6月27日
私の趣味の1つに映画鑑賞がある。
最近は映画館に出掛ける機会が減り、専ら自宅でDVDを見ることが多くなったので、
奮発してそれなりの装備を揃えた。
プラズマ・テレビとホームシアター・セット(5.1chシステム)である。
本当は100インチ以上が投射可能なプロジェクターが欲しかったのだが、
普段の実用性を考え断念した。
プラズマ・テレビを設置するのは簡単だが、問題はホームシアター・セット。
スピーカーを配置するには、
当然そこまでの配線が必要(最近ではワイヤレスで飛ばすシステムもあるらしい)となる。
スピーカー本体も天井から吊り下げるのが望ましいが、
いずれにしてもそこまでの配線が床な壁に露出してしまう。
これは格好悪いのでどうしても避けたい。
そこで週末を利用して、配線を壁に埋め天井裏を通す大工事(?)を行った。
この季節の天井裏は40℃を越える暑さ。全身から汗が吹き出し埃まみれになりながらも、
何とか通すことができた。リアスピーカーはボードファスナーを使って壁に固定し、
フロント・スピーカーはプラズマ・テレビにステーを付けて固定した。
以下が完成後の写真。なかなか上手いもんでしょ?
6月10日
子供の頃、週末の夜9時過ぎのテレビは「大人の香り」がする番組でいっぱいだった。
「キーハンター」「アイフル大作戦」などのドラマ、
「噂のチャンネル」「11PM」などのバラエティー、「プレイガール」
「ウィークエンダー(特に再現フィルムのコーナー)」「独占!大人の60分」などのお色気番組、etc・・・。
もう30年以上前の話である。(歳がバレますね!)
当時、我が家は平日・週末を問わず「夜9時就寝」が決まりだったので、
基本的にこれらの番組を見ることは許されていなかったが、
親が寝た後や出掛けた時などは、イヤーホーン片手にコッソリ起き出し、
ボリュームを目一杯しぼって隠れて見ていた。
時には親が帰ってきた気配に気付かず、見つかって怒られたこともあった。(笑)
これら多くの番組が、現在ケーブルテレビで見ることができる。
微かに内容を記憶している回に当たると、懐かしさも手伝って楽しさ倍増である。
今ハマッているのが「木枯らし紋次郎」。
原作・笹沢左保、演出・市川崑、
主演・中村敦夫(現参議院議員!)で1972年に始まったこの番組は、
当時「あっしには関わりのねえことでござんす・・・」の名セリフと共に爆発的にヒットした時代劇。
主人公のライフスタイルは当時の若者にも影響を与え、
長楊枝をくわえた紋次郎の格好を真似る者も多数いた。
かく言う私も、茹でる前のスパゲティをくわえ、一人悦に入っていたものだ。
上条恒彦が歌った主題歌「だれかが風の中で」も大ヒットした。
この番組を見ていると、どしゃぶりの雨の中での格闘シーンが数多く登場する。
晴れの荒野で斬り合うよりこちらの方が断然臨場感が増すのだが、
この手法を最初に用いたのは、おそらく故・黒沢明だと思う。
その辺りの真偽はともかく、もう30年以上前の番組だが、
今見ても古さを感じさせない。もし見ることのできる環境にある人は、是非ご覧あれ!!
※敬称は略しました。