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1時間ほどで見学を終えバス停へ。
次の目的地は、ドイツ博物館別館のシュライスハイム航空博物館(Flugwerft Schleissheim)。
行き方はダッハウ駅とは反対方向行きのバスに乗り、終点で乗り換え。
皆がダッハウ駅行きのバスを待つ中、反対方向行きのバス停にはσ(^^)だけ。
その様子を見た1人の白人青年が近寄ってきて、「ダッハウ駅行きはこっちのバス停だっけ?」って訊いてきたので、「違うよ。皆が待ってるあっちのバス停だよ」って教えてあげました。
多分その他の人たちは「あの東洋人、行き先を間違えてやんの」なんて思ってたでしょうね。(笑)
ダッハウ強制収容所跡停留所発14:48の726番バスに乗って、終点のSaubachsiedlung,Dachauに着いたのが14:56。10分ほど待って291番のバスに乗り換え、終点のオーバーシュライスハイム駅(OberSchleissheim Bahnhof)着が15:20。
博物館はシュライスハイム城(Schloss Schleissheim)の近くで、そこまで行くバスがあるらしいので、下車する際に運転手に訊ねたら、次のバスの運転手に訊いてくれという返答。
すぐに次のバスが来たので訊ねると、次のバスが行くと教えられました。
しばらくすると292番のバスが入って来たので、「シュライスハイム城へ行く?」と訊くと「行くよ!」の返答。
するとσ(^^)の後から乗り込んできた20歳前後の女性が、σ(^^)と運転手の会話を聞いて「うんうん」と頷き、こちらを見てニコッとしてくれました。
これで間違いなく目的地へ行けることを確信。しかもこの娘、メッチャ可愛い!
次の停留所に着く直前、運転手が「次で下りて・・・」と言ってますが、凄いドイツ語訛りの英語なので、何と言ったか良く聞き取れませんでした。
するとさっきの娘が「次のバス停で下りて信号を左へ行くと、シュライスハイム城まですぐですよ」と流暢な日本語で教えてくれました! 思わず「えっ!? 日本語が話せるんですか!」って大声で訊いちゃいました!
すぐに「シュライスハイム城近くの航空博物館へ行きたいんだけど」って訊いたら、「そこは良く分からないけど、停留所はここで間違いないと思う」って返答。
路線バスなので長話は出来ません。σ(^^)が下りるとすぐに出発して行きました。
あの娘はなぜあんなに流暢な日本語が話せたんだろう?
学校で習ったことがあるなんてレベルじゃなかった! きっと日本で暮らした経験があるんだろうな〜。
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教えられた通りに信号を左折。GPSを取り出して位置を確認したら、どうも向かっている方向が違うような。
さっきの信号まで引き返すと、信号を渡った向こう側に標識があるのを発見。
確かにシュライスハイム城は信号を左折でしたが、博物館へは直進だと分かりました。10分ほど歩いて無事到着。
入場料は6EUR。
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まず入場すると飛行の歴史コーナーがあって、続いて軽飛行機やグライダーの展示コーナー。
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そのまま奥へ進むと2階の通路に出ます。
そこからは格納庫のような広い空間を見渡すことが出来て、実際にそこで働いている人も見えます。
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もう少し進むと広い展示スペースに出ます。見たことない飛行機がいっぱい!
これはヘンケルの飛行機を、第二次大戦後にスペインがライセンス生産した機体のようです。
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こちらは古い戦闘機のコーナー。一番左が、当時絶大な人気と性能を誇ったF-4EファントムU(F-4E PhantomU)。
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こちらはドルニエ(Dornier)のコーナー。もちろん実機を見るのは初めて。
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左も初めて見た、旧ソ連製アントノフ(Antonov)のプロペラ機。
他にも様々な機体が展示されていました。
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左がメインの展示室。そこから外を見ると、遠くに滑走路が見えます。
ここはドイツ最古の飛行場。
整備工場を修復保存すると同時に新たに展示スペースを設け、ドイツ博物館に収容しきれない機体を展示する目的で整備されたようです。
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バスでオーバーシュライスハイム駅へ戻り、16:35発のSバーンに乗ってミュンヘン・カールスプラッツ駅(Munchen Karlsplatz)へ。
ところが電車は5分遅れで到着し、しかも理由は分からないけど突然中央駅止まりに。
すぐに駅を出て100番のバス停を探していたら、背後から凄まじい衝突音が。
見るとタクシーとトラムが衝突していて、タクシーは「く」の字型に曲がっています。
自動車とトラムが同じ道路を走るわけだから、きっとこういう事故は珍しくないんだろうな〜。
明日からの運転、気をつけなければ!
程なくやって来たバスに乗り、ピナコテークン(Pinakotheken,Munchen)前停留所着が17:20。
歩いてカミサンとの待ち合わせ場所ノイエ・ピナコテーク(Neue Pinakothek。新美術館)に17:25着。
カミサンは既に到着してました。
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日本人にも馴染み深い、フランス後期印象派のコーナー。
左はゴーギャン作「キリスト生誕」、右はセザンヌ作「The Railway Cutting」。
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