タハイ

かつてのイースター島民の儀式村。
船着場を中心に3つのアフがあり、その周りに当時の生活様式を窺い知ることの
できる様々な遺跡が残されている。

当時の住居跡。その形から通称
「ボートハウス」と呼ばれる。楕円形に
組まれた石には穴が開けられており、
そこに竹などを刺して柱とし、
葦などを使って屋根や壁を造った。
ビッシリと石が敷きつめられている
部分は庭。楕円の長さは
10メートル以上もある。
住居兼避難場所として使われた
石組みの建物。
入り口は「匍匐(ほふく)前進」でないと
入れないほど小さい。

こちらも避難場所として使われた
自然の洞穴。大人がようやく10人ほど
入れる大きさ。
鶏小屋。当時のイースター島民にとって、
鶏は大切なタンパク源であった。


アフ・タハイ

船着場の横に立つモアイ。


アフ・コテリク

島内で唯一「目」が入っているモアイ。
かつては多くのモアイに白サンゴと赤色凝灰岩から作られた眼が入れられていたが、
目にはマナと呼ばれる霊力が宿っていると信じられていたため、
フリモアイ(モアイ倒し戦争)の時、真っ先に壊されたと考えられている。
唯一現存する目は、現在イースター島博物館に展示されている。このモアイに
入れられている目はレプリカ。


アフ・ヴァイウリ

写真でも分かる通り、左端のモアイは失われている。

モアイをクリックすると拡大されます!

タハイ全景。
手前からコテリク、タハイ、ヴァイウリ。
ボートハウスとアフ・ヴァイウリ。



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