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駐車場から丘を上って、まず向かったのが市の中心に位置するカンポ広場(Piazza del Campo)。
広場に面して建つプブリコ宮殿(Palazzo Pubblico)とマンジャの塔(Torre del Mangia)。
天気が悪いのでまた後ほど来ることにして、更に上って丘の頂部に建つ大聖堂 (Duomo)へ。
大聖堂の隣にあるチケットブースで、ドゥオーモや付属美術館(Museo dell'Opera Metropolitana)など5つの施設に入れる12EURの共通券を購入。
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開館と同時にドゥオーモ付属美術館へ。1階の彫刻作品を見ながら2階へ上がると、部屋の中央にビザンチン絵画の影響を色濃く受けながらも独自の世界に到達したシエナ派の代表作、
この町の誇りとも言われているドゥッチェ・ディ・ブオニンセーニャ(Duccio di buoninsegna)作「荘厳の聖母」が。
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案内板に従って進み、狭い螺旋階段を上がって展望台(Fucciatone)へ。
そこにはマンジャの塔やカンポ広場、ドゥオーモをはじめ、トスカーナ丘陵まで見渡せるパノラマが広がります。
日本では考えられないほどの、低い柵しか設けられていません。全ては自己責任、素晴らしい考え方です!
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付属美術館から横縞模様が印象的なドゥオーモへ。内部は3廊式で、白黒を交互に重ねた壁面や柱が特徴。
他の大聖堂に比べて、照明を上手く使って見せる(魅せる)演出がされているのが印象的。
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一番の見所は、象嵌と掻き絵による床面装飾。
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こちらの題材は旧約聖書かな?
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8角形の説教壇と、柱を支えるライオンや象の彫刻。
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フレスコ画が素晴らしいピッコローミニ家の図書室(Libreria Picclomini)。
ピッコローミニ枢機卿が叔父のピウス2世のコレクションを収めるために造らせたもの。
聖歌隊用の大型譜面本等も展示されています。
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こちらはドゥオーモ後陣の真下にある洗礼堂(Battistero di San Giovanni)。
あまり期待してなかったけど、実際はとても良かったです。フィレンツェの大聖堂より、こちらの方が必見かも。
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再び歩いてカンポ広場へ。朝は疎らだった観光客も、この時間になると結構な人数に。
雲の隙間から青空も見えるけど、スッキリ晴れとはなりませんでした。
さっき付属美術館の展望台へ行ったので、マンジャの塔はパス。
ネットやガイドブックには、マンジャの塔より付属美術館の展望台を推す書き込みが大勢でした。
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昼食は軽くピザでも食べようかと思っていたら、レストラン入口のメニューに「パンのスープ」の文字が。
パンのスープって何? カミさんが食べたいというので入ってみました。
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左がパンのスープ。想像とは全く違うものが出てきてビックリ。
他にもスフレ、パスタ、エスプレッソとカプチーノも注文して、計42EUR。ちょっとお高めな昼食となりました。
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駐車場へ戻る途中に立ち寄った、サン・ベルナルディーノ祈祷堂(Oratorio di San Bernardino)。
共通券が使えるので入ってみたけど、展示品の殆どが宗教画。宗教画は、もうお腹いっぱい!(笑)
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サン・ベルナルディーノ祈祷堂の隣に建つ、サン・フランチェスコ教会(San Francrsco)。
中はガラ〜ンとしていて、これと言って見るものはなし。
駐車場へ戻って料金を清算。料金は1時間1.7EURなので、8時間で計13.6EUR。
ところが設置されている清算機は1台だけで、しかも防犯のためか使えるのはコインと5EUR紙幣のみ(以前は20EURまで使えた模様)、
クレジットカードも使用不可で、おまけに両替機能もなくお釣りも出ない! たまたま小銭を沢山持ってたから助かったけど。
ちなみにヨーロッパには、釣りが出ない自販機は一般的です。
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シエナから車を走らせ、1時間弱でサンジミニャーノ(San Gimignano)に到着。
中世の町並みが残る歴史地区は、1990年に世界遺産に登録されました。
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町並みを1時間ほど見学して撤収、駐車料金は1時間2EURでした。
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本日の宿となる、B&Bホテル・ピサに着いたのが19:00。
部屋もバスルームもきれい。イビス(Ibis)よりも少しだけ高い分、部屋も広くて快適。
広い駐車場とネット接続は無料。宿泊費64EURの他に、市税1人1泊1.5EUR請求されました。
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