滞在記 第2日目
(2003年4月29日)


水上バンガローへ移動するためのパッキングからスタート。 朝食は昨日ティアレ・マーケットで買ったパンとチーズ。
今日の午前中は「鮫とエイの餌付けショー」。大型のアウトリガー・ カヌーに乗って、鮫とエイがいるポイントへ行き、ついでに島を1周 するというツアー。お値段は1人5600CFP(1CFP=1.2円)。
余談だが、モツには「プライベート・モツ・ピクニック」というツアー がある。これは貸し切りのボートに専属のガイドが付き、鮫&エイ &マンタがいるポイントへ連れてってくれるというもの。お値段は グンと上がって27500CFP。更に豪華な食事が付くコースは、 ナントおひとり様55000CFP!
それでも1日2組限定ということもあるが、常に予約でいっぱいだ そうだ。我々も前日に申し込んだが(もちろん食事なしの方)、 残念ながらNGであった。

(写真はレストラン&レセプション棟)
まずは鮫の餌付けポイントへ。船上から魚の切り身を投げ込むと、どこからともなく体長2〜3mの鮫が 集まってくる。本来なら海に入ってその様子を見るのだが、この日は波が高かったためキャプテンが危険 と判断。船上からの見学だけとなってしまった。

船上から撮った写真。分かりづらいが、鮫が2匹いる。

それにしても海がきれいだ。私が今まで訪れた中で、最もきれいだったのはモルディブであるが、タヒチ と比較すると、どうやらこちらに軍配が上がりそうだ。

写真はカヌーのアウトリガー。これを付けることによって、船は一層の高速走行が可能となり、安定性も 増す。
島を時計方向にぐるりと回り、やってきたのはエイのポイント。 船が着くと、途端に沢山のエイが集まってきた。その数20匹 前後。「うじゃうじゃいる」という表現がピッタリだ。
このエイは毒を持たない安全な種類。大きさは幅が1m、尻尾を 入れた長さは1.5mくらいある。良く餌付けされているせいか、 とても人間に慣れていて、中には水面まで上がってきてキスする エイも! 20分ほど一緒に泳いでホテルへ帰還。ツアー全体の 時間は2時間30分ほどだった。
複数のエイが写っているのがお分かり頂けるかな?
ボートにはビデオカメラを持ったスタッフが乗り込んでおり、ツアー中ずっと参加者を撮影する。 撮影されたビデオは編集され、当日の夕方に上映会が催される。もちろん気に入れば買うことが 出来るが、お値段は7000CFP也。
私は買わなかったが、同じツアーに参加された方が、帰国後わざわざダビングして送って 下さいました。Uさん、感謝!!

写真はエイのアップ。左下が目、右上がシッポ。
ホテルに戻って、すぐに水上バンガローにチェックイン。
部屋の広さやレイアウトはビーチバンガローとまったく同じ。
違っている点は、テラスにビーチベッドがあることと、テーブルの 下がガラス張りになっていること。夜になって電気をつけると、 魚が沢山集まってくると言われたが、果たして結果は如何に?!
詳細は後ほど。
水上バンガローの室内。
基本的にはビーチバンガローと同じ。
左)
ビーチバンガローにもあったソファー。

右)
テラスから室内を見たところ。
昼食は「Snack Patoti」へ。
ここはマララを出て、ティアレ・マーケットとは逆の方向に歩いて5分 ほどの場所にある、気のいいおばさんが経営するレストラン。 洋食が中心だが、中華風に味付けした料理も多い。

書き忘れていたが、タヒチはとにかく物価が高い。日本と同じか、 少し高いくらいと思って間違いない。地元の人が買い物をする店でも、 その値段を見ると思わず目を疑ってしまうほどだ。日本と比べて安い のは、パンとチーズくらい。
本日のメニュー。
ポワソン・クリュ(生の魚をライムでマリネし、ココナッツミルクで和えたもの) 1300CFPと、おばさんオススメの魚介類のオイスター・ソース(?)炒め ライス付き1400CFP。
値段は高いが味は抜群。皿がなぜか中華風。
ホテルに戻ってコーラル・ガーデンへ。
ところがこの日は、岩場に乗り上げておいたカヤックが流されそうなほど波が高い!  タヒチで遭難したのでは洒落にならない。おとなしく引き上げることにした。

部屋に戻ってバンガローの周りでひと泳ぎ。ここは入り江なので波も穏やかだ。 小さい珊瑚もあり、魚も沢山集まってくる。
海から上がって、テラスのベッドにゴロリ。太陽と潮風が心地よい。これぞ至福のとき!  昨日は雲に隠れていたオテマヌ山も、今日はよく見える。まるで映画「トリプル・X」 のラストシーンのようだ。

あのラストシーンは、どのホテルで撮影されたのだろうか? インターネット上では 「モツでは?」という意見もあったが、ホテルのスタッフに聞いたらここではないと 言っていた。 
ボラボラ最後の夕食はホテルのレストラン。やっぱり1回くらいは食べないとね!  本日は多国籍料理のビュッフェ、1人4850CFP。ラムのグリルが絶品!  デザートも充実。
食事が終わると、民族衣装に身を包んだ地元のおばさま方が、タヒチの歌と踊りを披露。 このショーは、レストランの夕食とは別。宿泊客なら誰でも自由に見ることができる。 後半は見学者も踊りに参加し、けっこう盛り上がった(笑)。最後にバナナの葉で作った 籠や帽子もプレゼントされる。
このショーの前に、おじさんがギターの弾き語りを演っていた。最初はタヒチの民族 音楽を歌っていたのだが、数人の日本人を見つけるといきなり「いとしのエリー」や 「君といつまでも」を歌いだした。「昴(すばる)を弾いてやるから歌え」と言われた が、丁重にお断りしました。(笑)
電気をつけたまま出掛けたので、嘸かし沢山の魚が集まっているだろうと思っていたの だが・・・。アレ?! 1匹もいない。しばらく見ていても、たまに細長い魚 (勝手に「さよりちゃん」と命名)が1匹やってくるだけ。ガラスが外れないので、 パンを撒くこともできないし。期待して損した!

本日の天気:快晴時々強風



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