10月14日
2泊3日で、長野と岐阜へ行ってきました。
6:00に家を出て、松井田妙義IC〜佐久南ICまで高速を使って、三才山トンネルを抜けてR19へ。 最初に立ち寄ったのが、「寝覚の床」。
日本五大名峡の一つ、木曽川の水流によって花崗岩が侵食された自然地形。 入場料は200円、最寄りの駐車場が500円。

「須原宿」に寄ってみたけど。
往時の建物や雰囲気は全くなし。

次に立ち寄ったのが、「阿寺渓谷」。
川岸まで下りられる場所がなかったのが残念。 古い鉄橋は、木材の運搬に使われていた森林鉄道の跡。

本日のメイン、「妻籠宿」へ。
条例により古い町並みが保存されている、中山道42番目の宿場。
最初の写真が、今年の7月4日から放送された、アニメ「サザエさん」のオープニング映像「夏−初秋編」の冒頭に登場するシーンと同じアングル。

すぐ近くの、「馬籠宿」。
こちらも古い町並みが残されているけど、妻籠宿に比べると商業化されてるって感じ。

栗が大好きなカミさんのリクエストで、「すや」の甘味処「榧」へ。
季節限定の、栗しるこ@980円。 甘さ控えめ、「栗っっっ」って感じ。
今日の宿泊地は、「道の駅 きりら坂下」。 小さな道の駅だけど、隣に地元のスーパーマーケットあり。


10月15日
昨晩の車中泊は我々だけ。
まずは「笛木城跡」へ。 石垣や門跡は残っているけど、建物はなし。
複数箇所で、巨大な自然石が利用されているのが大きな特徴。 重機もない時代に、こんな山上によくもこれだけの城を造ったモンだと感心。
天守があった展望台から見えたのが、木曽川に架かる「北恵那鉄道線 木曽川橋梁」。

さっき展望台から見えた、北恵那鉄道線 木曽川橋梁。
昔から、こういう朽ちかけた工業遺産が好き。

恵那峡大橋から見た「恵那峡」。
峡って感じはないし、水も汚く期待外れ。

カミさんのリクエストで、「恵那川上屋 本社 恵那峡店」へ。
季節限定のモンブランと栗パフェ。 町のケーキ屋で売ってるモンブランとは別物の味。

県立自然公園の中にある、「傘岩」と「千畳敷岩」。
傘岩は、国の天然記念物。 黒雲母花崗岩で、頭部の周囲は約10m。 どのように侵食されたのか、はっきりとは分かっていないらしい。 傘岩じゃなく、キノコ岩って感じ。
千畳敷岩は、大きな一枚岩。 千畳敷ほど大きいってことらしいけど、実際は百畳くらいかな。

R19を走っていたら、大きな駐車場に車がいっぱい停まっている店の前を通過。 するとカミさんが、「以前テレビで見た、牛まぶしの有名店だ」って言うのでUターン。 某喫茶店でナポリタンを食べるつもりだったけど、急遽予定変更。
「みわ屋 本店」。1時間待ってようやく入店。 牛まぶし(もも肉とロース)と、松茸の土瓶蒸しを発注。
1杯目はそのまま、2杯目は薬味と、3杯目はお茶漬けで。 もも肉とロースでは値段が1000円くらい違うけど、肉質の違いは歴然。 人気店だけあって、味もボリュームは◎
松茸の土瓶蒸しって、こんなモンなのかな。 初めてだから、旨いのか普通なのか分からん!
お土産に厚焼き卵のハーフサイズを買って、計6000円強。

国宝の建物があり、犬OKの寺があるってことで、向かったのが「虎渓山 永保寺」。
国指定名勝にもなっている庭園と、国宝の「観音堂(水月場)」。 これで駐車場も入場料も無料、訪れる価値あり。

今回の車中泊旅行のメインは、「多治見市モザイクタイルミュージアム」。
多治見市笠原町は、施釉磁器モザイクタイル発祥の地にして、生産量は全国一。 タイルの原料を掘り出す粘土山をイメージした外観と、その大きさとは不釣り合いな小さい入口が特徴的。
見学は4階から。 オリジナル作品の他に、モザイクタイル画の壁面や銭湯の絵タイル等。
子供の頃に住んでいた家の風呂と銭湯は、こんな感じのタイル貼るだったな〜。

3階は製造工程や歴史を紹介するコーナーで、2階は実際の生活の中でどのようにタイルが活用されているかを紹介する、住宅展示場のようなスペース。
1階は体験工房と土産コーナーに、写真の車が展示されているだけ。 入場料は310円。
今日の宿泊地は、敷地内に日帰り温泉が併設されている、「道の駅 信州平谷」。


10月16日
昨晩の車中泊は10台くらい。
一般道を茅野市まで走って、「器とCafe 陶仙房 須栗平」でランチ。
古民家を改装した人気店で、テラス席は犬OK。

ランチメニューは一択、里山の四季のおにぎりプレート@1100円。
デザートと飲み物は別注。

「茅野市尖石縄文考古館」へ。
土偶「縄文のビーナス」と「仮面の女神」は、どちらも国宝。 国宝の土偶なんて初めて見た! 他にも、長野県宝など多数。 入場料は500円。

最後に寄ったのが、「北澤美術館」。 展示は1階がガラス工芸で、2階が現代日本画。
エミール・ガレ、ドーム兄弟、ルネ・ラリック他の作品は、見応え十分。 これで入場料900円(100円引きのクーポン使用)はお値段以上。
三才山トンネルを抜けて、一般道を走って帰宅。 総走行距離は、736kmでした。


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