浦東地区

黄浦江と揚子江に挟まれた広大な未開発地域を、21世紀の巨大金融センターとして
国を挙げて開発中。経済都市に留まらず、近年は観光客誘致にも力を入れている。

外灘から見た浦東地区。
上海は霧の発生率が高い。
夜景はこんな感じ。                   


東方明珠塔

上海の新しいシンボル。高さ463m、アジアで最も高いテレビ塔。
展望台は全部で3カ所あり、高さは上から350m(上球)、263m(中球)、
90m(下球)。上球からの眺望は素晴らしいが、少しでも曇ると
見晴らしが悪くなるため、中球を利用する人が多いそうだ。料金は1人50元。
また1階には「上海都市歴史発展陳列館」があり、上海の今と昔を知る
ことができる。入館料は1人20元。

訪れた感想
週末や観光シーズンだと、エレベーターの待ち時間は1時間を優に超える。
もちろん、下りのエレベーターも同じくらい待たなければならない。
おまけに少しでも曇ると、眺望はまったく望めない。私が訪れた日の天気は
「薄日が射す明るい曇り」だったが、二球からは何も見えなかった。
下から塔を見上げて、頂上までクッキリ見える時でなければ、
展望台へ上がる価値はないだろう。

球体の部分が展望台。
夜景はこんな感じ。                   

塔の内部。中央の透明なチューブと
その両脇の黄色い看板がエレベーター。


上海海洋水族館

館内は地上3階、地下2階。各階はアジアゾーン、南アメリカ(アマゾン)ゾーン、
南極ゾーンなどの地域別で構成されている。
絶滅の危機に瀕した中国の固有種も見ることができる。
最大の売りは、地下1階にある全長155m、現在ギネスブックにも載っている
世界最長の「海底観光トンネル」だ。入場料は大人110元、子供70元。

訪れた感想
日本の同規模の水族館と比較すると、とにかく華やかさがない。
300種以上と書かれているが、カラフルな熱帯魚などは少なく、泳いでいる
のはどれも地味な魚ばかり。また日本の水族館によく見られる、
ジンベイザメやマンタのような「目玉」的な存在もない。
ベルトコンベアのような動く歩道に乗って移動する「海底観光トンネル」も、
ただ長いだけで、泳いでいる魚は生活魚が大半と鮫が少々といった感じ。
感想は「凄〜い」とか「綺麗〜」ではなく、「うまそう〜」だ。(笑)
今回の旅行で最も「行かなきゃ良かった」と思った場所である。

中国固有種の白い大ナマズ。
体長は1m以上!
これが自慢の海底観光トンネル。
しかし泳いでいるのは殆ど生活魚・・・                   

熱帯魚のコーナー。
種類が少ない・・・                   

映画「ファインディング・ニモ」で
お馴染みのカクレクマノミのコーナー。
水族館の癒し王、クラゲのコーナー。                   



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