アフ・ナウナウ

アナケナ・ビーチの小高い丘の上に立つ7体のモアイ。
1978年、土に埋もれた状態で発見されたため、他のモアイに比べると輪郭や彫刻が
はっきりしている。7体のうち4体が「プカオ」と呼ばれる帽子を被っているが、
このプカオを被ったモアイは他に、トンガリキとタハイに各1体ずつしかない。

このモアイが発見された時、もう1つ重要なものが見つかった。
それはモアイの「目」である。イースター島には1000体近くのモアイがあるのに、
なぜ目は1つしか発見されていないのだろうか?
その理由は、モアイの目には「マナ」と呼ばれる霊力が宿っていると信じられていたため、
フリモアイ(モアイ倒し戦争)の時に真っ先に破壊されたものと考えられている。
唯一現存する「目」は、現在イースター島博物館に展示されている。

白い砂浜を背にして立っている。

モアイをクリックすると拡大されます!
逆光だったため写真が暗くなってしまいました。


アフ・ナウナウが立つ丘の更に上の斜面に、ホツマツア王のモアイが立っている。
これはノルウェーの考古学者トール・ヘイエンダールが発掘し、自らが唱えた「モアイの立て方」を
実証するための実験に使われたモアイ。

モアイの前には、ヘイエンダールを
記念するプレートがある。

ホツマツア王のモアイとアフ・ナウナウ。
写真の右側がアナケナ・ビーチ。



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