滞在記 第4日目
(2013年5月21日 火曜日)


※写真をクリックすると拡大されますが、スクリプトが無効だと拡大されません。
画面上部や下部にセキュリティの警告が表示された場合は、
ブロックされているコンテンツを許可→アクティブコンテンツを実行して下さい。


出来るだけ画面を大きくして見てね〜 (=^▽^=)ノ

注) 1EUR(ユーロ)=約135円。
チェックアウトして9:00過ぎにホテルを出発。 スーツケースはホテルで預かってくれました(無料)。 駅前から2番のバスでローマ広場(Piazzale Roma)へ行って、徒歩でスクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ(Scuola Grande di San Roco)へ。 最大の見所は2階の天井画。 見上げ続けると首が疲れるので、鏡に天井画を映してゆっくり見るための、大きな鏡を無料で貸してくれます。 入場料は10EUR、館内は撮影禁止。
そこから歩いてサンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ聖堂(Basilica di Santa Maria Gloriosa dei Frari)へ。 ヴェネツィアを代表する教会のひとつ、入場料は3EUR。右はベッリーニ作「聖母と諸聖人」。
ドナテッロ作の木彫彩色像「バッティスタ」と、教会の至宝ティツィアーノ作「聖母被昇天」。
ヴェネツィア本島の至る所に掲げられている標識。 矢印に従って進めば、必ずサン・マルコ広場(Piazza San Marco)かリアルト橋(Ponte di Rialto)へ行けます。 道に迷ったらまずこれを頼りに進んで地図と見比べれば、現在地を割り出せるかも。 それでもダメなら、一旦どちらかへ行ってリセットしましょう!
ヴェネツィアで年に一度開催されるカーニバル(Carnevale di Venezia)。 その時に使う仮面を売る店が沢山あります。土産用の廉価な物から、数百ユーロの物まで様々。 デザインも色々、見ているだけで楽しい!
ヴェネツィアと言えばゴンドラ(Gondola)。 料金は一艘単位なので、大人数(最大6名)なら、それだけ単価が安くなります。 そこでツアリスト・インフォメーションへ行って、乗り合いのゴンドラを探したけど、残念ながらこの日はなし。 ということで、一艘チャーターとなりました。料金は1時間コースで100EUR。
狭い水路を進みます。 見所に差しかかると、漕ぎ手が説明(英語)してくれます。マルコ・ポーロが住んだ家もありました。
こちらからの質問にも、とても親切に答えてくれます。 ちなみに現在の漕ぎ手は約400名、ゴンドラ一艘の価格は、約35000EURだそうです。 漕ぎ手のことをゴンドリエーレ(Gondoliere)と言いますが、近年では数名女性の漕ぎ手がおり、 そちらはゴンドリエーラ(Gondoliera)と呼ぶそうです。
昼食は予め調べておいたアッラ・バジリカ(Alla Basilica)へ。 ファースト・メイン・サイドの3品にパンが付いて14EURという安さ。日本の食堂って感じかな。
左の2枚がファースト、オニオンベーコンソースのパスタと、ボロネーゼ風ラザニア。 右の2枚がメインで、トマトとモッツァレラチーズのサラダと、マグロと茄子のグリル。 ミネラルウォーターも頼んで、会計は29.5EUR。
これでヴェネツィア観光は終了。写真はサンタ・ルチーア駅(Stazione di Venezia Santa Lucia)。 階段を上がって中へ入ると自動券売機や窓口が並んでいて、その奥がプラットホーム。
メストレ駅(Stazione di Venezia Mestre)まで電車で戻って、ホテルに預けておいたスーツケースをピックアップして再びメストレ駅へ。16:37発Frecciargentoは10分遅れで出発。1stクラスの座席は2-1でシートは革張り。2ndクラスは2-2です。
それにしても、高速鉄道が何のインフォメーションもなく平気で10分も遅れるとは。 イタリアに限らず、今まで乗ったヨーロッパの高速鉄道で、時間通りに発着したことは一度もありません。 改めて、日本の新幹線の偉大さを実感!
発車して間もなく、飲み物とお菓子を積んだワゴンが来ました。 もちろん両方とも無料。多分これは、1stクラスだけのサービス。
ボローニャ中央駅(Stazione di Bologna Centrale)には、定刻より7分遅れの17:57に到着。 レンタカーオフィスの営業時間が19:00までなので、タクシーで移動することに。 所要約15分で、料金は10EUR。
手前がAVISレンタカーのボローニャ営業所で、奥がホテル・マルコポーロ(Hotel Marco Polo)。
まずはレンタカーオフィスへ。「郊外のレンタカーオフィスに英語が通じる係員なんているのかな?」と思ってたけど、心配は無用でした。 σ(^^)の英語力なんて問題にならないレベル! 手続きは10分ほどで終了。1日23EUR+消費税の任意保険にも加入して、総支払い額は414.7EUR。 返却場所が空港なので、返却時にガソリンを満タンにしなくていい強制オプション+サーチャージが加わると思ってましたが、幸いどちらもなし。 用意されていた車は、新車のフィアット・パンダでした!
手続きを終えて事務所を出ようとしたら、係の人から「マラネッロ (Maranello)へ行くのかい?」って言われたので、 「明日行く予定だけど何で分かったの?」って訊いたら、σ(^^)を指さして「これ」って。 何のことかと思ったら、着ていたポロシャツの胸に跳ね馬のマークが。すっかり忘れてた! 一同大爆笑となりました。(笑)
その後すぐにチェックイン。部屋は清潔で冷蔵庫完備。 風呂はシャワーのみだけど、給湯&排水に問題なし。ホテル・マネージャーがとても親切で好印象でした。
夕食は車でスーパーマーケット(Coop)へ行って、惣菜を買ってホテルで食べることに。 ラザニアが9.13EUR、鶏肉のローストが4.19EUR、ビール小瓶6本で3.78EUR。 買い物に行って、流石イタリアと思ったのが、パスタの種類の多さ。
おまけ。
ホテルの近くにあった「メルカトーネ・ウノ」。 古くからグラン・ツールを観ている人なら、この看板を見ただけで「あっ!」と思いますよね。 山岳ステージでの爆発力、凄かったな〜。 ツール・ド・フランスの名物コースとなっているラルプ・デュエズ(L'Alpe-d'Huez)の最速記録は、まだ「海賊」が持っているそうです。



滞在記 第5日目へ進む