滞在記 第9日目
(2016年5月28日 土曜日)


※写真をクリックすると拡大されますが、スクリプトが無効だと拡大されません。
画面上部や下部にセキュリティの警告が表示された場合は、
ブロックされているコンテンツを許可→アクティブコンテンツを実行して下さい。


出来るだけ画面を大きくして見てね〜 (=^▽^=)ノ

注) 1EUR=約128円。
6:30に起きて、7:45にホテルを出発。 まずは中央駅(Centraal Station)で1日券@7.5EURを買って、2番トラムに乗って「Amsterdam, Rijksmuseum」で下車。 アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum Amsterdam)前の広場にある観光スポット「I amsterdam」、まだ観光客の姿も疎らです。
歩いてゴッホ美術館(Van Gogh Museum)へ。 着いたのは8:30で、我々が一番乗り。 当日券売り場の前で待とうとしたけど、どこが売り場でどこに並んでいいのかよく分かりません。 しばらくすると係員が出てきてロープを張り始めたので、「どこに並べばいいの?」って訊いたら、「後で言うから待ってて」という要領を得ない返答。 徐々に観光客が集まってきて、中には我々と同じ質問をしている(と思われる)人もいるけど、やはりハッキリとした返答は得られなかった様子。 ようやく8:55に係員から「ここから並んで下さい」というアナウンスが。 ここで感心したのが、誰も我先に並ぼうとしなかったこと。 「君は私より先に来てたよね」とか、「私の方が先に来てたよ」って感じで、自然に順番の列が出来てました。
9:00に開館。 入場は、前売券保持者→アムステルダムカード保持者→当日券購入者の順。 当日券は9:10に販売スタート、料金は17EUR。 館内は撮影禁止。監視はとても厳しく、手にカメラを持っているだけでも注意されます。 クレラー・ミュラー美術館(Kroller Muller Museum)にはなかった、ゴッホが浮世絵を摸写した作品がとても印象的でした。 見学時間は1時間半くらい。
「Amsterdam, Van Baerlestraat」から中央駅行きの2番トラムに乗って、「Amsterdam, Nieuwezijds Kolk」で下車、歩いて北教会(Noorderkerk)方面へ。 その途中で見たのがこれ。 ビールを飲みながら、ペダルを漕いで市内を巡る移動ビアカフェ。 飲み放題だけど、結構な料金(ハッキリ覚えてないけど数千円)です。
北教会近くの大人気カフェ、ウィンケル43(Winkel 43)で一休み。 カミさんは名物の生クリームがタップリ乗ったアップルパイとカフェラテ、σ(^^)はもちろんビール。(笑)
西教会(Westerkerk)に面した広場で開催されているビオマルクト(Biomarkt)へ。
美味しそうな物がいっぱい売ってます! ヤギとヒツジの肉をミックスして作られたサラミと、量り売りのチーズを購入。 ビオマルクトなので、ここで売られている品は全て無添加です。
きのこ屋さん。 椎茸は「shii-take」、舞茸は「MAI-TAKE」、なめこは「Nameco」という名で売られています。9年前にここを訪れた時、カミさんと「Shii-takeって書いてある!」って話してたら、それを聞いた地元の人から「オランダでも椎茸は椎茸って言うんだよ」って日本語で教えられたことを、今でもよく覚えてます。
2番→7番とトラムを乗り継いで「Amsterdam, Weesperplein」で下車、歩いてマヘレの跳ね橋(Magere Brug)へ。 ゴッホの名画「アルルの跳ね橋」に似ていることから、人気の観光スポットになってます。
昼食は、オンデル・デ・オーイエファール(Onder de Ooievaar)。 昼はカフェで、夜はバーになるんでしょうね。 もしこんな店が自宅の近くにあったら、間違いなく常連になりますね。
ビールは、Brouwerij'tIJとBrand。 食事は名物のGehaktbal@6.5EURと、Geitenkaas@5.5EUR。 Gehaktbalは手作りミートボール(写真では伝わりにくいけど、ボリューム満点)、Geitenkaasはヤギチーズとクルミのサンド+チャツネ。 味はどちらも◎、会計は20.8EUR。
「Amsterdam, Prinsengracht(Utrechtsestraat)」から4番のトラムに乗って、次の停留所で7番に乗り換えて「Amsterdam, Spiegelgracht」で下車、歩いてアムステルダム国立美術館へ。 並ぶことを覚悟してたけど、入口に列はなくすぐに入場でき、館内も思ったほど混んでませんでした。 チケットは17.5EUR。
アムステルダム国立美術館と言えば、このレンブラント(Rembrandt Harmenszoon van Rijn)作、「夜警」(De Nachtwacht)ですね。 表面が茶色く変色したことにより、長い間「夜」と誤解されていたけど、実は情景は「昼」。 正式な作品名は「フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ラウテンブルフ副隊長の市民隊」(蘭:De compagnie van kapitein Frans Banning Cocq en luitenant Willem van Ruytenburgh)。
こちらもルーベンスの代表作の一つ「アムステルダム織物商組合の見本調査官達」(英:The Wardens of the Amsterdam Drapers'Guild,Known as 'The Syndics')。 右は「使徒パウロに扮した自画像」(英:Self-portrait as the Apostle Paul)。
左からフェルメール(Johannes Vermeer)の「牛乳を注ぐ女」(蘭:Het melkmeisje)、「手紙を読む青衣の女」(蘭:Brieflezende vrouw in het blauw)、「恋文」(英:Love Letter)、ゴッホの「灰色のフェルト帽を被った自画像」。 他にも沢山の名画を鑑賞しました!
「Amsterdam, Rijksmuseum」から2番のトラムに乗って、「Amsterdam, Dam/Paleisstraat」で下りてダム広場(de Dam)へ。 ここは昔、アムステル川を堰き止めるダムがあった場所。 そこから「アムステルダム」という地名が生まれました。 昔「アメリカ横断ウルトラクイズ」で、「アムステルダムは、アムステル川をダムで堰き止めたことからその名が付いた。○か×か」って問題が出題されましたね〜。 広場に面して建つ大きな建物は、王宮(Koninklijk Paleis Amsterdam)。
この後、ホテルに戻ってちょっと一休み。
中央駅から17番のトラムに乗って「Amsterdam, Westermarkt」で下車。 本日の夕食は、カミさんのリクエストでザ・パンケーキ・ベーカリー(The Pancake Bakery)へ。 そう言えば、オランダに来てハイネケンを飲んだのは、これが初めてかな? 有名店だけあって混んでたけど、幸い待つことなく座れました。
歩いて西教会近くのアンネ・フランクの家(Anne Frank Huis)へ。 覚悟はしてたけど、結構な行列。 でも思ったより進みが良く、待ち時間は15分ほど、入場料は9EUR。 有名な本棚に見せかけた隠し扉も、当時のままの状態で保存されています。 館内は撮影禁止。

100uにも満たないスペースに、フランク一家4人+友人とその家族4人の計8人が潜伏。1944年8月4日朝、密告によりゲシュタポに全員が逮捕され、ヴェステルボルク通過収容所(独:Durchgangslager Westerbork、蘭:Kamp Westerbork)へ送られ、その後アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所(独:Das Konzentrationslager Auschwitz-Birkenau)へ移送。 男4人は強制労働、女4人はビルケナウへ。2カ月後、アンネと姉のマルゴーはベルゲン-ベルゼン強制収容所(独:Konzentrationslager Bergen-Belsen)へ送られ、解放の数週間前に死亡。 戦後まで生き延びたのは、父親のオットー・フランク(Otto Heinrich Frank)だけ。
一旦ホテルへ戻って、1人で駅近くのセックス・ミュージアム(Sex Museum in Amsterdam)へ。 殆どエロさはなく、日本の温泉場等にある「秘宝館」のような感じ。
左のオヤジ、これからどんな展開になるかは容易に想像できますよね。(笑)
飾り窓や、マリリン・モンローのヌードポスターの撮影現場を再現したコーナーもあり。 入場料は4EUR。
以上で、アムステルダム市内観光は無事終了。 行こうと思っていた所には全て行けました! そう言えば、今日は午後から雨の予報だったけど、良い方に外れて終日晴れ。日頃の行いのおかげかな。(笑)
左は、夜のアムステルダム中央駅(カメラの性能が良過ぎて画像が明るいけど、本当は結構暗かった)。 右はネットから拝借した、夜の東京駅。 やっぱり、似てるような似てないような。



滞在記 第10日目へ進む