滞在記 第9日目
(2008年6月28日)


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注)1HUF(ハンガリー・フォリント)=約0.74円。   

今日は夕方まで別行動。カミさんは買い物、σ(^^) はセンテンドレへ。 センテンドレはブダペストから北へ19km、年間100万人の観光客が訪れるという小さな町。 交通手段はいくつかありますが、今回はバスを選択。 乗り場は地下鉄M3のArpad hid駅で下車、駅前がアールパード橋長距離バスターミナル。 窓口で市内乗り放題券を見せれば、市外分の料金だけ清算してくれます。片道300HUF。
てっきり終点が目的地だとばかり思っていたのですが、バスはどんどん郊外へ進んでいきます。 センテンドレのバス停は、アールパードから30分くらいのはず。 そう言えば、さっきそれらしいターミナルに停車したな〜。 もう始発から45分乗っているので、乗り越したことは間違いないようです。 でも誰かと待ち合わせしてるわけでもないので、このまましばらく行ってみることに。σ(^^) は子供の頃、行き先に見たことも聞いたこともない地名が書かれたバスに乗り込み、所持金の半分で行けるバス停まで行って下り、周辺を散策して帰ったことが何度かありました。 今はその時の心境です。考えてみると、その頃から旅行好きだったのかな!?(笑)
ところが、行けども行けども変わり映えしない町の連続。 「ちょっと面白そうだから下りて行ってみようか」と思うような場所が全くありません。 結局、どこにでもある田舎町で下りて、目的地まで引き返しました。 超過料金は200HUF。左の写真が、閑散としたセンテンドレのバスターミナル。 バスターミナルと鉄道駅は隣接しています。
駅前の地下道を抜け、Kossuth Lajosu.(コッシュート・ラヨシュ通り)を進むと、次第に店が増えて賑やかになってきます。
10分ほどで中央広場に到着。 更に5分ほど上り坂を歩くと、丘の上のカトリック教会に着きます。
丘からは町が一望できます。右は教会近くにあったお洒落なカフェ。
センテンドレには、小さな博物館や美術館が沢山あります。 その中で一番面白そうだったのが、このマジパン博物館。 ハンガリーではマジパン細工のお菓子が盛んに作られていますが、ここには大きな作品が多数展示されています。入場料は400HUF。
左はご存じ忍者タートルズ。身長は60〜70cmくらいあります。 右は国会議事堂。制作期間1カ月、使用したマジパン60kgの大作!
お城の塔と、等身大のマイケル君。お城の塔の高さは150cmくらい。
子供の頃の夢だったお菓子の家と機関車。機関車の大きさは1mくらい。 出口にはしっかりお土産コーナーがあります。(笑)
小さな町なので、1時間もあれば見て回れます。 ゆっくり回っても2時間あれば十分でしょう。 昼食はケバブサンド。 スパイシーソースたっぷりって言ったら、本当に辛かった! でも旨い! ボリューム満点で、お値段600HUF。 店はセンテンドレ駅の真ん前。
バスに乗ってアールパード駅まで戻り、一旦ホテルへ。 これはブダペストの地下鉄のエスカレーターですが、スピードは日本の倍くらい。 速くて快適です。旧共産圏の地下鉄は、どこも深いのが特徴。 戦争になったら避難場所として使ったり、地下鉄で物資を運ぶためなんでしょうね。
カミさんと合流して、夕食はデアーク広場近くのレストランArany Pince(アラニ・ピンツェ)へ。 最後の夕食はハンガリー料理です。 店は地下、階段を下りる前の1階入口にはメニューの写真があります。
何はなくとも、まずはビールで乾杯!
ドラフトと黒ビール、どちらも◎!
このレストランは某ガイドブックに載っている関係で、日本人観光客も多く訪れるようです。 陽気な店主が片言の日本語で迎えてくれます。
今回の旅行で、初めてフォアグラがハンガリーの名産品だと知りました。 そうと分かれば食べない手はない!ってことで注文しましたが、想像していた厚切りのソテーではなく、薄切りのフライのような調理法にちょっとガッカリ。 もう1品頼んだ鶏肉のパプリカソースは◎。
レストランを出て、夜のブダペスト見物。これは荘厳な大聖堂。 大聖堂前の通りはなかなか洗練されていて、通りの両側にはいい感じのカフェが並んでいました。
夏期週末の夜は、くさり橋がホコ天になり、特設ステージではライブ、橋の両側には屋台が並びます。 右の写真は行列が出来ていた店。 炭焼きのバームクーヘンです。
くさり橋と王宮の2ショットは絵になります。
ライトアップされた観光名所。
左:王宮
中:ゲッレールトの丘
右:漁夫の砦
左は国会議事堂。
くさり橋の周囲に建つ有名ホテル群。
左:フォーシーズンズ
中:カールトン
右:ソフィテル
ソフィテルの1階にあるカジノ。 表の看板を見る限りでは、ルーレットにスロットマシン、テーブルゲームはブラックジャックくらいのようです。 ヨーロッパの都市には、必ずと言っていいほどカジノがあります。 そう言えば、東京お台場のカジノ構想はどうなったのかな?



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