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12:00に駐車場へ戻って、次の目的地へ出発。途中、高速道路のSAのレストランで昼食。
このレストランは大皿に盛られているメイン料理から、自分が食べたい物を選ぶシステム。
店員に指で「これとこれ」って示せば適当に盛ってくれるので、言葉が分からなくても問題なし。
サラダやデザート類もあり。驚いたのは、アルコール飲料も売られていたこと。
左がマスタードソースたっぷりのソーセージとフレンチフライ。
有名(?)なソーセージらしく、タグが付いてました。
挽き肉の他に内臓が練り込まれているので、臭いと味は独特。だからソースがマスタードなのかな。
右は煮込み野菜とソーセージ。こちらのソーセージは至ってノーマル。
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13:40にユッセ城(Chateau d'Usse)着。
ユッセ城と言えば、シャルル・ペロー作の童話「眠れる森の美女」。
彼はここで同作品を執筆、もちろんこの城がお姫様が目覚めた城のモデル。
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管理人の間。天井は17世紀にイタリアの騙し絵のテクニックを駆使した大理石模様。
展示されている武器は、19世紀当時の城主が世界一周旅行をした折に持ち帰った物。
暖炉の上に飾られているのが、18世紀トルコのオートマン皇帝時代に使われていた物。
ショーケース内の一番上、象牙や翡翠などで装飾されている剣は、
インドで虎狩りに使われたクタール。右の木製の螺旋階段は19世紀製。
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この城の特徴は、各時代の代表的な衣装をまとったマネキンが展示されていること。
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大階段は、ヴェルサイユ宮殿(Chateau de Versailles)を受け持った建築家、
フランソワ・マンサールの作品。
壁にはルイ15世の戴冠式や、ルイ18世の肖像画等が飾られています。
階段下には、18世紀の乗り籠が。横に置かれているのは2kgもある、馬車御者用の長靴。
普通の長靴の上に履いたもので、ショックや悪天候から足を守るために使われたそうです。
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15世紀に造られた中央ギャラリーには、多数のタペストリーが展示されています。
控えの間と王の間を通って見学コースは終了。
この後は順路に従って進み、眠れる森の美女やカンポス魔女、19世紀の日常生活をマネキンやセットで表現した棟を見学。
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城を出て坂を上がってチャペルへ。1520年に建築されたルネサンス様式のこのチャペルは、
修復なしで現在に至っているそうです。聖職者席も16世紀に造られた当時のまま。
ユッセ城を出発したのが15:10。入場料は14EUR、城の前の駐車場は無料でした。
そう言えば今日はここまで、東洋人を見たのはアンボワーズ城の入口近くで見掛けた中国人らしき4人組だけ。
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