滞在記 第7日目
(2007年5月24日)
注) 1EUR(ユーロ)=約170円。
腰の状態は良くなりません。朝食を食べて部屋に戻り、チェックアウト 時間ギリギリまで休憩。11時前に部屋を出てアントワープ中央駅へ。 アムステルダムまでの切符はクレジットカードで購入、大人2等で28.8EUR。 写真は駅構内から見たドーム部。
アントワープ中央駅11時33分発のインターシティに乗車。途中 アナウンスもパスポートチェックもないので、どこがベルギーとオランダの 国境で、いつ越えたのかなどはサッパリ分かりません。 アムステルダム中央駅着は13時39分。
着後すぐに駅の出口近くにあった自販機でストリッペンカールトを購入。 バスやトラムに7.5回乗れるお徳用チケットで6.8EUR。複数人での使用も可能。 トラムに乗ったら、車掌がいる場合は車掌に、いない場合は自動検札機に チケットを入れ、乗車した日時を刻印します。1時間以内なら乗り降り・ 乗り換え自由。
駅からホテルまでは歩いて10分ほど。コーヒーショップが併設されている バーと、道の反対側の建物の2階以上が部屋になっているため、一見すると ホテルとは分かりません。ちなみに、コーヒーショップは喫茶店ではなく マリファナバーのこと。オランダではソフトドラッグや売春は事実上合法、 その他にも同性愛やポルノに関しても世界一寛容な国なのです。写真は 室内の様子。オランダをイメージした内装。
このホテルは各部屋がテーマ毎の内装になっているため、全ての部屋が 違うデザインになっているそうです。予約したのが遅かったため、 同じ部屋に連泊できず、明日は違う部屋へ移動です。
腰痛がちょっと治まってきたので、無理しない程度で出掛けることに。 これはホテルのすぐ近くにある旧教会。文字通りアムステルダムでは 最古の教会で、建てられたのは14世紀の初め。15分毎に鳴る鐘の音が 部屋まで聞こえてきました。
ダム広場に立つ戦没者慰霊塔と、西側に建つ王宮。現在は迎賓館として 使われています。
ダム広場からトラムに乗ってWestermarktで下車し、今旅行2番目の 目的地であるアンネ・フランクの家へ。これはすぐ近くに立っている アンネの像。どういうわけか、本人とは全く似ていません。
こんな風に日時が刻印されます。右は1回券で、お値段1.6EURとお高め。 トラム内では回数券が買えないので要注意。
アンネ・フランクの家の全景。「この近代的な建物が?」と思いましたが、 内部は当時のままの姿で保存されています。1940年5月にドイツ軍がオランダを 占領し、ユダヤ人の状況が徐々に悪化。1942年7月6日、フランク家を 始めとする8人のユダヤ人が、父の職場であったこの建物の3階と4階で 潜行生活に入りましたが、44年に発見されアウシュビッツへ。その後 アンネは姉のマルゴーとベルゲン・ベルゼン収容所へ移送されますが、 そこでチフスのため命を落としました。
あの有名な本棚に見せかけた隠し扉を始め、階段や部屋、壁に書かれた アンネの落書きまで保存されています。内部の撮影は禁止。 入場料は大人7.5EUR。
アンテナ・フランクの家のすぐ近くにある西教会。塔の高さは85mで、 アムステルダムでは最も高い教会塔。
更にトラムに乗ってマヘレのハネ橋へ。ゴッホ作「アルルのハネ橋」 に似た木製の橋。夜になるとライトアップされるそうです。
ここで腰痛が限界に。ダム広場までトラムで移動し、歩いてホテル方面へ。 今日は朝食以来なにも口にしていないので、早めの夕食にしました。 入ったのはホテル近くの中華レストラン。アントワープで中華街へ行く はずだったのがキャンセルになったのでちょうど良かった!
ワンタンメンとチリチキン(大盛りのライス付き)。どちらも美味でした。

そう言えば。ホテルの1階はバーになっていると書きましたが、宿泊者には ビールをはじめとするアルコール類とジュースが格安料金で提供されます。 そのお値段、生ビールの大ジョッキが1杯2.4EUR。なのでホテルに帰って ビールを飲んだ方が安いのですが・・・。

でもレストランでビール飲まないのはつまらない! ということで、 結局2本飲んでしまいました。左のアムルテルビアーは美味でしたが、 右のアムルテルモルトはイマイチ。ジュースも1本頼んで、 会計は25.5EUR(チップ別)。



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