滞在記 第8日目
(2010年5月28日 金曜日)


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注) 1EUR(ユーロ)=約118円。
カミさんより早起きして、F1モナコGPの市街地コースを一周歩いてみました。 まだ決勝日から10日しか経っていなかったので、路面には各所にブラックマークが、看板や縁石もそのまま、ピットやスタンドは撤収作業中でした。こちらが市街地コース図。 別ウィンドウで立ち上げてから以下へお進み下さい!
ピット前のストレート。まだスターティング・グリッドが残ってました。 右は撤収作業中のピットエリア。普段は駐車場やイベント会場などに使われているようです。
ストレートから第一コーナーへ向かう途中の左側にあるMAC(モナコ自動車クラブ)。 各種トロフィーやカップ、F1エンジンなどが飾られていました。
第一コーナーのサン・デボーテ(Sainte Devote)。 左は進行方向から、右は反対から撮った写真。 普段はロータリーになっています。 名前の由来は、コーナー奥にあるサン・デボーテ教会。
ボー・リヴァージュ(Beau Rivage)。「美しい海を望む」という意味を持つ上りのストレート。かなりの勾配です。 右の2枚はボー・リヴァージュの坂の途中から見たモナコ旧港。 今回の旅行で、マルセイユ、アンティーブ、カンヌなどの旧港へ行きましたが、断トツ贅沢な船が停泊してたのはここです。
マッサネット(Massanet)。高級ブランド店がズラ〜っと並んでます。 ボー・リヴァージュからグラン・カジノまでの左側には、モナコ屈指の高級ホテルがあります。 左がエルミタージュ、右がオテル・ド・パリ。 どちらのホテルも、グランプリ開催期間中のコースに面した部屋の予約は最低5泊から、宿泊費は軽く100万円を超えるそうです。
更に左へカーブすると、見えてくるのがグラン・カジノ。
カジノ・コーナー(Casino)。左は進行方向から見たところ。 右の写真の右奥から走ってきて、右へカーブ(写真の左側へ)します。 右から2枚目がグラン・カジノ、右がオテル・ド・パリの正面。
左2枚はミラボー(Mirabeau)へ向かうストレート。ここから一気に下ります。 右2枚が右コーナーのミラボー。左は進行方向から、右が反対側から撮った写真。
ミラボーを写したパノラマ写真。 右奥から走ってきて、右カーブして左奥へ走り抜けます。 かなりの勾配で下っているのが良く分かりますね。
ヘアピン(Hairpin)。正面に見えるのがフェアモント・ホテル(旧ローズホテル)。 昔はローズ・ヘアピンと呼ばれていました。
ヘアピンを抜けてミラボー・バス(Mirabeau Bas)へ。 左2枚が進行方向から、3枚目が反対側から撮った写真。 コーナーを抜けた左側に石で作られたF1のオブジェが置いてありました。
ポルティエ(Portier)。左は進行方向から、右は反対から見たところ。 普段は小さなロータリーになってます。
ポルティエのパノラマ写真。右奥から走ってきて、右カーブして左奥へ走り抜けます。
トンネル(Tunnel)。左2枚が進行方向から、右が反対側から撮った写真。 進行方向の左側は海、右はフェアモント・ホテルの駐車場入口になってます。
トンネル出口と、ヌーヴェル・シケイン(Nouvelle Chicane)へ向かう下り坂。 出口の上は賃貸マンションになっていて、以前(今も?)デューク更家氏が借りていると聞きました。 数年前の某テレビ番組内で取材に応じていましたが、もし賃貸ではなく買い取った場合の金額は6億8000万円(!)だそうです。
ヌーヴェル・シケイン。左は進行方向から、右が反対側から見たところ。 カジノからここまでが下り、上りはボー・リヴァージュだけ。 それだけボー・リヴァージュの勾配がキツいのです。
ヌーヴェル・シケインへ向かう道の右側には、クルーザーの売買を取り扱う店が数軒ありました。 モナコらしいですよね〜。
タバコ・コーナー(Tabac)。左は進行方向から、右が反対側から撮った写真。 コーナーの途中に本当にタバコ屋があります。
ルイ・シロン(Louis Chiron)。左は進行方向から、右が反対側から見たところ。 コーナー名の由来は、F1黎明期に活躍したモナコ出身のドライバーの名前。
プールサイド・シケイン(Poolside Chicane)。 左は進行方向から、右が反対側から撮った写真。
ラスカス(Rascasse)。左2枚が進行方向から、3枚目が反対側から見たところ。 名前の由来は角のレストラン。 壁に大きく店名「La Rascasse」と書かれています。GP開催中のテラス席のチャージはいくらするんだろう? 金ではなく常連オンリー? 外を掃除してる店員がいたから訊いてみれば良かった!
最終コーナーのアントニー・ノーズ(Anthony Noghes)。普段は信号のない交差点。 コーナーの右側にメルセデス・ベンツとファン・マニュエル・ファンジオの銅像があります。
ホテルに戻ってチェックアウトして、車で走りに行きました! ちょっと時間が遅かったので、スムースに走れませんでしたが、それでもヘアピンやトンネルを走れたので大満足! もしまた行く機会があったら、その時は早朝に走ろう!
ノボテル・モンテカルロ(Novotel Monte-Carlo)。 ホテルは斜面を利用して建てられていて、道に面した1階がレセプション、地下1階がバーで、2階と3階がレストランとプール。1泊だけじゃあ勿体ないホテルです!
モナコから最初に向かったのがマントン(Menton)。 目的は市庁舎とコクトーの結婚の間(Hotel de Ville et la Salle des Mariages de Jean Cocteau)です。 週末と結婚式のない日は見学可、入場料は3EUR。 ちなみにここで結婚式を挙げられるのは1週間に1組だけ。凄い競争率なのかな?
中は正にコクトーワールド! ちなみに本当は撮影禁止です。
旧港近くに常設の市場があり、日用品から生鮮食料品まで何でも売ってます。 その外の広場で、昨日に引き続き蚤の市に遭遇。またしてもカミさんの買い物タイムがスタート。
マントン市街から車で走ること約10分、フランスとイタリアの国境に到着。 かつてのパスポート・コントロールの建物が残っていますが、もちろん今はノーチェック。 当初はサンレモ(Sanremo)まで行くつもりでしたが時間の関係でNG、ここでUターンです。 ちなみに今までイタリアを旅行したことはなく、イタリアで飛行機を乗り継いたこともなし。 つまりこれが初イタリア上陸です。(笑)
次に向かったのはエズ(Eze)。 フランスには鷲の巣村と呼ばれる崖の上の集落が沢山ありますが、ここがその中で最も有名で美しいと言われている村。 各種ガイドブックに載ってるし、南仏の観光ツアーにも必ず入っているので、とにかく凄い観光客! 日本人率も一気にアップします。
確かに最も美しいと言われるだけあって、
どこを撮っても絵になります。
村の頂上部はエズ庭園という熱帯庭園になってます。ここだけ入場料が5EUR必要。 庭の他に、村の建物や全景が見渡せます。今日は残念ながら曇り空。 晴れてたらきれいだっただろうな〜。
エズを出発したのが予定よりも早かったので、ヴィルフランシュ・シュル・メール(Villefranche-sur-Mer)という港町に寄ることに。 海沿いの道に建つサン・ピエール礼拝堂(Chapelle St-Pierre)内の修復装飾を手掛けたのはジャン・コクトー。 ここもコクトーワールド炸裂! 入場料は2.5EUR、内部は撮影禁止。 今日はよくコクトーに遭遇する日でした。
ヴィルフランシュ・シュル・メールを後にして、最後の目的地ニース(Nice)へ。 ナビに従って走りましたが、市街に入ると歩行者天国や通行止めになっている道が沢山あって、なかなかレンタカー事務所に辿り着けない! 30分近く走り回ってようやく到着。 何とか無事に着いたけど、最後の最後に疲れた! ニースの宿はIbis Nice Centre Gare。場所はニース・ヴィル駅(Nice-Ville)のすぐ近く。 夕食はスーパーマーケットで買い出ししてホテルで食べ、夜は出掛けずのんびり過ごしました。
本日のGPSデータ。走行距離は72.3km。 総走行距離はジャスト1100km、計85L給油したので、燃費は12.9km/Lでした。



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