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この後Salzburgwerkへ向かいますが、路線バスで行くには途中で乗り換えなくてはなりません。
時刻表を調べたら乗り合わせが悪く、途中の停留所で40分近い待ち時間が。
ここからタクシーで直接Salzburgwerkまで移動できれば、大幅に時間を短縮できるのですが・・・。
ほとんどの観光客が、車かツアーバスで来ているせいか、客待ちのタクシーはゼロ。
しばらく駐車場内をウロウロしましたが、結局捕まりませんでした。
写真はケールシュタインハウス行きバスの切符売り場。
電光掲示板には、次のバスと最終バスの発車時間、現在の山頂の気温が表示されています。
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諦めてkehlstein Busabfahrt発11:32のバスに乗ってSchiessstattbrucke停留所で下り、徒歩でSalzburgwerkへ。
バスなら3〜4分ですが、歩くと20分くらい。
ここから、今朝買っておいたザルツブルグカード使用開始。
正規の入場料は14EURですが、カードを提示すると12.5EUR。
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ザルツブルグを日本語に訳すと「塩の砦」。
その名の通り、中世から岩塩の産地として発展してきました。
今では工業用の他に観光用の岩塩鉱がいくつかありますが、その中で最も楽しめると評判なのが、ここSalzburgwerk(ザルツブルグヴェルク)。
まず作業用のつなぎ(入場料に込み)を着てトロッコ列車に股がり、鉱山の中へと入っていきます。
このトロッコのスピードが結構速くてビックリ。
列車を下りると、全長20数m、高低差10数mのすべり台で更に地底へ。
ちょっとした冒険気分が味わえて楽しい!
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その後は、途中途中で掘削や搬出方法などの説明を受けながら、徒歩で鉱山の奥へ。
ガイドの説明はドイツ語。
ガイドの説明が終わると、英語のオーディオガイドが流れます。
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ここは地底湖。船に乗って向こう岸まで渡るのですが、この湖は高濃度の塩水。
地底で採れた岩塩は搬出効率を考え、一旦このように水に溶かされ、それを地上へ汲み上げて精製・乾燥するのだそうです。
対岸に着くと、ケーブルカーとトロッコ列車を乗り継いで出発地点へ帰還。
所要時間は約1時間。評判通り、なかなか楽しいツアーでした。
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岩塩鉱の隣にあったカフェで遅い昼食。
ところがこのカフェが最悪で、パスタは冷凍物、ビザは注文を取ったことを忘れたらしくなかなか出てきません。
バスの時間が迫っているので催促しても「1minute」って言うだけ。
結局ようやく出てきたピザはそのままテイクアウトして、バスを待ちながら停留所で食べました。15:20発の
バスに乗り、ザルツブルグ市内に戻ったのが16:00。
今になって考えると、ザルツブルグでレンタカーを借りれば良かったかな。
そうすれば、もう少し楽に動けたと思います。
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モーツァルトの小橋を渡ってザルツブルグ市内へ。
この橋も映画「サウンド・オブ・ミュージック」に登場。
橋の向こう、山の上に見えるのがホーエンザルツブルグ城塞。
右の写真は大聖堂。
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ホーエンザルツブルグ城塞はザルツブルグのシンボル。
建築が始まったのは1077年。
増改築を重ね、今の姿になったのは17世紀に入ってから。
城塞まではケーブルカーで上がれます。
入場料は10EUR(ケーブルカー込み)ですが、ザルツブルグカード有効(つまり無料)です。
右の写真は、城塞から見たケーブルカーの始発駅。徒歩で上がってくるのは結構キツいかも。
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城内は見学可能。日本語のオーディオガイドもあります(入場料に込み)。
拷問部屋と地下牢なんて怖い部屋もあり、壁には拷問器具が飾られていますが、実際に使われたことはないとか。
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螺旋階段を上って城の頂上へ。
ここからは市内が一望できます。
右の写真はミラベル宮殿。
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現存する中世の城塞の中で、最も保存状態が良いと言われているそうです。
城内には他にも、武器博物館やステートルーム、マリオネット博物館などもあります。
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ケーブルカーに乗って始発駅へ。
そこから少しの距離に、今晩行こうと思っていたStiegl Kellar(シュティーグル・ケラー)がありました。
一旦ホテルへ戻り、再度ここまで戻って来るのは二度手間。
というわけで、ちょっと早いけど本日の夕飯となりました。
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