4月26日
3泊4日で、金沢と能登半島、帰りにちょこっと富山へ行ってきました。
4:00前に松井田妙義ICから上信越道に乗るため、自宅を3:00過ぎに出発。 「東部湯の丸SA」、北陸道に入って「有磯海SA」で休憩。
ほたるいかをPRしてるけど、電話ボックスの上の像はダイオウイカみたい(笑)

まずは「兼六園」。
新緑の季節も悪くないけど、やっぱり紅葉や冬の方がいいんでしょうね。

隣の「金沢城公園」へ。 櫓等に入らなければ、入場は無料。
ちなみに、「兼六園」も「金沢城公園」も、犬はNG。

2004年に開館した、「金沢21世紀美術館」。
一押しは、レアンドロ・エルリッヒ作の「スイミング・プール」かな。 外から見るだけなら、入場無料。

屋外展示場。
銀色のモコモコした大きな作品の中に入ると、自分の姿が色々な角度に反射して見えます。
庭内に配された12個のチューバ状の筒は、地中を通る管が2個ずつ繋がっていて、伝声管の役割を果たしています。
このペアは隣同士ではなく、遠く離れた場所に声が伝わる仕組み。

屋外にある「ドロップチェア」。
屋内にあるのが、ウサギの耳みたいな背もたれが特徴の「ラビットチェア」。 インスタ映えする?

市営駐車場に車を入れて、「武家屋敷跡」へ。
江戸時代のイキフン漂う通りが残ってます。

「近江町市場」へ移動、まずは「あまつぼ」で昼食。
海鮮丼と、金沢おでんの盛り合わせ。 どちらも普通に美味しかったです。(←褒め言葉)
この後、市場内を散策して、今晩の酒の肴を購入。

国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている、「ひがし茶屋街」。
金沢を代表する観光地の一つ。

歩いてすぐの「主計町(かずえまち)茶屋街」へ。
川沿いに、一杯やりたい飲み屋が何軒かありました。

最後に行ったのが、「世界で最も美しい駅14選」にも選ばれた「金沢駅」。
加賀宝生に使われる鼓をモチーフにした「鼓門」、伝統を生かしたデザインは天晴れですね。
ちなみに上記14選の1位は、「アントワープ中央駅」。

「展望温泉 ほのぼの湯」に寄って、途中で買い物を済ませてから、本日の宿泊地「道の駅 高松 里海館」へ。
高速道路のSA+道の駅÷2って感じ。

ここを選んだ最大の理由は、併設されているドッグラン。
クレア♀は、ボーダーコリーと思いっきり走り回ってました!

日本海に沈む夕日を見て、一杯飲んで早々に就寝。
本日の走行距離は、424.3kmでした。


4月27日
国内で唯一、全長約8kmの砂浜をドライブできる「千里浜なぎさドライブウェイ」。
天気が悪かったのが残念!

まずは、宇宙科学博物館「コスモアイル昨羽」へ。
屋外に展示されているのは、アメリカ初の有人宇宙飛行「マーキュリー計画」で使われた「レッドストーンロケット」。
1段目と2段目は、実物のロケット胴体。

「マーキュリー宇宙カプセル」。
アメリカが開発した、初の有人飛行用宇宙船。 ↑の先端に取り付けられているのが、この1人乗りカプセル。
ちなみに「レッドストーンロケット」は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を改良したもの。 これで宇宙へ行くなんてクレイジーです。
この頃を描いた作品が、σ(^^)も大好きな映画「ライト・スタッフ」。
この展示カプセルの外壁「シングル(耐熱シールド)」は、実際に使用された型からそのまま形成されたもの。
また内部のスイッチやメーター、人目に付かないサバイバルキットまで、オリジナル同様に忠実に制作されているそうです。

「ヴォストーク帰還用宇宙カプセル」。
旧ソ連製のこのカプセルは、実際に宇宙を飛行して地球に帰還した実物。 傍らに、譲渡証も展示されています。
大気圏再突入時に、摩擦によって焦げた表面もそのまま。
機械船と切り離されて大気圏に再突入、高度6000mで飛行士が脱出、カプセルと飛行士はそれぞれパラシュートで地上に帰還します。

「アポロ司令船」。
月面着陸を果たし、地球に帰還するための直径3.1m、高さ3.23mの3人乗りカプセル。
全長110.6m、人類を月へ送り込んだ最強のロケット「サターンV」の内、地球へ帰還するのはこのカプセルだけ。
この展示品は、できるだけ実際に使用されたものと同一の部品・素材を用いて組み上げられており、銀色のシールドは本物だそうです。
映画「アポロ13」の中で、↑のハッチが閉められるシーンが実に印象的です。
窓の下には、中からハッチを開ける手順が書かれてます。
と気付いて、探したのが右の写真。2004年にワシントンD.C.の「スミソニアン航空宇宙博物館」で見た、本物のハッチ。
微妙に違うのは、世代の違いなのかな?

「アポロ月面着陸船」。
17号をモデルに組み上げられたもの。 外壁に貼り付けられている金・銀・銅色に輝くシートは、実際に使用された素材と同一。
梯子の下に取り付けてあるプレートには、当時のニクソン大統領とアポロ11号の3人の搭乗員の署名が。

左の「ルナ24号月面着陸船」は、とても貴重品。
旧ソ連によって行われた、最後の月面探査「ルナ計画」。 展示されているのは、本物のバックアップ機。
右は「バイキング火星着陸船」。
部分やパーツの多くが実験に使用された、国内唯一の博物館用展示物。

その他の展示品。
左:「ルナ/マーズローバー」。NASAの特別協力によって、ジョンソン宇宙センターより羽咋市に恒久貸与されている本物。
中:「ボイジャー惑星探査船」。 磁力計測用ブーム等は、実際に使用されたものと同じ部品で組み上げられています。
右:「RL-10エンジン」の実物。

トイレの案内板が、実にユニーク。(笑)
入場料は400円だったけど、お値段以上に楽しめました!

博物館内に貼ってあった観光案内で、立派な五重塔を有する寺があると知り行ってみることに。
「妙成寺」。 先月行った京都の寺と比べたら規模は小さいけど、質素ながら風情のある、とてもいい寺でした。

昼食は「8番らーめん」、北陸地方を中心にチェーン展開している有名店。
一押しの野菜らーめんを発注。 味は、とてもシンプル。

海岸の景勝地、まずは「巌門」。
能登金剛を代表する景勝地。 浸食による洞門は、幅6m、高さ15m、奥行き60m。

駐車場に停められていたレンタカーに貼ってあったステッカー。
日本的な気遣いを感じると同時に、日本だから出来ること。
海外でこんなステッカーを貼ったレンタカーに乗ってたら、車上荒らしのターゲットになること間違いなし。

増穂浦海岸にある、全長460.9mのベンチ。
1989年に世界一長いベンチとして、ギネスブックに掲載されました。 今でも世界最長なのか?

原作・松本清張の映画「ゼロの焦点」のロケ地、「ヤセの断崖」。
この映画を切っ掛けに、この辺りが観光地化されたそうです。

「義経の舟隠し」。
源義経が奥州に逃亡する際、間口5m、奥行き100mほどの狭いスペースに、48隻もの舟を隠したとされる伝説の入り江。

「トトロ岩」。
確かに見えなくもないって感じ。

日本海に沈む夕日を見ながら、最後に寄ったのが「ぞうぞう鼻見晴らし展望台」。
象が鼻を持ち上げながら泳いでる姿に見える?

途中で日帰り湯に寄って、夕食を買い出してから輪島朝市の駐車場へ。
本日の走行距離は、117.1kmでした。


4月28日
昔から行ってみたいと思っていた、輪島の朝市へ。
食べ歩きしながら土産を購入。 漬け物が安くて美味しかった!

能登の里山里海の代表的な棚田として、世界農業遺産にも登録されている「白米千枚田」。
「日本の原風景」と呼ばれ、昔ながらの農法が現在も行われているそうです。 有名人の名前もチラホラ。

「道の駅 すず塩田村」に寄って、昔ながらの塩作りを見学。
市販の一般的な塩とは大違い! 釜茹での行程を、丁寧に説明してくれました。

大谷川に、沢山の鯉のぼりが。GW中に祭りがあるようです。
川に映った影が、本物の大きな鯉みたい。

「ゴジラ岩」。
角度によっては、確かにそう見えますね。

「椿の断崖展望台」って看板を見つけたので寄ってみることに。
寄るほどの景観じゃなかったです。

「道の駅 狼煙」に車を置いて、歩いて「禄剛崎」へ。
Aランクの保存灯台に指定されているほか、「日本の灯台50選」にも選ばれている「禄剛埼灯台」。

傍らにあった、「日本列島ここが中心」の碑。
「ここが日本の中心」って場所は、至る所にありますね。(笑)

金剛崎の近くにある、「ランプの宿」。
週末は、なかなか予約が取れないらしい。

カミさんのリクエストで、「二三味珈琲カフェ」へ。
テラス席は犬OKです。

すぐ近くの「古川商店」。
美味しそうなパンがいっぱい! 思わず沢山買ってしまいました。

高さ28m、軍艦がこちらに向かってくるようにも見える、能登のシンボルとも言われる「見附島」。
海岸沿いには、きれいなキャンプ場がありました。

ここは七尾市の「一本杉通り」、600年以上の歴史を持つ街道。
通りの所々に、古い家屋が。

道の駅へ向かう前に、「和倉温泉 総湯」へ。
新しい、きれい、設備が充実、安い(大人440円)! 今まで行った日帰り湯の中で、間違いなく第1位。
和倉温泉のゆるキャラ、わくたまくん。 温泉たまごがモチーフなのかな?

七尾に戻って、本日の宿泊地「道の駅 能登食祭市場」へ。
本日の走行距離は、182.4kmでした。


4月29日
道の駅の前は、七尾南湾。
建物の上に、大きな魚が!(笑)

隣接する広い公園、「七尾マリンパーク」で、朝からクレア♀と散歩。
車止めが面白い!

8時半の開店と同時に、道の駅内の市場へ。 美味しそうな魚介類がいっぱい! でも、安くはないです。
今晩の肴をちょっとだけ購入。

富山県に入って、「道の駅 氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」へ。
開店10分前に「廻鮮 氷見前寿し」へ行ったら、既に長蛇の列。 最初の組では入店できず、結局40分ほど待つ破目に。
氷見と言えばブリでしょ! 他にも、地物の魚を中心に堪能。 並ぶ価値ありです。

食後に館内をブラブラ。 岩ガキ食べて、自分用の肴を購入。
足元を見たら、マンホールの蓋の絵がブリでした。 氷見の寒ブリ、食べてみたいな〜。

最後に寄ったのが、「富岩運河環水公園 (カナルパーク)」。
ところが既に、駐車場の前は空車を待つ車で大渋滞。40分並んで、ようやく入庫。
ここには、「世界一美しいスタバ」と言われている、「スターバックス富山環水公園店」(真ん中の写真)があります。
アイスラテを買って、木陰で一休み。 その後に公園内を散策、天気が良くて気持ち良かった!

富山ICから北陸道に乗って、上信越道で松井田妙義ICまで走って帰宅。
本日の走行距離は380.4km、総走行距離は1104.2kmでした。


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