滞在記 第8日目
(2007年5月25日)
注) 1EUR(ユーロ)=約170円。
ホテルの朝食。1階のバーで12時まで食べることが出来ます。こちらも バフェ方式の食べ放題。
ホテルが面している通りには、様々なイカガワしい店があります。 ゲイシネマと大人のおもちゃが陳列されている店。
これがホテルの外観。2階から上がホテルで隣がコーヒーショップ。
左:ホテルの正面にある店。イチ押しはマジック・マッシュルームの ようですが、他にも様々なソフトドラッグが取り揃えられていると 看板に書かれていました。
右:脇道のポルノショップ通り。扱っている商品は全てノーカットの モロ出し。かなりドギツい商品も。
ホテルを出て近くを観光しながら、歩いて中央駅方面へ。これはホテルが 面している通りではなく、反対側の運河沿いから見た旧教会。
こちらはマルクト広場の計量所。昔は1階が広場で開かれた市場の計量所、 2階はギルドが使うスペースでしたが、現在1階はカフェになっています。
アムステルダムと言えば運河。というわけで、お約束の運河クルーズへ。 中央駅近くを発着点として数社が船を運行していますが、この ラバーズ社には日本語の解説があります。乗船したらすぐスタッフに 「ジャパニーズ・オーディオガイド・プリーズ」と言えばOK。 料金は大人9EUR。所要時間は約1時間。
船の形をした緑色の巨大な建物は科学技術センター。設計は関空を デザインしたレンゾ・ピアノ。右に見える帆船は、復元された 東インド会社が所有していたアムステルダム号。
左に写っているビルの上部には巨大なシェルのマークが。シェル石油の 正式名称はロイヤル・ダッチ・シェル。オランダに本拠を置く世界第2位の 石油企業です。
左)スタッフがアムステルダム最大の中華レストランって言ってました。
右)マヘレのハネ橋以外にも、木製のハネ橋がいくつかあるようです。
クルーズを終えて、中央駅からトラムに乗ってVan Baerlestraatへ 移動。向かったのが国立ゴッホ美術館。初期オランダ時代から 最晩年のオーヴェール・シュル・オワーズまでの作品が年代別に 展示されています。館内の撮影は禁止。入場料は大人10EUR。
「馬鈴薯を食べる人々」「ひまわり」「寝室」などの超有名画が 展示されていますが、最も興味深かったのは、「ひまわり」を 描いているゴッホの姿をゴーギャンが描いた作品。
ゴッホは貧困と不遇の生涯を送ったことは良く知られていますが、 生前に売れた絵は「赤い葡萄畑」のたった1枚のみだったことはあまり 知られていません。死後に評価が急速に高まり、今ではオークションに 出品されると天井知らずの値段が付くのですから皮肉なものです。
美術館の中でもかなりツラかったのですが、美術館を出て歩いて ミュージアム広場へ向かっている時に、アントワープのホテルで 襲われた、あの激痛にまたしても見舞われてしまいました。 たまたますぐ脇にベンチがあったので倒れ込まずに済みましたが、 立ち上がって歩けるまで30分以上を要しました。何とか トラムに乗り、歩いてホテルまで帰り着きましたが、これで 今日の観光は終了です。
これが今日の部屋「千夜一夜物語」。オランダ最後の夜が アラビアン・ナイトとはこれ如何に!?(笑)。
カミさんは買い物へ出掛けてしまったので、部屋で一人テレビを 観て過ごしました。夕食はカミさんが買ってきたテイクアウトの ピザとホットドッグ。本当は夜の飾り窓地区へ行ってみようと 思ってましたが、これではとても無理です。ホテルから 歩いて10分ほどの場所なんですけどね。



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