つくなわ・ドットコム 車中泊旅行
3月20日
4泊5日で、三重と愛知と静岡へ行ってきました。
午後半休を取って、自宅を14:30に出発。
時間的にも距離的にも、上信越道の佐久南IC→新和田トンネル→岡谷ICから長野道→中央道で行った方がベストだけど、この時季はまだ路面が心配なので、今回は関越道→圏央道→東名→新東名を走行。
「NEOPASA駿河湾沼津」に着いたのが17:45。
駿河湾が一望できます。
人工芝が敷かれた、広くて超きれいなドッグランがあります!
クレア♀も走り回って大満足な様子。
24時間営業の「ドライバーズ・スポット 天神屋」で、静岡おでん食べられます。
どれも1串120円也。
19:15に出発して、新東名→伊勢湾岸道→東名阪と走って、「EXPASA御在所」着が22:00。
23:00に出発。
深夜料金適応のため、24:05に紀勢道の勢和多気ICで一旦高速を下りて、伊勢道の「多気PA」に着いたのが24:15。
今日はここで車中泊、本日の走行距離は533.9km。
今回、高速道路を新東名の120km/h試験区間(後述)を除いて、CCを使って80km/h前後で走ったら、燃費が12km/L強でした。
120km/h試験区間は2車線区間も多く、そこでは80km/hで走るトラックを85km/hで追い越すトラックが沢山いるので、とても120km/h巡行なんて無理。
全線3車線区間でやらないと、全然意味なし!
3月21日
6:30に起床。
まず向かったのが、「伊勢神宮の外宮」。
時間が早いせいか、まだ人も疎ら。
お祭りの順序にならい、お伊勢さんは外宮から内宮の順にお参りするのがならわしだそうです。
外宮に祭られているのは、天照大御神の食事を司り、産業の守り神でもある豊受大御神。
もっと中まで入れるのかと思っていたけど、実際はそうではなかったです。
「風宮」と「土宮」。
他にも「〜宮」があるけど、どれも似た造り。
伊勢道路を南下して、「天の岩戸(恵利原の水穴)」へ。
天照大御神が弟の須佐之男命の乱行に怒り、ここ天の岩戸に隠れ、世の中が真っ暗になったという神話の世界。
参道を進んで石階段を上ると、狛犬と鳥居が見えてきます。
鳥居の先に拝殿があって、その奥に見えるのが「天の岩戸」。
思っていたより小さく、ギリギリ大人1人入れるくらい。
もちろん、内部への立入は禁止。
天の岩戸から竹を通って流れ出ているのが、名水百選にも選ばれている「恵利原の水穴」。
その水が、「天ノ岩戸禊瀧」へと流れ落ちています。
伊勢道路を北上している時に雨が降り出し、内宮駐車場の入庫待ちの列に並ぶ頃には本降りに。
ところが、並んでいた30分間にほぼ止むという、絶妙のタイミング。
正面入口の鳥居付近は凄い人。
でも境内は広いので、ごった返しているって感じは全くなし。
川でお清めするのが、正式らしいです。
「荒祭宮」と「風日祈宮」。
外宮同様、こちらにも他に「〜宮」があるけど、どれも似た造り。
早咲きの桜が咲いてました。
最近は「どこへ行っても中国人観光客だらけ」だけど、伊勢神宮はそれほどでもなし。
西洋人は、殆どいませんでした。
クレア♀は、鳥居の手前まで。
内宮も外宮も天の岩戸も、全てペット持ち込み禁止。
五十鈴川沿いの駐車場へ移動。
クレア♀をバギーに乗せて「おかげ横丁」へ。
お伊勢さんと言えば、伊勢うどんでしょ! ってことで、名店「ふくすけ」へ。
外席があるので、犬OKです。
月見伊勢うどん@590円と、手打ち伊勢うどん@650円。
より伊勢うどん感を味わいたいなら、断然手打ち!
今回の車中泊旅行は、グルメツアーも兼ねてます。
伊勢うどんは、その1品目。
「おはらい町通り」で、某テレビ番組で見た「あわび串屋台」で、1ケ串@750円を購入。
悪くはないけど、値段ほどではないし、しかも韓国産。
いらなかった!
伊勢の参道と言えばもう一つ、「赤福」。
赤福と赤福ぜんざい@カミさんが支払ったので値段不明。
思ったほど甘くなかったです。
カミさんのリクエストで、外宮近くのパン屋に寄ってから、一般道で四日市へ移動。
同じくカミさんのリクエストで、こけしも売ってる楽器店「CAROL」へ。
ここで見つけたのが、「レッド・ツェッペリン●天国への階段」の古本。
定価2300円が600円だったので、思わず購入。(笑)
去年寄ろうと思っていたけど、降雪の影響で断念した、桑名の「川市」で夕食。
味噌煮込み@720円と、はまぐり本膳@1620円。
はまぐりのすまし汁、超美味! 天ぷらも柔らかくて◎。
「なばなの里」。入場料は、1000円分の金券が付いて2300円也。
河津桜が満開! 「光のトンネル」は、全長200m。
その先には、まるでプロジェクション・マッピングのような、大迫力の「JAPAN 〜日本の情景〜」。
動画で紹介できないのが残念!
全長100mの「ラベンダーのトンネル」を抜けた先には、「水上イルミネーション 光の大河」。
思っていたよりも楽しめました。
折角ここまで来たのに、「ナガシマスパーランド」に寄れなかったのが残念。
カミさんが、絶叫マシンNGなのです。
15分ほど車を走らせ、本日の宿泊地「道の駅 立田ふれあいの里」へ。
本日の走行距離は、162.4kmでした。
3月22日
「道の駅 立田ふれあいの里」。
小さい道の駅だけど、ちょっとした広場があります。
トイレその他の設備は、普通レベル。
8:00の開店と同時に、「天然温泉コロナの湯 中川店」へ。
入浴料は650円。
広い露天風呂にサウナ、利用しなかったけど岩盤浴や食堂等、きれいな施設が充実。
「熱田神宮」。
鳥居を入って、御神木を通って本殿へ。
ここも、ペット持ち込み禁止。
昼食は、ひつまぶしの名店「あつた蓬莱軒 神宮店」。10:50に行ったら30人以上並んでたけど、40分くらいで入店。
オーダーはもちろん、ひつまぶし@3900円。
食べ方は、まず十字に4等分して、1杯目はそのまま、2杯目は薬味と共に、3杯目は茶漬け、最後は最も美味しかった1杯で。
もちろん4杯目は、茶漬けで頂きました! うなぎも超美味!!
出てきた時には、1時間半待ちになってました。
場所は、熱田神宮の真ん前。
広い駐車場もあります。
名古屋と言えば「名古屋城」。
「尾張名古屋は城で持つ」、納得の堂々たる造り。
現在、天守閣は閉鎖中。
2018年6月8日に完成公開された、「名古屋城本丸御殿」。
「玄関・大廊下」。
「表書院」。
藩主が来客との公的な謁見の際に使用していた場所。
「対面所」。
藩主の身内や家臣など、よりプライベートな来客との対面や宴席などに使用されていた場所。
左:将軍をもてなす上級家臣たちの控え場所であったとされる「梅之間」。
中:「鷺之廊下」の欄間。
右:引き戸の装飾。
「上洛殿」。
本丸御殿の中で最も格式高い場所で、1634年の三代将軍家光の上洛の際、宿泊場所として増築。
「黒木書院」は、清洲城にあった家康の宿舎を移築したと言われる建物。
「湯殿書院」は、将軍専用の風呂場。
湯船はなく、蒸し風呂のような構造になっています。
上御膳所と玄関と黒木書院の釘隠し。
「黒木書院」と「湯殿書院」に入るには、整理券が必要。
重要文化財に指定されている「西南隅櫓」。
内部の窓から見た名古屋城。
名古屋城の横に、2018年3月にオープンした「金シャチ横丁」。
食堂と土産物屋街です。
カミさんのリクエストで、「純喫茶ボンボン」へ。
昭和24年から続くレトロな老舗の純喫茶、名古屋の人なら知らない人がいない名店だそうです。
プリンが、昔懐かしい素朴な味で◎。
犬山まで走って、本日の宿泊地「RVパーク犬山ローレライ麦酒館」へ。
電源付きで、1泊2000円。
レストラン「犬山ローレライ麦酒館」の、道を隔てた反対側の駐車場内に、計6サイト。
写真撮るの忘れちゃった!
本日の走行距離は、58.2kmでした。
3月23日
愛知の朝と言えばモーニングでしょ! ってことで、犬山市の「カフェ・レスト のがみ」へ。
コーヒー(4〜5杯分)、茶碗蒸し、トースト(バターor小倉から選択可)、かっぱえびせん、フルーツ、最後に緑茶が出て、1人400円!
夫婦2人で切り盛りしているみたいだけど、これで利益が出るのか!?
「国宝犬山城」。
車中泊旅行で国宝城へ来たのは、松本・彦根に続いて3つ目。
残る2つは、姫路と松江。
どちらも車で行くには、1週間くらい連休がないと厳しい距離。
天守閣からの眺めと、国宝指定書。
桜の季節なら良かったんだろうけど、きっと鬼混みなんだろうな〜。
城下にある、「三光稲荷神社」と「猿田彦神社」。
狐像のクオリティは、「伏見稲荷大社」に遠く及びません。
犬山のマスコット(ゆるきゃら)「わん丸君」。
キャラクターも犬で、城の名前も犬山だけど、犬は持ち込み禁止。
クレア♀と一緒に、「本町通り」を散策。
「映えるダンゴ」に長蛇の列。
彩りはいいけど、味はイマイチ。
取り壊される文化財を惜しんで、その保存を計るために開設された、「博物館 明治村」。
村内には、本物のSLも走ってます。
入場料は、犬山城入城券とのコンビチケットで、1900円。
北口から入ったので、いきなりメインの「帝国ホテル中央玄関」。
フランク・ロイド・ライトによる設計で、完成は大正12年。
今も本館を含む全体が取り壊されることなく、日比谷に残されていたら、いったいどれほどの価値があったことか!
「高田小熊写真館」。
2階の撮影室は、人工照明がなかったため、外光を写場に効果的に取り入れられる造りになってます。
「宮津裁判所法廷」。
法廷を再現したマネキンが、全員中国人っぽいのはなぜ?
「金沢監獄中央看守所・監房」。
看視室は金沢監獄ではなく、網走監獄で使われていたもの。
囚人のマネキンが、朝鮮人っぽいのはなぜ?
レンガ造りの建物は、「名鉄岩倉変電所」。
「隅田川新大橋」と、奥に見えるのが「内閣文庫」。
「大明寺聖パウロ教会堂」。
内部は、柱の間に渡されたアーチ型のリブを骨として天井を支えている「コウモリ天井」。
「聖ザビエル天主堂」。
正面入口の上の薔薇窓の大きさは、直径3.6m超。
愛知県の有形文化財に指定されている「名古屋衛戍病院」にある、当時の医療機器。
右は大正7年に開発された、高性能国産医療用X線装置。
「神戸山手西洋人住居」と、豪商「芝川又右衛門邸」。
右は重要文化財に指定されている、「旧三重県庁舎」。
「北里研究所本館・医学館」。
内部も見学可。
「鉄道局新橋工場と明治天皇・昭憲皇太后御料車」。
鉄道記念物に指定されているそうです。
「鉄道記念物」なんてジャンルもあるんですね〜。
重要文化財に指定されている、「聖ヨハネ教会堂」。
明治40年に建てられたっていうから驚きです。
「大井牛肉店」と「三重県尋常師範学校・蔵持小学校」と「西郷從道邸(重要文化財)」。
思っていたよりも広大! ゆっくり見ようと思ったら、丸1日を要するくらい。
高速で浜松へ移動して、浜松餃子の名店「石松餃子 本店」へ。
17:30に着いたら、既に第3駐車場まで満車。
店内の受付機に番号を入力すると、携帯に電話が来る仕組みなので、列に並ぶ必要はなし。
1時間待って入店。
σ(^^)は餃子単品25ケ@1500円、カミさんは15ケ@900円。
他に、キャベツサラダとビールも発注。
にんにく控え目であっさり味、25コくらいペロリと食べられます。
ラーメンも食べれば良かった!
宇都宮の「みんみん」へ行った時も思ったけど、味は普通。
飯坂温泉の、「照井」の円盤餃子の方が上かな。
今日の宿泊は、「NEOPASA浜松」。
一般道からも入れて、SAの施設やドッグランも利用可。
本日の走行距離は、151.2kmでした。
3月24日
昨晩の車中泊は、我々を含めて2組。
SAのコインシャワー@10分200円を利用。
シャワー室も洗面所もきれいでした。
8:30に出発。
途中、イートインコーナーがあるパン屋で朝食。
まずは、「エアパーク 航空自衛隊 浜松広報館」へ。
ここは、駐車場内にもペット持ち込み禁止。
ちょっと離れた場所へ移動させられたけど、近くの門から入場できたので問題なし。
「展示資料館」の1階。XF-2モックアップと、F-1戦闘機。
他にも、戦闘機のメカニズムやカットエンジンなど多数。
「展示資料館」2階の、航空機の模型。
その他に、対空機関砲や機上搭載機器なども展示。
この後「全天球シアター」で、「創造への挑戦(上映時間約15分)」を観賞。
隣の大きな「展示格納庫」へ。
アップしてないけど、戦闘機のコックピットに座って記念撮影しました。
駐車場やシアターも含めて、全てダーターです!
東名で清水へ移動。
駐車場入庫待ちの列に並んでる間に、カミさんが「清水魚市場」内の「魚市場食堂」へ行ったら、お目当てのマグロ丼が売り切れだったのでパス。
清水マリンパーク近くの駐車場に車を入れて、「エスパルスドリームプラザ」へ。
今日が、今回の旅行の中で一番いい天気。
清水港から見る富士山が超〜きれい!
まずは1階の回転寿司屋へ。
この後にも食べたい物があるので、軽くつまむ程度。
清水と言えばのマグロと、地物の桜エビと生しらすと金目鯛。
3階の「ちびまる子ちゃんランド」へ。
今や清水と言えば、ちびまる子ちゃんですよね〜。
入場料は大人600円。
簡単なスタンプラリーなんかもあって、結構楽しめました!
隣の会場で開催されていた、「さくらももこさんの回顧展」。
直筆の絵やマトリョーシカ、実際に使われているマンホールの蓋などが展示されてました。
名勝「三保の松原」。
「羽衣の松」って、代替わりするんですね。
何かちょっと変な感じ。
本当は松原と富士山を一緒に撮りたかったけど、作業用の巨大なクレーンが停まってて台無し!
グルメツアー、最後は富士宮焼きそば。
広い駐車場もあってクチコミ評価も高かった、「お好み食堂 伊東」へ。
15時に到着して1時間待ちって言われたけど、実際は20〜30分程度で入店。
いったい昼時はどれくらい待つんだろう?
並焼きそば(並)@430円、五目焼きそば(並)@580円、生モツ焼き@430円を発注。
目の前の鉄板で焼いてくれます。
お好み焼きも旨そうだったな〜。1枚食べれば良かった!
帰りは、富士山を時計回りに走って、河口湖ICから中央道へ。
途中の展望台から、富士山と精進湖。
小仏トンネル渋滞にがっちりハマったけど、事故や違反もなく無事帰宅。
本日の走行距離は361.1km、総走行距離は1267.1kmでした。