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今日は朝から生憎の雨ですが、予定通りホテルを7:15に出発し、車でカレンツァーノ (Calenzano)駅の駐車場へ。
昨日調べておいた券売機で電車の切符を買おうとしたら・・・。
あれっ? タッチパネルが反応しない! 昨日は作動したのに何で? 何度やっても無反応。
こりゃあ困ったと思っていたら、出発時間まであと数分って時に地元男性が現れたので交替。
最初は作動しなかったけど、何度が試していたらようやく反応!
どうやら雨に濡れて、タッチパネルの反応が悪くなっていたようです。
行き先が同じだというので、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(Stazione di Santa Maria Novella, SMN)までの切符を、まとめて3枚購入してもらいました。
運賃は2.5EUR。ホームへ行ったらすぐに電車が来たので乗車。ギリギリセーフ!
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8:10にサンタ・マリア・ノヴェッラ駅着、歩いてメディチ家礼拝堂(Cappelle Medicee)へ。
開館時間直後だったので待ち時間なしで入場、料金は9EUR。
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ここはサンロレンツォ教会(Basilica di San Lorenzo)に付属する、新聖具室 (Sagrestia Nuova) と君主の礼拝堂と呼ばれる2棟の建物の総称。
建てられたのは16世紀〜17世紀、新聖具室の設計はミケランジェロ。
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歩いてサンロレンツォ教会へ。時刻は9:30、開館時間は10:00〜なので、中庭のみ見学。
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σ(^^)は買い物は嫌いだけど、ヨーロッパの市場は大好き。
ということで、フィレンツェ中央市場(Mercato Centrale)へ。
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イタリアには日本同様、モツを食べる習慣があり、取り扱う肉屋も多数。
牛の第4胃をメインに、トマト・パセリ・セロリなどを塩コショウで煮込み、サルサソースで仕上げるランプレドット(Lampredotto)と、牛の第2胃を煮込んだトリッパ(Trippa)が有名。
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市場の中にも専門店あり。今日の昼食は、ここと決めてました!
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ランプレドットを皿に盛り、パンが付いてくるのがバスケッタ(vaschetta)。
他に最初からパンに挟み、ハンバーガーのように食べる形式もあり。
お値段はどちらも5EUR、赤ワインが1杯1EUR。味は◎!
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市場を出てサン・マルコ美術館(Museo di San Marco)へ。
ここは15世紀にメディチ家の援助でドメニコ会士のために建てられた修道院で、現在は美術館。入場料は4EUR。
中央は大食堂の壁に描かれたギルランダイオ作の最後の晩餐。
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左はフラ・アンジェリコ作の受胎告知。
隣は回廊横の巡礼宿泊所だった部屋に展示されている祭壇画。
フィレンツェに美術館は数あれど、このサンマルコ美術館が一押しという意見も多数あり。
しかし当日は待ち時間なし、館内もガラガラでした。
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2階は僧房。小さな部屋がいくつも続き、各部屋にキリスト伝の一場面が描かれています。
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次にやって来たのがアカデミア美術館(Galleria dell'Accademia)。
ここは長蛇の列で、入場まで1時間40分も並びました。入場料は11EUR。
ここを訪れる人の目的は、ほぼ100%ダビデ像(David di Michelangelo)と言っても過言ではないでしょう。
ミケランジェロが1501年から制作を開始し、1504年9月8日に公開した彫刻作品。
大理石製で、身長は5.17m。
ダビデが巨人ゴリアテとの戦いに臨み、岩石を投げつけようと狙いを定めている場面を表現しているそうです。
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以前某テレビ番組で、ダビデ像の黒目はハート型になっていると言っていたのでズームアップ。
確かにハート型だ!
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サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)。
ドゥオーモ(Duomo。大聖堂のイタリア語)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂 (Battistero di San Giovanni) 、ジョットの鐘楼 (Campanile di Giotto) の3つの建築物で構成されています。
まずはクーポラ(ドーム型の天蓋)の頂部へ、入場料は8EUR。入口上のモザイク画と、途中から見下ろす大聖堂内部は必見。
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フィレンツェ市街が一望できます。
左からジョットの鐘楼、ヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio)、サンタ・クローチェ教会(Basilica di Santa Croce)、緑色の屋根の建物が中央市場。
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大聖堂内部とステンドグラス。
ちなみにサンタ・マリア・デル・フィオーレとは、花の(聖母)マリアという意味。
全長153m、最大幅90m、高さ107m。八角形のクーポラの内径は43m。聖堂の大きさとしては世界第4位。
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クーポラ内部に描かれている天井画。
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サンタ・マリア・デル・フィオーレ全景。
手前左側の建物がサン・ジョヴァンニ洗礼堂、その奥が大聖堂(更に奥に見えるのがクーポラ)、右がジョットの鐘楼。
ジョットの鐘楼の頂部にも上がることが出来ます。今回は入らなかったけど、サン・ジョヴァンニ洗礼堂も入場可。
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サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(Basilica di Santa Maria Novella)。入場料は5EUR。
フィレンツェには沢山の教会があり、どこも見所としてガイドブック等に紹介されていますが、カトリック教徒でもないのにこれだけ行くと、ちょっとお腹いっぱい感が出てきます。
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教会内部。
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ステンドグラス。
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回廊。
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こちらはサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局。13世紀にドミニコ会の修道僧が薬草を栽培して薬剤を調合、以来800年以上経過した今も続いている、世界最古の薬局。
ここを世界的に有名にしたのが、映画「ハンニバル」。
レクター博士がクラリスに送った手紙に吹き付けたオーデコロンと、アーモンドのソープを買った場所として登場。
確かオーデコロンの芳香と、アーモンドのソープを送ったことで、レクター博士がフィレンツェに潜伏していることがバレたんだったっけな。
他にも映画「007カジノ・ロワイヤル」で、ボンドガールのヴェスパーが愛用する香水も、この店で販売されています。
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薬草の種類と効能を記した本も展示されています。
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一旦ホテルへ戻って、暗くなるのを待って車でミケランジェロ広場(Piazzale Michelangelo)へ。
ホテルを出たのが20:40、途中少し渋滞もあって、着いたのは21:20。
広場の中央に立つのは、ダビデ像のレプリカ。正式にレプリカと認められているレプリカです。
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左からサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ヴェッキオ宮殿、サンタ・クローチェ教会、ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)。
素晴らしい夜景を堪能して帰路に。往復高速道路を利用、料金は片道1.3EUR。
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