準備編


※写真をクリックすると拡大されますが、スクリプトが無効だと拡大されません。
画面上部や下部にセキュリティの警告が表示された場合は、
ブロックされているコンテンツを許可→アクティブコンテンツを実行して下さい。


出来るだけ画面を大きくして見てね〜 (=^▽^=)ノ


注) 1EUR(ユーロ)=約120円。


年明け早々から根回しして、今年も11連休(5月20日〜30日)の確保に成功!  毎年書いてますが「10連休以上取れるうちはヨーロッパへ行くぞ!」が目標なので、今年も行き先はヨーロッパ。 昨年南仏&モナコへ行きましたが、時間が遅かったのでF1モナコGP市街地コースを車で1周しか走れなかった&行き忘れた場所があったので、行き先は北イタリア+モナコを予定してましたが、今年はモナコGPの決勝日が5月29日。 ルート的に旅行前半にモナコへ行くのは無理なので、残念ながらこの案はNGとなり、目的地は次点のドイツに。

カミさんの希望は「週末にベルリン(Berlin)で開催される蚤の市へ行きたい」です。 旅行の前半と後半のどちらにするか検討した結果、最初にフランクフルト(Frankfurt)経由でベルリンまで移動し、帰りはフランクフルトから直行で帰国した方が効率が良いという結論に。 ということで、ルートはベルリン→ICE(インターシティエクスプレス)でミュンヘン(Munchen)→レンタカーでシュヴァンガウ(Schwangau)→ノイシュバンシュタイン(Neuschwanstein)→フュッセン(Fussen)とヴュルツブルク (Wurzburg)を起終点とするロマンティック街道(Romantische Strasse)→リューデスハイム(Rudesheim)からザンクト・ゴアールスハウゼン(St.Goarshausen)までライン川下り→電車でリューデスハイムまで戻り、フランクフルトから帰国する11日間の行程となりました。
当初はケルン(Koln)まで行ってレンタカーを返却し、ICEでフランクフルトまで戻る計画でしたが、日程的に厳しいのでケルン行きはキャンセルに。

航空券はマイレージの関係で今回もANA(スターアライアンス)。 行きが成田→フランクフルト→ベルリン、帰りがフランクフルト→成田のオープンジョー。 オープンジョーとは、行きの到着地と帰りの出発地が異なる航空券のこと。 行きのフランクフルト→ベルリンは、ルフトハンザのコードシェア便です。 価格はスーパーエコ割WEB(一番安い早割チケット)で、航空券105300円+諸費用14340円で計119640円。 航空券には往復分の燃油サーチャージと航空保険料が含まれています。 諸経費は各国の空港施設利用料や税金等。
成田〜フランクフルトの事前座席指定は、往復ともギャレー横トイレ前の2人掛け席。 以前はイグジットローを予約してましたが、最近は気兼ねなくリクライニングが倒せるこの席がお気に入りです。

←ANAのWebSite。支払い総額は2人分。
ベルリン→ミュンヘンはドイツが誇る高速鉄道ICE(インターシティエクスプレス)で移動。 予約したのは5月24日の6:39発。 チケットはDBのサイトで購入可。 乗車・降車駅、日時等を入力して検索→希望列車を選択→料金形態(早割or正規)を選択→希望座席等を入力→Eメールアドレスやその他の必要事項を入力して送信すれば予約完了。 支払いはクレジットカード、チケットはプリンターで印刷して持参します。
乗車時間が6時間を超えるので、ここは思い切って1stクラスに乗ることに!  日時変更・キャンセル時の返金不可条件ですが、大人1名49EUR、2人まとめて予約すると、何と1人39.5EUR!  ちなみに正規料金は1人188EURなので、早割料金は正規料金の1/4以下です!  早割でも正規料金でも、運賃の他に別途座席指定料が1人3.5EURかかります。

DBのWebSiteトップの検索画面。 このDBサイトはドイツ国内のみならず、ヨーロッパ中の電車や地下鉄、バスの時間まで検索できる、超ウルトラ便利なサイトです!→

次はホテル探し。 宿泊場所はベルリン、ミュンヘン、アウグスブルク(Augsburg)、ローテンブルク(Rothenburg)、ヴュルツブルク。

まずはベルリン。当たり前ですが宿泊費は市街地は高く、郊外へ行くほど安くなります。 ベルリン滞在はタイトなスケジュールなので、今回は宿泊費よりも利便性を優先して、パークイン・ベルリン・アレキサンダープラッツ(Park Inn Berlin- Alexanderplatz)を予約。 最安はBooking.comで、ダブル4泊、朝食別・税サ込で103.2×4=412.8EUR。 場所はアレキサンダープラッツ駅(Alexanderplatz)の真ん前。 アレキサンダープラッツ駅は、郊外特急(RE)、郊外鉄道(S・Barn)に加え、地下鉄(U・Barn)が3路線、他にもバスやトラムも多数乗り入れているベルリン交通の要。空港シャトルバスの到着地でもあります。
←ホテル外観。公式サイトより。
次はミュンヘン。インターシティホテル(InterCityHotel)を予約。 ホテル直の早割、ダブル2泊、朝食・税サ込で164.9×2=329.8EUR。 場所はインターシティエクスプレスが到着するミュンヘン中央駅(Munchen Hauptbahnhof)と隣接。 駅中ホテルって表現の方がピッタリかな。 このホテルに泊まると、滞在期間中のミュンヘン公共交通機関の乗り放題券が貰えます。 ちなみにミュンヘンのホテルはベルリンに比べると高い! 1泊あたりの料金は倍くらいです。
←ホテル外観。某ホテル予約サイトより。
次はアウグスブルク。イビス・アウグスブルク(Ibis Augsburg Beim Koenigsplatz)を予約。 ホテル直、20日以上前予約の早割、変更・キャンセル不可の条件で、ダブル1泊、朝食別・税サ込で49EUR。
←ホテル外観。公式サイトより。
次はローテンブルク。ホテル・シュランネを予約。最安はBooking.comで、ダブル1泊、朝食・税サ込で75EUR。 ホテルの真ん前が駐車場なので、レンタカーを使った旅行者には便利なホテルのようです。
←ホテル外観。某ホテル予約サイトより。
最後はヴュルツブルク。メルキュールホテル・ヴュルツブルク(Mercure Hotel Wurzburg am Mainufer)を予約。 ホテル直、20日以上前予約の早割、変更・キャンセル不可の条件で、ダブル1泊、朝食別・税サ込で70EUR。 場所はマリエンベルク要塞から北へ1kmくらい。旧市街への入口アルテ・マイン橋(Alte Mainbrucke)までは約300m。
←ホテル外観。公式サイトより。
ミュンヘンからフランクフルト空港まではレンタカーで移動。 日本でも同じですが、車内の見える場所に荷物を置いたまま車を離れると、車上荒らしに遭う可能性が高くなります。 移動時はスーツケースを積んだまま車を離れる機会も多いので、外から見えないトランクルームに収納するのがベスト。 いうことで、選んだのはVWゴルフ。 数社調べた結果、今回もAVISで予約。25日〜29日の4日間の料金は224.3EUR(オプション保険料別)。 他社は値段が高かったり、走行距離に制限(オーバーすると走行距離分の追加料金を取られます)があったりしました。
公式サイト。借出・返却営業所、車種タイプ、借出・返却日時等を入力すると、簡単に料金が検索できます。→
ロマンティック街道のハイライトと言えば、ノイシュバンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)。 今回はレンタカーの旅なので、もしチケットを買おうと思ったら、当日券は売り切れたとか遅い時間しか入場不可なんて言われたら大変!  そこで調べたら、こちらで前売り券を買えることが判明。 希望日時や必要事項を入力して送信すると予約表が添付された返信が来るので、プリンターで印刷して持参します。 入場料は大人1人12EUR(日本語オーディオガイド付き)+予約手数料1.8EUR。 ホーエンシュヴァンガウ城(Schloss Hohenschwangau)と、両方の城の入場券も買えます。 当初は両方の城の入場券を買おうと思いましたが、その場合の見学は必ずホーエンシュヴァンガウ城→ノイシュバンシュタイン城の順番になります。 つまりノイシュバンシュタイン城の入場時間が確定できません。 それこそ遅い時間にしか入場できなければ大変!  ということで、今回はノイシュバンシュタイン城の入場券だけを購入し、ホーエンシュヴァンガウ城の見学は時間次第としました。
送られてきた予約表。赤字で大きく8:15にチケットセンターまで正規入場券と引き換えに来いと書かれています。→

その他諸々。

ベルリン観光に便利なのが、ベルリン・ウェルカムカード(Berlin WelcomeCard)。 市内の公共交通機関が乗り放題になるだけでなく、多くの博物館・美術館が割り引き料金で入場可、博物館島(Museumsinsel)とのセット券もあります。 博物館島は入場券を買うだけで並ぶことも珍しくないそうなので、予めセット券を買うことに。 ウェブサイトを見ると、空港や市内のインフォメーションセンター、ホテルで購入可とありますが、パークイン・アレキサンダープラッツでも買える?  そこでホテルにEメールで問い合わせたら、すぐに購入可の返信が来ました!

出発4日前、いつものように県の免許証センターへ国際免許の申請に行ったら。 何と「ドイツはジュネーブ条約非締結国なので、日本で発行した国際免許証では運転できないかもしれません」だって!  何!? そんな話、聞いたことないぞ!  速攻で事務所へ戻ってネットで調べたら、日本の免許証と国際免許証を持っていけば、問題なくレンタカーは借りられるようです。 出発直前だったのでちょっと焦りましたが、大丈夫で良かった!

今回も出発前にガーミン社製のポータブルナビに目的地を入力してルートを検索。 予め走行距離や所要時間が分かるのでとても便利です!



滞在記 第1日目へ進む