近く遅れた21時。 ところが場内は真っ暗で、トイレには電気がないと分かり、急遽「道の駅・草津」へ。
ちょっとドタバタしちゃったけど、こういうのも車中泊旅行の面白いところ。
今日の夕食は、途中で立ち寄ったローカルスーパーで購入した刺身と惣菜、それと「たま木亭」のパン。 確かに美味しかったけど、私的には地元の「ボン・パパ」の方が上かな。
本日の走行距離は100.1km。


3月20日
琵琶湖に来たのは、今回が初めてかな?
大きいですね〜。対岸が見えない場所もあります。

当初は「近江八幡」に寄ろうと思っていたけど、時間の関係でパスして「彦根城」へ。
「大手門」から入って、「天秤櫓」を抜けて「太鼓門」へ。

彦根城は江戸時代から残る現存天守で、国宝5城(姫路城、犬山城、松本城、松江城、彦根城)の1つ。
石垣の積み方は雑な感じだけど、築城から今日まで6回の大地震に耐えているそうです。
写真はないけど、天守閣内部も見学可。

ここに来た第1目的は、城ではなく「ひこにゃん」。(笑)
10時半から天守閣前広場で、ゆる〜〜〜いショーがスタート。
ひたすら「ひこにゃん」が、ポーズを決めるだけという内容。 係員から「これ以上のことは何も起こりません。30分も付き合って頂く必要はないので、飽きた方からご移動下さい」というアナウンスが入ります。(爆)
我々も10分ほど見て撤収。 この頃には、天守閣内部の見学に行列が出来てました。 早い時間に行って正解。

長浜へ移動。 駅前の駐車場に車を入れて、歩いて「黒壁スクエア」へ。
江戸から明治の和風建造物が残る情緒ある町並みに、古建築を活用した多数のギャラリーやレストラン、カフェ等が点在。
もっとショボいのかと思っていたけど、反して凄い人。 それもそのはず、年間約200万人が訪れる滋賀県随一の人気観光スポットだそうです。

せっかく滋賀へ来たんだからってことで、最後に近江牛を食べてみることに。
「ステーキ丼」と「すじ煮定食」。 明らかに「すじ煮定食」の方が当たり。

この後「つるやパン」へ行って、名物「サラダパン」を購入。 コッペパンに、マヨネーズで和えた刻み沢庵が塗られた郷土パン。 とっても素朴な味でした。
復路も往路と同じルートを走行。本日の走行距離は523.3km、総走行距離は1178.5km。
京都市内だけでも、東寺、御所、二条城等々、他にも嵐山にも行けず。 また行ってみよう!

写真は滋賀のナンバープレート。 関西地方では「ゲジゲジナンバー」と呼ばれているそうです。(笑)


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