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ブレーメンと聞いてまず思い浮かぶのが、グリム童話「ブレーメンの音楽隊」。
物語に登場する動物の像が市役所横にありますが、知らなければ通り過ぎてしまうほど小さいです。
「年を取って働けなくなり、飼い主から虐待されるようになったロバが、ブレーメンに行って音楽隊に入ろうと考え脱走。旅の途中でロバの提案に賛同した、同じような境遇の犬、猫、鶏と一緒にブレーメンを目指すことに。
道中、森の中で休憩していると、灯が点いた家を発見。
近付いてみると、中では泥棒が御馳走を食べながら金貨を分けているではないですか! 御馳走を食べたい動物たちは、泥棒を追い出すため、ロバの上に犬、犬の上に猫、猫の上に鶏が乗って一斉に大声で鳴くと、泥棒たちはその声に驚き、窓に映った動物たちの影を見て化け物が出たと叫びながら退散。
森に逃げた泥棒は、落ち着きを取り戻して家へ戻るも、動物たちから返り討ちにされ退散。
動物たちはその家がすっかり気に入り、音楽を奏でながら仲よく暮らした」
というのが、物語のあらすじ。
つまりタイトルは「ブレーメンの音楽隊」だけど、動物たちはブレーメンに辿り着いていないのです!
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コーヒー商人として成功したロゼリウスが、中世の街並みを再現しようと私財を投じて造ったベトヒャー通り(Bottcher Strasse)。
通りの中ほどには、仕掛け時計(Glockenspiel)があります。
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ベトヒャー通りから歩いて5分ほどの場所にあるシュノーア地区(Schnoorviertel)。
まるで童話の世界のような町並みです。マルクト広場とベトヒャー通りとここは、ブレーメンの観光ポイントのようで、3カ所すべてでマルクト広場で話し掛けられたデンマーク人の団体観光客と遭遇しました。
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通りに並ぶ店の看板。
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どれも洒落てる!
この後、市役所の内部見学ガイドツアーに参加しようと、マルクト広場近くにあるツーリストインフォメーションセンターへ。
ガイドブックには11:00から1時間に1回って書いてあったけど、今日は(この季節は?)12:00から。
参加すると以降の予定に間に合わなくなってしまうので、止むなくパスしました。
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駐車場へ戻る途中、広場に小さな朝市が立っていたので、ちょっとだけ見学。
この頃には雨も止み、天気は徐々に回復傾向。
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一角の屋台で売られていた、ジャガイモやトウモロコシ等の野菜がタップリ入ったスープ。
小さなパンも付いて3.9EUR、メチャ旨でした!
駐車場へ戻って、次の目的地へ向けて出発。駐車料金は4EURでした。
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走ること1時間ほどで、ベルゲン-ベルゼン・メモリアル(Bergen-Belsen Memorial)に到着。
ベルゲン-ベルゼン強制収容所(Konzentrationslager Bergen-Belsen)の跡地です。
ここは「アンネの日記」で有名な、アンネ・フランク(Annelies Marie Frank)と、その姉マルゴー・フランク(Margot Betti Frank)終焉の地。
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ソ連軍の接近に伴う撤収作戦の一環として、2人がアウシュヴィッツ-ビルケナウ収容所(Konzentrationslager Auschwitz-Birkenau)から移送されたのがここ。
連合軍によって収容所が解放される数週間前に、チフスのため先にマルゴーが、数日遅れてアンネが息を引き取ったとされています。
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次にやって来たのがハノーファー(Hannover)。
これは新市庁舎(Neues Rathaus) 。
ハンブルクの市庁舎(Hamburger Rathaus)も凄かったけど、ここも凄い! 内部の螺旋階段を見た時、以前シャンボール城(Chateau de Chambord)で見た二重螺旋階段を思い出しました。
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歩いてエギディエン教会(Aegidienkirche)へ。
第二次大戦中に空爆によって破壊されましたが、戦争の悲惨さを伝えるため、そのままの状態で保存されています。
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旧市庁舎(Alte Rathaus)とマルクト教会(Gemeinde der Marktkirche St. Georgii et Jacobi)。
滞在時間は1時間ほど。新市庁舎の隣に広い駐車場があり、料金は1時間2EURでした。
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本日最後の目的地は、ヘレンハウゼン王宮庭園(Herrenhauser Garten)。
王宮の外観が、ちょっとだけシェーンブルン宮殿(Schloss Schonbrunn)に似てます。
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