チェンマイ

ワット・プラ・シン
1345年、5代目パー・ユー王が父のカム・プー王の遺骨を納めるために建立。
境内の西奥にあるのが、19世紀に建造された有名なヴィハーン・ライカム礼拝堂。
中には、寺の名前の由来となったプラ・シン像が安置されたいる。
これはスリランカから伝来した仏像で、1400年にチェンライからここへ移された。
しかし1922年に頭部が盗まれ、現在は複製が置かれている。
また内部の壁には、14世紀に活躍した画家ジェック・センが描いた
壁画が残されており、当時のチェンマイの様子を知ることができる。
ヴィハーン・ライカム礼拝堂。
プラ・シン像。

内部の壁画。当時の城門周辺の様子。
当時の服装は女性も上半身裸で、
煙草を吸っている者も多数見受けられる。

カム・プー王の遺骨が
納められた仏塔。

境内入口を入った正面に建つ本堂。
こちらは後年に建て替えられたもの。

本堂内部。熱心に祈りを
捧げる人が多く見られる。


ワット・スアン・ドーク
1383年、6代目クー・ナー王がスリランカの高僧マハー・テラー・スマナのチェンマイ滞在を
記念して建立。スアン・ドークとは「花園」という意味で、夕暮れ時に赤く染まる姿が
花のように美しいことから、この名が付いたと言われている。
本堂には500年ほど前に造られた青銅の仏像が安置され、境内には仏舎利塔と
漆喰で塗られた王族のチェディが多数並んでいる。
スリランカ様式の仏舎利塔。
タイ様式の本堂。

仏舎利塔と王族のチェディ。
本堂正面に施された美しい彫刻。

広々とした本堂内部と青銅の仏像。


ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ
市内から西へ約15Km。聖地と崇められるドイ・ステープ山の山頂に建つこの寺には、
地元の人のみならず、タイ全土から参拝者が訪れる。
1383年にクーナー王により建立。麓から頂上の寺までは290段の石段で結ばれている。
プラ・タートとは仏舎利寺という意味で、
その名の通り中央には黄金に輝く仏舎利塔が建ち、その回りを囲む回廊には
釈迦の生涯を描いた壁画などが残されている。
また裏手にある展望台からは、チェンマイの街や山々が一望できる。
頂上へと続く290段の石段。
両脇には極彩色のナーガ
(魔よけの蛇)が建つ。
石段を登った寺院入口。

黄金に輝く仏舎利塔。
寺の周辺には計108つの
釣り鐘が設置されている。

釈迦の最期を描いた壁画。
展望台から見たチェンマイの街。
右に見えるのがチェンマイ国際空港。


おまけ

チェンマイ国際空港

近隣国からの国際線も乗り入れているだけあり、ターミナルビルは想像以上に立派。

ナイト・バザール

夜になるとチャン・クラン通りの両脇に、観光客相手の露天が所狭しと並ぶ。
売っている物は衣類や民芸品から偽ブランド商品まで様々。もちろん値引き交渉可。
コツは店側の言い値の1/3くらいからスタートすること。半値でも十分儲けが出ているらしい。

トゥクトゥク

3輪タクシー。メーターはなく、乗る前に行き先を告げ値段交渉を行なう。
観光客と見るや高額な値段を吹っ掛けてくる「ボッタくりドライバー」も少なくないので、もし
納得いかない場合は即、他のドライバーと交渉すること。
2〜3Kmなら50〜70バーツくらいが妥当。



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