誰でもできるの?


アメリカなどへ旅行した時、射撃場にライフルや拳銃を撃ちに行った経験がある方も
いらっしゃると思います。射撃場には貸し銃や弾が揃っていて、お金さえ払えば誰でも気軽に
射撃を楽しむことができます。では日本でも、射撃場へ行ってお金さえ払えばクレー射撃を
楽しむことが出来るのでしょうか? 残念ながら答えは否です。
日本で散弾銃を所持するには、各都道府県の公安委員会から「銃砲刀剣類等所持許可」の
資格を取得しなければなりません。そのためには、筆記・実技試験や調査(詳しくは次項)を
パスする必要があります。もちろん言うまでもありませんが、例えこの許可を取得しても
拳銃や改造銃の所持は一切認められていません。
尚、以下の項目に1つでも該当する人は、所持許可を取得することは出来ません。
       
20歳未満の人。体育協会から推薦を受けた人は18歳から取得可。
精神病者。もしくは精神病歴のある者。
アルコール、麻薬中毒者。
住所不定者。
諸事情で所持許可を取り消されてから5年を経過していない者。
銃砲刀剣類の不法所持により、罰金以上の刑に処せられてから5年が経過していない者。
銃の保管義務や譲渡制限に違反して罰金以上の刑に処せられ、その刑が終わってから5年
を経過していない者。
銃砲刀剣類を使って殺人、強盗、強姦、誘拐、傷害、恐喝などの凶悪な罪を犯した者で、
その刑の執行が終わった日から5年以上が経過していない者。
又は、その行為から10年を経過していない者。
集団的に、又は常習的に暴力的不法行為その他国家公安委員会規則で定める違法行為を
行うおそれがある者。
他人の生命や財産または公共の安全を害するおそれがあると認めるに足りる理由がある者。

だいたいこんなところです。要は普通の人なら大丈夫ということです。(笑)



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