滞在記 第5日目
(2019年5月28日 火曜日)


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注) 1ILS(イスラエル・シェケル)=約31円。


7:15にホテルを出発。 ホテル近くの「King George/Ben Yehuda」バス停から19番のバスに乗って、ヘブライ大学附属ハダッサ病院(Hadassah University Hospital - Ein Kerem)へ向かうことに。 ところが、20分ほど待っても一向にバスが来ない! とここで改めて路線図を確認したら、バスのルートが上りと下りで違っていて、スコーパス山(Mount Scopus)方面のバスは来るけど、病院方面行きのバスは来ないことに気付いた!
すぐにヤッフォセンター(Yafo Center)からLRT(トラム)に乗って、ヘルツルの丘(Mount Herzl)へ移動、27番のバスに乗車。

運転手に「ハダッサ病院まで」って言ったら、11ILS取られて切符とこのICカードを渡されたので、「σ(^^)は旅行者だから、ICカードはいらない」って言ったけど、「英語は話せない」と返されて終わり。
病院に来たのは、治療が目的じゃないですよ。(笑)
目的は、シャガールの窓(Chagall Windows)。 院内のシナゴーグに収められた、創世記、申命記に基づいた、イスラエル12部族の物語を表した12枚のステンドグラス。
ドイツのザンクト・シュテファン教会(St.Stephans-Kirche)で見たステンドグラスも凄かったけど、それに勝るとも劣らない! 入場料は20ILSで、写真撮影もOK。
希望すればオーディオガイドを借りられるけど、残念ながら日本語はなし。
一部のネットやガイドブックには「写真撮影不可」って書いてあるけど、訊いたらOKって言われました。 ちゃんと確認して良かった!
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シャガール好きじゃなくても、訪れる価値は十分ありです!
外へ出てバス停のベンチに座っていたら、間もなく19番のバスが。 「19番? 朝乗ろうと思ったけど、こちら方面行きはなかったバスだ。 ということは、これに乗ればホテル近くまで行けるってことだな」ってことで、運ちゃんに「キングジョージ?」って訊いたら思った通り「行くよ」って言われたので、そのまま乗車。 試しに、来る時に買わされたICカードをリーダーに通したら、1回分の乗車料金がチャージされてました。 もしかしたら、往復バスを使うだろうという親切心から、復路分の切符(カード)を売ってくれたのか?
「King George/Ben Yehuda」バス停に着いたのが10:00過ぎ。 ホテルへ戻って、シャワー浴びてから最後の荷造りをして、11:00前にチェックアウト。 よく見たら、エレベーターの横に「トリップアドバイザー・2017年ウィナー」の賞状が飾られてました。 シンプルなホテルだったけど、スタッフは皆フレンドリーで親切。 特に清掃係の若い兄ちゃん、強面だったけど、とってもいい奴でした!

ホテルにスーツケースを預けて、ホテル近くの「TAAMI RESTAURANT」で最後の食事。 ファラフェルとフムスで25ILS。 滞在中3回ここへ来たけど、何を食べても旨かった!
これにて全ての予定が終了。 イスラエルの出入国、特に出国審査はとても厳しいことで有名なので、早めに空港へ向かうことに。 今日はシャバットではないので、空港まではLRTと路線バスで移動。 ヤッフォセンターからトラムに乗って、中央駅(Central Station)で下車。 空港行きのバス停は、中央駅に向かって右側(東側)へ徒歩1分ほど。485番のバスで、料金は16ILS。


空港着が13:00。 チェックインカウンターへ向かう前に、係官にパスポートを提示して尋問を受けるシステム。 事実上、これが出国審査。
まずは航空会社と行き先を告げて、指定された列に。 並ぶこと20分くらいで、いよいよ順番が! 係官は、見るからに厳しそうな、目付きの鋭い若い女性。 以下がそのやり取り。
いくつか質問に答えて貰わなければなりません。 英語は話せますか? → 日常会話程度です。
1人? → そうです。
家族や友達と一緒ではないの? → いいえ、1人です。
イスラエルに来た目的は? → 観光です。
イスラエルに友人や家族はいる? → いません。
荷造りは自分自身でやりましたか? → はい。
誰かに持っていくように頼まれた物はありますか? → ありません。

質問はこれだけ。 この後、パスポートを機械に通して、おそらく顔の識別ソフトを使って、写真と実際の顔をじっくり見比べられて終了。 時間にして3分くらいだったかな。

これが、パスポートの裏に貼られた、バーコード付きのシール。 未確認情報だけど、この数字の1桁目が、若番ほど安全という判断らしい。 もしそれが本当なら、最も安全と判断されれば0(ゼロ)。σ(^^)は1だったから、ほぼ問題なしってことなのかな。 事実、この後に手荷物検査場や出国ゲートを通過する際に係官にパスポートを提示すると、必ずこのシールを確認されました。
ちなみに、これも未確認情報だけど、3のシールが貼られると荷物検査、それ以上だと別室送りになるとか。
カウンターへ行ったら、「ミュンヘン(Munchen)行きのチェックイン開始は45分後から」って言われたので、ラウンジへ行って有り金を使い切ることに。 ビール×2とクロワッサン×1で、残金は3.7ILS。
日本には就航していない、エル・アル航空(EL AL Israel Airlines)。 実機を見たのは初めてかも。
出国時も入国時と同様に、自動改札のような機械にパスポートの顔写真ページを読み込ませると、カードが発券される仕組み。そのカードに印刷されているバーコードをスキャナーが読み取るとゲートが開き、出国手続き完了。
LH-689便は、定刻より15分遅れの17:25に出発。 フライト時間は短いけど、食事が出ました。
ミュンヘン着は、定刻より5分遅れの20:10。 空港内のエアブラウ(airbrau)で、フランチェスカーナ・ヴァイス(Franziskaner・Weiss)飲むのを楽しみにしてたのに、乗り換えターミナル内に店舗なし。 他のターミナルまで行く時間がなかったのが残念! 乗り継ぎ時間が短いことを、初めて残念に思いました。(笑)
羽田行きNH-218は、定刻の21:25に出発。 最初のドリンクサービスでビールをお願いしたら、ちゃんと冷えたビールが出てきました。 流石、日系のエアラインは違うね!
最初の食事で、ビーフ or フィッシュでビーフをチョイスしたら品薄って言われたので、「フィッシュでOKですよ」って言ったら、2回目の食事は優先だったので、オススメのハンバーグを発注。
羽田着は、定刻より30分早い15:20。 当初は、上野の立ち飲み屋で一杯引っかけて電車で帰ろうと思ってた(笑)けど、それはまたの機会にして、16:30発の高速バスで帰宅。
最後に、帰国便が羽田に着陸してから、飛行機を降りるまでの間の出来事。
ANAの機内で流れる「アナザー・スカイ」が、以前に比べると明らかにオーケストラ調に。 座席が最後列だったので、CAさんに「いつから曲調が変わったんですか?」って訊いたら、「えっ、そうなんですか? 全然気付きませんでした」って返答。
そこから機体の話になって、σ(^^)が「機首に全日空って漢字で書かれていた、B747が好きだった」って言ったら、「私がCAになった時には、既に747は全機退役していたので乗務したことはないけど、先輩方は74(セブンフォー)と呼んでいて、話は何度も聞いたことがある」なんて会話に。
列が進んで飛行機を降りる直前、さっきのCAさんが「お客様〜」って言いながら追いかけてきたので、「何か忘れ物でもしたか?」と思ったら、「これをお持ち下さい」って言って、メモ帳とボールペンを渡してくれました。(笑)
どう見てもいいオッサンなのに、まるで子供みたいな扱い。 でもちょっと嬉しかったけど!(爆)



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