11月18日
WRC(世界ラリー選手権)2003年シリーズは、スバルに乗るP・ソルベルグが、 最終戦でルノーに乗るS・ローブを1ポイント逆転し、 見事初のドライバーズ・チャンピオンに輝きその幕を閉じた。 最終戦まで縺れ込んだ若手ドライバー2人による熾烈なチャンピオン争いは、 最後までラリーファンを十分に楽しませてくれた。

同時に今年は、「ドライバーの新旧交代」を強烈に印象づけるシーズンでもあった。
C・サインツはシーズン3位に入ったものの、今や完全にチームNo2.ドライバーとなり、 来期いっぱいでの引退を表明。 昨年の覇者M・グロンホルムはシーズン6位に終わり、C・マクレーは来シーズンのシートすら決まっていない。R・バーンズは来期の完全休養を宣言し、 過去に4度の世界王者に輝いたT・マキネンは、若手の台頭を前に現役引退を余儀なくされた。 全員が元世界チャンピオンである!

まだまだ実力のあるベテラン・ドライバーが次々と姿を消してしまうのはちょっと寂しいが、 若手を育て後進に道を譲る姿は実に清々しい。
ロクに仕事も出来ないくせに、いつまでも会社に居すわり続けるお偉いアホジジイどもに、 その爪の垢でも煎じて飲ませたいものだ。


11月8日
1950年代〜70年代頃に生産されたブリキのおもちゃやソフト・ビニール製の人形が、 時に数十万円の値で取り引きされることがあるのは皆さんもご存じだと思う。 子供の頃に欲しくても買えなかった人が、大人になって当時の夢を叶えるために大金を出すのだろう。

おもちゃではないが、私もこれと同じ感覚で欲しいものがある。 それはギブソン社製のSGダブルネック・ギター「EDS-1275」だ。
私は高校時代ジミー・ペイジ(伝説のロックバンド「レッド・ツェッペリン」のギタリスト)の大ファンで、 どうしても彼が使っているギターと同じものが欲しかった。バイトで貯めた金プラス分割払いで、 ようやく中古のギブソン・レスポールを買ったのが17歳の時。購入価格は20万円だった。
このレスポールと同じくらい欲しかったのがEDS-1275。しかしこのギターの価格は、 当時約60万円! 中古でも40万円前後したので、とても買うことは出来なかった。

円・ドル相場が当時の半値以下になったこともあり、現在このギターの中古価格は15万円前後。 私はギターを弾かなくなってから15年以上が経つので、もし買ったとしても部屋に飾っておくだけ。 カミさんからも「今更買ってどうするの?」と言われているが、それでも欲しいものは欲しい!(笑)
1年ほど前から状態の良い出物を探しているのだが、残念ながら未だに見つかっていない。 現在も懲りずに物色中である。

参考までに、ジミーペイジが使っていたレスポールは1958年製。この年に生産されたものは、 特に音が良く生産台数も極端に少ないことから、現在の市場価格は700万円以上。 もしジミーペイジ本人が使っていたギターがオークションなどに出た場合、 その落札価格は数千万円、場合によっては億単位とも言われている!
17歳の時に買った
レスポール・スタンダード。
今でも売らずに持ってます!
ペグはジミー・ペイジと同じ
グローバー製に変更。


11月3日
自転車通勤を始めて約2カ月が経つが、つくづく日本の道路事情は自転車に適していないと実感する。
自転車は道路交通法上「車道」を走らなければならないが、車の交通量が多い道路では事実上不可能。 その場合はやむなく歩道を走るのだが、そこは段差だらけの上、 電柱や植え込みなどで狭くなっている箇所が多く、歩行者と余裕を持ってすれ違うことが出来ない。 他にも脇道からの飛び出し、右左折時に後方を全く確認しないドライバー、 歩道に乗り上げて駐車している車など、危険と障害物がいっぱいだ。

最近「地球環境にやさしい自転車をもっと活用しよう」という運動を展開している自治体も多いが、 そのためにはもう少し道路環境の整備も必要ではないかと思う。

また危ないのは車だけではなく、同じ自転車乗りの中にも沢山いる。特に危険なのが、 無灯火と携帯でメールを打ちながらヨロヨロと走っている輩。
こちらのマナーアップも必須だ。


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