滞在記 第6日目
(2015年5月26日 火曜日)


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注) 1EUR=約138円。
「Casa per Ferie Siciliando」の入口。 ドアを入ると小さな中庭のようなスペースがあり、階段を上がった2階がフロント。 専用バスルーム付きの部屋と、バスルーム兼用の部屋があります。 宿泊費は、専用バスルーム付きの部屋が+10EUR。
チェックアウト前に旧市街を散歩。 まずはサン・ジョルジョ教会(Chiesa di San Giorgio)へ。 モディカ・アルタの守護聖人・聖ジョルジョに捧げられた、250段の階段を登った高台にあるバロック建築の最高傑作。
急な斜面に築かれた、ヨーロッパの田舎町って風情。 石造りの家や壁、石畳の道や階段等々、日本とは全く違う町並みです。
左:メインストリートのウンベルト1世通り(Corso Umberti T)と、斜面に広がる町並み。
右:14世紀に創建され、1693年の震災後にバロック様式に再建された、サン・ピエトロ教会(Chiesa di San Pietro)。
B&Bへ戻って朝食。 パン(トースターあり)とハム、ジュースとコーヒーというシンプルな内容。 宿泊費は、朝食・税込みで58EUR、市税が1人1泊1EUR、計60EURでした。 帰国後に調べたら、Booking.comにも登録されていて、口コミも高評価のB&Bでした。
モディカから車を走らせ、最初に向かったのが2002年にヴァル・ディ・ノート後期バロック様式の町として世界遺産に登録されたノート(Noto)。 駐車場がどこも満車だったので、スーパーマーケット前の広場に駐車して徒歩で市街へ。 これは大聖堂の向かいにあるドゥチェツィオ宮殿(Palazzo Ducezio)。18世紀に建てられ、現在は市庁舎として使われています。
広々とした前階段を持つバロック様式の大聖堂(Duomo di Noto)。1996年秋の長雨で、クーポラと中央身廊から右翼廊の天井が崩落。長年修復が行われていたそうですが、作業は終了したらしく、内部は真新しくなってました。
町の至る所に残る、バロック様式の建物。
ニコラーチ通り(Via Nicolaci)の奥に建つとモンテ・ベルジネ教会(Chiesa di Monte Vergine)と、通りの名の由来になったニコラーチ館(Pal.Nicolaci)。 バロック様式のモンテ・ベルジネ教会の鐘楼には階段で上がれ、そこからは町が一望できるようですが、混んでいたのと有料だったためパス。
ノートを代表するバロック建築のニコラーチ館は、18世紀に隆盛を極めた貴族ニコラーチ家の邸宅でしたが、現在は市の所有。
バルコニー下の、動物や人間を模したユニークかつグロテスクな彫刻で特に有名。
スーパーマーケット前の広場に駐車した車が気になったので、一旦車に戻って住宅街の広い道へ移動させてから、超有名店カフェ・シチリア(Caffe Sicilia)へ。σ(^^)はブリオッシュ・コン・グラニータ(かき氷とパン)、カミさんはピスタチオのケーキとカンノーロをオーダー。
次にやって来たのがシラクーサ(Siracusa)。 まずはネアポリス考古学公園(Parco Archeologico della Neapolis)へ。 入ってすぐ左にある古代ローマの円形闘技場(Anfiteatro Romano)は、修復中(?)か立入禁止。 更に奥へ進むとギリシャ劇場(Teatro Greco)へ出ます。 今でも演劇やコンサート会場として使われており、そのせいもあってか元々の石造りの座席は風化が進み、大半が板で覆われていました。
天国の石切り場(Latomia del Paradiso)の中で最も有名な、高さ36mの細長い耳の形をしたディオニュシオスの耳(Orecchio di Dionisio)と呼ばれる洞窟。音響効果が優れていることでも有名。
入園料は10EUR。古代ローマの円形闘技場以外にも、立入禁止となっている箇所が複数ありました。
オルティージャ島(Ortigia)まで走って、本日の宿ドムス・マリエ・アルベルゴ(Domus Mariae Albergo)にチェックイン。
ドゥオーモ(Duomo di Siracusa)広場のカフェで休憩。 今日は運転なしなので、ビールで乾杯! 冷えてて旨い! ビールが4EUR、紅茶が2.5EURでした。
シラクーサの守護聖女・聖ルチアに捧げらたドゥオーモは、元々紀元前5世紀に建てられたアテネ神殿。
神殿は、ビザンチン時代に教会に改築。 現在でもドーリア式神殿の円柱が、教会に組み込まれています! 入場料は2EURでした。
紀元前3世紀にシラクーサで生まれた、天才科学者アルキメデス。 その名を冠したアルキメデス広場の中央にある、アルテミスの噴水(Fontana di Artemide)。
夕食に行こうと思っていた店の前を通ったら、どうやら休みのよう。 そこでホテルへ戻ってスタッフにオススメ店を訊いたら、紹介されたのが「L'Osteria da Seby」。 予約の電話も入れてくれました。ホテルから歩いて5分ほどで到着。
シチリア風前菜10EUR、サラダ6EUR、ウニのパスタ15EUR、シラクーサ風パスタ10EUR、どれも美味! 白ワインのフルボトルが12EUR、ミネラルウォーター1Lが2EUR、テーブルチャージが1人2EUR、計59EURでした。
アルキメデス広場を通って、夜のオルティージャ島を散歩。 本当はこの後、シラクーサ名物の馬肉バーガーを食べに行こうと思っていたけど、満腹で断念。
ドゥオーモと、ドゥオーモ広場。
紀元前6世紀末に建てられた、ドーリア式のアポロ神殿(Tempio di Apollo)。 ビザンチン時代に教会、アラブ時代にモスク、ノルマン時代に再び教会、16世紀のスペイン時代には兵舎として使われていましたが、1693年の大地震で崩壊。
本日の走行距離は、ノートまで43km、ネアポリス考古学公園まで37km、ホテルまで4km、計84kmでした。



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