滞在記 第2日目
(2013年5月19日 日曜日)


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注) 1EUR(ユーロ)=約135円。
7:30にホテルを出発。今日は朝から雨、初日から降られるとはツイてない・・・。 駅前の停留所から2番の市バスに乗ってローマ広場(Piazzale Roma)へ、所要時間は15分。 雨が本降りになってきたので、当初の予定を変更してアカデミア美術館(Galleria dell'Accademia)へ行くことに。 臨機応変に行程を変更できるのが、個人旅行の一番いいところ。
誰もが知る超有名な絵画はありませんが、昔のヴェネツィアの風景や行事を描いた作品が多数あります。
入場料は8EUR。ヴェネツィア滞在時間が短い人は、行かなくてもOKかな。
美術館を出てアカデミア橋(Ponte de l'Academia)へ。 橋から見たカナル・グランデ(Canal Grande)は、まるで映画「007」のワンシーンのよう!  天気が悪くて本当に残念。でも雨の予報は今日まで、明日以降に期待です。
歩いてサン・マルコ広場(Piazza San Marco)へ。雨はまだ降り続いているので、先に屋内施設へ。 まずはサン・マルコ寺院(Basilica di San Marco)。5分ほど並んで入口に着いたら、係員が「ここにリュックを預けてから来て」だって。 案内図を見たら、手荷物預かり所が変な所にあるではないですか!  場所は広場から細い路地を入った右側。「1時間以内に取りに来てね」って言われたけど、料金は無料でした。 再び並んでようやく入場、料金は5EUR。写真は寺院のテラスから見た広場。
こちらは旧約聖書の物語を描いたモザイクの天井画。
この後ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)へ行ったら長蛇の列だったのでパス。 時刻は昼前。昼食は行ってみたい店があったので、歩いてリアルト橋(Ponte di Rialto)へ。 第一候補のバーカロ(Bacaro) は閉まっていたので、第二候補のレストラン「Trattoria Rialto Novo」に。 店内には絵画の他に、カーニバル(Carnevale di Venezia)時に使われる仮面も飾られていました。
バジルとチーズとガーリックソースのタリオリーニ@10EURと、イカスミのリゾット@14EUR。どちらも超美味!
ビールとジュース、食後にσ(^^)はエスプレッソ、カミさんはティラミス、全部で43.5EURでした。
御飯食べてたら外が明るくなってきたな〜と思ったら、天気が急速に回復。店を出たら晴れてました!
歩いてリアルト橋へ。 さっきまでの雨が嘘のような晴天に! 橋の袂に建つ白い建物は、スカルパニーノによって建てられたドイツ商館(Fondaco dei Tedeschi)。 昔は外観がフラスコ画で飾られていたと言われているそうですが、今は残っていません。
この日は祭り(?)が開催されていたようで、運河にはカヌーやゴンドラ、レガッタ等、沢山の船が繰り出していました。 運河沿いの見物人は、自分が応援している又は知り合いが乗っている船が来ると、拍手で迎えるのが決まりのようです。
まさにヴェネツィアは運河の町。そして地図を持っていても迷う、まるで迷路のような町。 でも迷いながら歩くのも、またヴェネツィアの楽しみ方の一つ。
徒歩でサンティ・ジョバンニ・エ・パオロ教会 (Basilica dei Santi Giovanni e Paolo)へ。13世紀から15世紀にかけて建造された、歴代総督の墓や記念碑が収められているゴシック様式の教会。 修復中で、外観の殆どが足場に覆われていたのが残念。 左の白い建物は、元々サン・マルコ大信者会の本部でしたが、現在は病院として使われているそうです。
ちなみに、ジョバンニの英語読みはジョン、パオロの英語読みはポール。 この教会名には、ビートルズの主要人物2人の名前が入っている!
入場料は5EUR。
ステンドグラスは16世紀作。
サンマルコ広場へ向かう途中、バーカロで小休止。 多くの人が同じものを飲んでいたので、σ(^^)も右へ倣え。 バーテンダーにこれは何だい?って訊いたら、白ワインにオレンジリキュールを加えた、この地方でよく飲まれるカクテルだそうです。1杯3.5EUR。
サンマルコ広場の近くに建つ、ホテル・ダニエリ(Hotel Danieli)。 ヴェネツィアを代表する高級ホテルです。 ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーが共演した映画「ツーリスト(The Tourist)」の舞台となったことでも有名。
ドゥカーレ宮殿の尋問室と古い牢獄を結ぶ溜息の橋(Ponte dei Sospiri)。 投獄される直前、ここから最後にヴェネツィアの美しい景色を見た囚人が溜息をついたことからその名が付いたとされていますが、 実際は厳しい取調べや略式の刑執行は橋が建設された頃には無くなっており、独房も専ら短期刑の囚人用だったそうです。
名匠ジョージ・ロイ・ヒル監督の映画リトル・ロマンス(A Little Romance)の中で、ダイアン・レイン演じるローレンと、 テロニアス・ベルナール演じるダニエルが、最後にキスするのがこの橋の下。いい映画だったな〜。 中学3年の時、クラスメイトの女子と観に行きました。30数年経った今でも、彼女とは友人関係が続いています!
午前中長蛇の列だったドゥカーレ宮殿へ行ったら、殆ど並んでる人がおらず、すんなり入ることが出来ました。 入場料は他の施設にも入れる共通チケットを購入、24EUR。内部は撮影禁止。
左:ドゥカーレ宮殿のテラスからの眺め。
右:溜息の橋からの眺め。
サンマルコ寺院。一部が修復工事用の足場で覆われていたのが残念。 こちらも午前中は入場待ちの列が出来ていたけど、この時間は殆どなし。
左:サンマルコ広場。サンマルコ寺院とサン・マルコの鐘楼(Campanile di San Marco)。
右:ゴンドラと、対岸に見えるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会(San Giorgio Maggiore)。 ヴェネツィアらしい風景ですね〜。
急に雲が広がってきたので、急いでサン・マルコの鐘楼へ。高さ98.6m、尖塔の頂上にある金色の像は、大天使ガブリエル。 展望台までは、エレベーターが設置されているので安心。入場料は8EUR。
鐘楼の上から見た、サンマルコ寺院とドゥカーレ宮殿。
今日の観光はここまで。 最後にサンタ・ルチーア駅(Stazione di Venezia Santa Lucia)近くのレストランでピザの夕食。 マルゲリータ@6.5EURと、シーフード@10EUR。悪くなかったけど、旨いってほどではなし。 ビールとミネラルウォーターも頼んで、計31.92EURでした。



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