滞在記 第1日目
(2008年6月20日)


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注) 1EUR(ユーロ)=約172円。

自宅を5:00に出発。関越道〜外環〜東関道と走り、7:30に酒々井SA着。 ちょっと休んでから成田IC近くの駐車場に車を預け、空港着が8:30。 時間は違えど、自宅から空港までは毎回このパターンです。
いつも利用するのが、USAパーキングのJ2。 行きは駐車場から空港までバスですが、帰りはターミナルまで車を届けてくれるので、そのまま東関道に乗れてとても便利。

チェックイン後、早速5階の展望フロアで離着陸する飛行機を見学。 σ(^^) は大の飛行機好き。何時間見ていても飽きません。(笑)

先日シンガポール航空が世界の航空会社に先駆けて就航させた、最大の旅客機エアバスA380を見ようと、早めに出国審査を済ませてターミナルへ。ところがこの日は機材変更! せっかく楽しみにしていたのに 残念! もしかしたら初期トラブルが出て、しばらく前から飛んでいないのかな?

NH6325便(OS52便)は定刻の10:55に出発。機材はボーイング777-200。
食事は離陸後2種類から選択、着陸前にも軽食が出ます。
機内で最も重要な言葉は「Beer Please!」。 離陸直後から飲み始め、食後もDVDを観ながら飲み続け、CAから「また君かい!」と思われるくらいまで飲み倒しました。 全部で7〜8本、他に赤ワインも!(笑)
ウィーン着は定刻より30分早い15:25。 入国審査は質問もリターンチケットの提示もなく、すんなりとパス。 空港から西駅まではシャトルバスで移動。 南駅経由で所要時間40分、6EUR。チケットは運転手から購入。

バスの中で携帯電話の電源を入れたら、あれ!? 圏外だ。 国際ローミングで使えるはずなのに・・・。 カミさんの携帯の電源を入れたら・・・、ありゃ!? 問題なく使えるぞ! σ(^^)の端末はP903iTV、カミさんの端末はP903i。 どうやらiは対応、iTVは非対応のようです! これでカミさんと別行動の時、連絡を取り合うことが出来なくなってしまいました。 カミさんの「ちゃんと調べたの?(怒)」に返す言葉なし。

西駅で24時間券を購入、5.7EUR。 左のタッチパネル式自販機で簡単に買えます。ドイツ語の他に、英語、フランス語、イタリア語画面あり。クレジットカードもOK。 使い始めから24時間有効で、市内の地下鉄・バス・トラムの全てに乗れます。
ドイツ語で地下鉄はU-BAHN、バスはAUTOBUS、トラムはSTRASSENBAHN。 右の写真のように大きく書かれているので、停留所はすぐに分かります。
これが9番路線を走るトラム。 市街地の中心を走る路線の車両は、もっとスタイリッシュなデザインの新型車両ですが、9番はローカル線なので古いタイプ。 でもこちらの方が味があっていい感じです。
宿に着いてチェックインを済ませたのが17:30頃。 部屋はこんな感じ、スーツケースを広げても問題ない広さ。 ここはその名の通り、ホテルではなくペンション。 なので設備や仕様は最低限、快適とは程遠い内容です。 ネットのクチコミサイトや掲示板に、ミニバーがない、エアコンがない、エレベーターがない、バスルームにアメニティグッズがない等と書き込んでいる人がいましたが、もしそういうものを望むなら、もっと上のランクのホテルに泊まることをオススメします。
早速43番のトラムに乗って「リンク」へ。 リンクとは、昔城壁に囲まれていた市の中心部。 現在は城壁だったところが環状道路になっており、ほとんどの歴史的建造物が、この内側と道沿いに建っています。 ここは市庁舎前広場。EURO2008のファンゾーン(試合が行われるスタジアムの入場チケットを持っていないファンのための応援会場)になっていました。
ブルグ劇場もサッカー仕様。 ギリシャのパルテノン神殿を思わせる国会議事堂はフェンスで囲まれ、立入禁止・見学不可の処置が取られていました。 リンクを1周するトラムも運休。 何もこんな場所にわざわざファンゾーンを作らなくてもいいじゃん! もっと広い郊外でやれよ!
有名なモーツァルト像(像の前には季節の花がト音記号を模って植えられています)がある王宮庭園も、セキュリティを理由に閉鎖中。
リンクの中で最初に完成したのが、この国立オペラ座。 ヨーロッパ3大オペラ座の1つだそうですが、パリのオペラ座には遠く及ばない印象。 参加しませんでしたが、内部見学ガイドツアーがあるようです。
カミさんの目的その1。カフェ・ザッハーで食べるザッハー・トルテ。 世界的にその名が知られる、超有名なチョコレートケーキ。 ひとくち貰って食べたけど、とてつもなく甘かった! もちろんσ(^^)のオーダーはドラフトビール。(笑)
テーブルに小さな新聞が置いてあるのかと思ったら、これがメニュー。 なかなか洒落たデザインです。店内はシック&豪華。 その分お値段もそれなりで、トルテが4.9EUR、グラスビールが3.9EUR。
ウィーンの代名詞、シュテファン大聖堂。12世紀にロマネスク様式として建てられた教会を、14世紀にゴシック様式に改築。 高さ137mの南塔の上部が改修工事中だったのが残念。
モザイク模様が施された屋根。双頭の鷲はハプスブルグ家の紋章。
内部の祭壇はバロック様式。身廊の長さは107m。 当日は照明とプロジェクターを使って、何かの催し(芸術的個展? それとも社会的な呼びかけ?)が行われていました。 ステンドグラスはシンプルだけど色鮮やか。
ここはシュテファン大聖堂前の広場。 酔っぱらって大騒ぎしている、常識のかけらもないサッカーのサポーター連中が捨てたペットボトルや 空き缶、割れたビール瓶などで、辺りはこの有り様。 日本でもJリーグの試合会場へ向かう連中が、路上でラッパを吹く、ゴミを捨てる、落書きをする等で、周辺住民が迷惑しているという報道がありました。 なんでサッカーファンはこうなの? 皆が皆そうではないのでしょうが。
その後Alser Strasse駅まで43番トラムに乗り、地下鉄で西駅へ移動。 ザルツブルグ行き列車の時刻表と手荷物預かり場の有無を確認後、駅構内にあるスーパーマーケットで夕食を買い込んで宿へと戻りました。
右の写真は地下鉄に貼ってあったシール。 リードと口枷を付ければ犬を乗せてもOKだよという意味。 ペットの犬に対して寛容ですね〜。



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