11月17日
1泊2日で、高山と合掌村へ行ってきました。
自宅を4:45に出発。 松井田妙義ICから東部湯の丸SAまで上信越道を走って、三才山トンネルを抜けて松本へ。
安房峠道路へ向かう途中にあったのが、「東京電力・奈川渡ダム」。

9:00前に、朝市近くの駐車場に到着。 まずは「宮川朝市」へ。
「おわら玉天」や「五平餅」を食べ歩いてから、漬け物と餅を購入。

橋を渡って、「陣屋朝市」へ。
こちらでは、漬け物と自家製の味噌を購入。

カミさんのリクエストで、大人気のパン屋「トランブルー」へ。
長蛇の列! 30分近く待って、ようやく店内へ。
感想は、パン自体の味は、京都の「たま木亭」や地元の「ボンパパ」の方が上だけど、パケットの生地はこちらが上。

せっかく来たんだから、名物の高山ラーメン食べよう!ってことで、「甚五郎らーめん」へ。
らーめん@650円と、チャーシュー麺@900円を発注。
テーブルに、大量のニンニクが置かれてたけど、擦って入れてる人は誰もいなかったような。
「もう少し濃い方がいいかな〜」と思えるほどの、あっさり醤油味。 後になって思うと、ニンニクを少し入れればちょうど良かったのかも。

再び市内に戻って、「古い町並(国選定重要伝統的建造物群保存地区)」へ。
西洋人もいたけど、ここでも一番多いのは中国人観光客。
岐阜は、「日本のシンドラー」とも呼ばれる「杉原千畝」氏の生誕場所であることから、イスラエル人観光客も多いそう。

「高山陣屋」。 江戸時代に飛騨が幕府直轄領となってから、代官や郡代が執務した役所。
郡代役所の主要建物が残っているのは、全国でもここだけだそうです。

広間や執務室、茶室や台所等、とても良い状態で保存されてます。
入館料は、大人430円。

左:建物内の至る所にある、「真向兎(まっこううさぎ)」の釘隠し。
右は、時代劇にも頻繁に登場する「お白州」。
「只今より、○○について吟味いたす。一同の者、おもてを上げい!」とか、
「○○は、市中引き回しの上、打ち首獄門。以下も者には、終生遠島を申しつける。引っ立てい!」なんてね。(笑)

東海北陸道を走って、白川郷が一望できる「天守閣展望台」へ。
ここで気付いたと言うか初めて知ったのが、村内には合掌造りの家だけではなく、普通の家も沢山あるってこと。

旅館が経営している、「白川郷の湯」へ。 入浴料は700円。
内湯と露天風呂があるけど、どちらも湯量が少なく、皮脂や垢が浮いてました。
いつかまた白川郷へ来る機会があっても、ここに来ることは、もうないです。

日が暮れた後に、さっきの展望台へ行ってみたけど。
暗過ぎて、夜景って感じじゃないです。

ローカルスーパーとコンビニに寄って、本日の宿泊地「道の駅 白川郷」へ。
風呂上がりの一杯は、友人から貰った北海道土産のサッポロビール!
本日の走行距離は、270.5km。

イワタニの、カセットガスストーブ。 下に置いておくと、クレア♀が火傷する可能性大。
そこで考えたのが、エアコンのフィルター間に例の組紐を渡して、S字フックを使って吊り下げる方法。
結果はバッチリだったけど、プラスチックカバーが熱くなるので、紐をもう少し長くしないと。


11月18日
8:00過ぎに道の駅を出発。 まずは国道156号線(飛騨峡合掌ライン)を北上して、「五箇山合掌の里」の「相倉合掌造り集落」へ。
「世界遺産に指定されなければ、こんなところ誰も来ないだろう」と思えるほどの、山間の小さな村。

5分ほど坂を上がると、村を一望できる展望台があります。
右は、屋根だけの合掌造りで、合掌造り家屋の原型と言われる「原始合掌造り」。
このような家屋は「ナンマンダブツ建て」と呼ばれ、江戸時代には各所に見られたけど、現存するのは、この1棟のみだそうです。
ゆっくり見て回っても、1時間あれば十分。

こちらは、「菅沼合掌造り集落」。 先ほどの「相倉合掌造り集落」よりも、更に小規模。
観光用のエレベーターが設置されているので、展望台から坂を下って村内を歩いて、エレベーターで戻ればOK。

昨日泊まった、「道の駅 白川郷」で昼食。 その前に、「合掌ミュージアム」を見学。
本物の合掌造り家屋を移築し、建築過程を分かりやすく展示・解説。 入館無料、一見の価値あり。

レストランが改装工事中だったので、屋台で売ってる軽食で済ませることに。
飛騨牛コロッケバーガーと、地元の鶏を使った唐揚げとカツバーガー。 どれも普通に美味しかったです。

「白川郷」へ向けて出発したら、電光掲示板に「駐車場40分待ち」の文字が・・・。
「ダメ元で展望台へ行って、もし車が停められたら集落まで歩こう」ってことで向かったら、数台の空きが。
しかもここなら、駐車料金ダーター! 展望台から集落までは、下りが10分、上りが15分くらい。

郷内には、内部が見学できる家がいくつかあります。 その中の、「長瀬家」を見学。 入館料は300円。
1階は家族の住まいで、中2階に使用人用の小さな部屋が。

2階は作業部屋。
現在は、当時の道具が展示されてます。

3階は、昔は「蚕部屋」として使われていたようです。
柱や梁が、どのように組まれているのか良く分かります。
住宅として造られているのは1階部分のみ。2階と3階は作業部屋として使えるように、屋根裏に板を渡しただけの構造。

この後、1時間ほどかけて郷内を散策。
帰りも往路と同じルート。途中「Tsuruya」で買い物して帰宅。
本日の走行距離は327.5km、総走行距離は598kmでした。


※ フレームが表示されていない場合は こちら