滞在記 第2日目
(2010年5月22日 土曜日)


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注) 1EUR(ユーロ)=約118円。
ホテルを6:50に出て地下鉄でリヨン駅へ。地下鉄の1回券は1.6EUR。 左が駅構内にある有名レストラン「トラン・ブルー」。 その正面には各方面行きのTGVがズラっと並んでいます。 電光掲示板で出発ホームを確認したら、右の写真中央に写っている黄色の改札機に自分で切符を入れて日時を印字します。 出発ホームは発車20分前くらいにならないと表示されませんが、それほど広い駅ではないので慌てなくても大丈夫です。
定刻の7:50に出発。 発車のベルも車内アナウンスもなし、日本では当たり前の「XX:XX発○○行き新幹線は△△番線から発車です」のような構内アナウンスも一切ありません。 左がチケット。1等車、3号車両、座席番号83・84、窓側と通路側と書かれています。 右が車内で、座席数は1×2。2等車は2×2になります。 携帯電話OKとNGの車両があり、今回はNG車両を予約しましたが、お構いなく使ってる人が数人いました。 全ての座席にパソコン用のコンセントが付いてます。
左はカフェ車両。コーヒーが2.4EUR、紅茶が2.3EUR。 コーヒーが思いのほか美味しかった! 右がGPS。300km/hってことは、新幹線の営業速度と同じかな?
アヴィニョン中央駅(Avignon Centre)着は定刻から10分遅れの11:40。 左が中央駅。今日の宿Ibis Avignon Centre Gareは、中央駅の隣。
チェックインは14時以降と言われたので、荷物を預けて早速観光へ出発。
アヴィニョンは全長4.3kmの城壁に囲まれた町です。 まず向かったのがアヴィニョン法王庁宮殿(Palais des papes d'Avignon)。 北半分が旧宮殿、南半分が新宮殿と呼ばれ、内部は旧宮殿が地味で厳格な雰囲気、新宮殿は贅沢で華麗な様式。
これが今回新調したデジカメに搭載されている新機能「スイングパノラマ」。 モードをセレクトしてシャッターボタンを押しながらカメラを振ると、最大270°までのパノラマ写真が撮れます。
内部も見学可。入場料はサン・ベネゼ橋(Pont Saint-Benezet)入場券とセットで13EUR。 日本語もあるオーディオガイド込みです。見学時間は1時間強。
こちらが「アヴィニョンの橋で踊ろよ、踊ろよ・・・」の歌で有名なサン・ベネゼ橋。1177年から8年の歳月をかけて建造。 完成当初は全長900m、22のアーチがあり、対岸のフィリップ美男王の塔まで達していましたが、戦争やローヌ川の氾濫で何度も破壊され、17世紀に修復が打ち切られました。
現在は4つのアーチと小さなサン・ニコラ礼拝堂が残るのみ。 ちょっとだけですが城壁の上も歩けます。
サン・ベネゼ橋を出ると、上の一番右の写真に写っている城塔へ上がる階段の入口があります。 それを上がって更に丘の上へ続く道を登ると、ロシェ・デ・ドン公園(Rocher des Doms)に出ます。 ここからはサン・ベネゼ橋と、対岸のヴィルヌーヴ・レザヴィニョン(Villeneuve-les-Avignon)の町が一望できます。 真ん中の写真は丘の上に建つサンタンドレ要塞(Fort St-Andre)。 反対側へ降りると法王庁宮殿前の広場へ出ます。
カミさんが「行きたいアイスクリーム屋がある」と言うので、時計台広場(Pl.de I'Horloge)を抜けて市庁舎を右折。 やって来たのがサンタグリコル教会(Eglise St-Agricole)近くにあるアモリーノ(Amorino)。 フランスの超人気アイスクリームチェーン店だそうです。 小でも3EURと安くありませんが、試しに食べたら納得。 カミさんはピスタチオとキャラメルのミックス、σ(^^)はフランボワーズ、どちらも旨い!

ホテルへ戻ってチェックイン後、部屋でひと休み。 そう言えばチェックイン時に市税を求められましたが、その額は1人0.09EUR。 安過ぎないか? 16:50にAVIS(レンタカー)の中央駅営業所へ。 オフィスは駅構内、切符売場の奥にあります。 前に並んでいた客が要領を得ないのか、受付嬢も必死の対応。 おかげで20分近くも待たされる破目に。 こちらはネットで予約済みなので、手続き時間は10分ほど。

ネットで予約しておけば、フランス語が全く分からなくても、少しの英語だけで手続きは完了します。 内容は、返却日時と返却営業所の確認、任意保険加入の有無、緊急・故障時の連絡先、事故を起こした時の免責額、返却時は燃料を満タンにすること、くらいかな?  言うまでもありませんが、パスポートと国際運転免許証は必須。 場合によっては日本の運転免許証の提示も求められることがあるそうなので、こちらも必ず持参すること。

これが今回借りた車。 シトロエンC5または同等クラスを予約したのに、用意されていたのはミニバンタイプのルノー・シーニック(Renault Scenic)。 大人5名と100Lの大型スーツケースが2コ余裕で入る大きさです。エンジンはディーゼル。
持参したGPSをセットして早速出発! 最初の目的地はポン・デュ・ガール(Pont du Gard)。 ローマ時代、1世紀中頃に造られたこの水道橋は、高さ48m、全長275m。
左が下段、真ん中が中段、右が最上段。最大6tの巨石を積み上げて造られています。 最上段の水路はガイド付きの有料見学となるそうですが、外観を見るだけなら入場料は不要。 下段の上も歩けます。 タダなんて良心的だね〜なんて思っていたら、駐車料金にビックリ!  小1時間しか停めてないのに何と15EUR! 時間に関係なく、一律15EURのようです。

ホテルへ戻る前に、さっきロシェ・デ・ドン公園から見たヴィルヌーヴ・レザヴィニョンへ。 時間が遅かったのでサンタンドレ要塞には入場できませんでした。 右は要塞から見たアヴィニョン法王庁宮殿。
車を中央駅前の公共駐車場に入れて、夕食を買いにカルフールへ。 駅から時計台広場へ向かって5分くらい歩いた右側にあります。 サラダにパン、サラミにスモークサーモン、海老にポテトサラダ、ビールにロゼも買って、計28EUR。
本日のGPSデータ。走行距離は61.3kmでした。



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