マタヴェリ空港

1966年、タヒチからの定期便が運行されるようになったことを機に整備された。
この空港は、明らかに不釣り合いな大型国際空港並みの3000メートルを超える滑走路を
有している。いったいなぜか?
それは1996年、NASAがスペース・シャトルの緊急着陸用として資金を提供し
整備されたためである。シャトルが地球に帰還する際、もし予定の軌道を外れた場合でも
どこかに降りなければならない。その候補地の一つがこの空港なのである。
言い換えれば、イースター島周辺には滑走路を造ることのできる陸地がない、
つまりこの島が、それだけ絶海の孤島であることを意味している。

平屋建てのターミナル棟。
日本の地方都市の空港より小さい。
空港でもモアイがお出迎え。

高台から見た空港全景。
確かに滑走路が異様に長い。



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