滞在記 第1日目
(2006年10月20日)


自宅を4:05に出発。高速道路を走って羽田の民間駐車場「サンパーキング」に 着いたのが6:15。民間駐車場は空港内の駐車場に比べると、料金は約2/3。 空港までは往復バス送迎になりますが、10分程度で着くので全く問題ありません。

←チェックイン後、お約束の展望デッキへ。飛行機の離着陸はいつまで見ていても 飽きません!
さて、いよいよ沖縄へ出発。羽田発ANA121便那覇行きは、定刻より やや遅れて離陸。那覇着は約15分遅れの10:50。

空港からレンタカー会社までは送迎バスで移動。手続き完了後、すぐに高速道路で 終点の許田ICまで走り、更に一般道で本部町へ。
昼食は「きしもと食堂」。沖縄そばの名店ですが、外観からはとてもそうとは 思えない店。事前情報がなければ、絶対に入ってみようとは思いません!  メニューは沖縄そばの大と中、それとジューシーだけ。ジューシーとは 炊き込み御飯のことで、この店だけではなく沖縄では一般的に使われる 名称だそうです。
左:大(600円)と中(450円)。あっさり味のダシで美味! 島とうがらしを 入れると更に美味しくなります。
右:ジューシー(200円)。
「笑味の店(←店名)」で売っている「笑味たれ(←商品名)」を買うために 車を飛ばして大宜味村へ。この秘伝のタレは人気があり、通販でも入手困難。 買えても定価より随分高いそうです。土産と自宅用に数本購入。店内には 食堂もあり。なかなか美味しいらしいですよ。
←店の外観。これまた事前情報がなければ入ってみようとは思わない店です。
今帰仁村まで戻り、世界遺産にも登録されている「今帰仁城跡」へ。 ここは琉球王朝が成立する以前、ここを治めていた北山王の城跡。
左:石門から城跡に続く石造りの階段。
右:住居跡。
沖縄の城跡としては首里城に次ぐ規模で、面積は約5万u。 城壁の全長は1500mにも及びます。
石門の近くにいた猫。餌を貰えるらしく、とても人に懐いています。
入口脇の売店で飲んだ砂糖きびジュース。甘さ控え目でサッパリとした 口当たり。冷えていて美味しかったけど300円はやや高い印象。
いよいよ本日の、いや、この旅のメインイベントとも言える 「沖縄美ら海水族館」へ。ジンベイザメとマンタが泳ぐ、世界一を誇る 水槽が楽しみ!
入ってすぐにあるのが「イノーの生き物たち(タッチプール)」。イノーとは沖縄の 方言でサンゴ礁に囲まれた浅瀬のこと。ヒトデやナマコなどに直接触れることが出来ます。
その隣が「サンゴの海」。水槽のサンゴは、特別な許可を得て採集した小片を、 最長10年もかけて飼育したものだそうです。ここと隣の「熱帯魚の海」の コーナーが一番きれいでした。
メガネモチノウオ、通称「ナポレオンフィッシュ」。とぼけた表情が 愉快! 写真では判りづらいですが、体長は1mくらいあります。
こちらも熱帯魚のコーナー。数も種類も凄いです。
ここは岩場の底。浅瀬から岩場の底、そして薄暗い洞窟まで、沖縄周辺のサンゴ礁の 海が再現されています。
ニョロニョロっとミミズのようにも海草のようにも見えるのは「チンアナゴ」。 危険が迫るとサッと砂の中に潜ります。
巨大な伊勢海老とセミ海老。写真中央の伊勢海老の体長は軽く1mを 越えています。食べたらどんな味がするのかな〜(笑)
水族館の癒し系と言えば、このフワフワっと漂うクラゲ。でも何故か、クラゲは この小さな水槽一つだけ。
いよいよメインの「黒海の海」へ。ギネスブック公認の世界一の水槽です。 ジンベエザメとマンタの群泳は圧巻!
どれくらいの大きさなのか写真で伝えるのは難しいですが、人と比べると こんな感じ。
水槽を下から見上げることも出来ます。ジンベイザメとマンタが通過する時は、 これまた圧巻!
こちらは「サメ博士の部屋・危険ザメの海」のコーナー。水槽内には数種類の 鮫が泳いでいますが、動きが速くてなかなか写真が撮れません。
こちらは「ウミガメ館」。水中を泳ぐ姿も見られます。今まで見たことない 大きさのウミガメが沢山いました。
水族館を出て向かったのが「備瀬のフクギ並木」。フクギは古くから防風林として 用いられ、特に海の近くにある家の周辺に多く植えられていましたが、今では すっかり姿を消し、このような並木を見ることはほとんどなくなったそうです。
今日の宿は「ホテルマハイナ・ウェルネスリゾート・オキナワ」。修学旅行生も 利用する中級ホテルですが、観光して疲れて帰ってきて寝るだけなら十分のホテル。 部屋も広くて清潔。大浴場もあります。
室内はこんな感じ。ミニキッチンも付いてます。
修学旅行生はエクストラベッドを入れて、この部屋に4人くらいで寝るのかな?  我々の時代は和室に布団を敷き詰め、1部屋に10人以上は寝ていたことを 考えると、今の子供は贅沢だな〜。と言うよりも、修学旅行で沖縄に来ること 自体が十分贅沢ですよね。(って思うのは古い世代の証拠か?!)
←ベランダから撮ったホテルのプール。
夕食は今帰仁村の「アトリエカフェバー誠平」へ。街灯一つない真っ暗な 山道を昇った所にありました。最初は道を間違えたと思い、途中で引き返した くらい。「本当にこんな場所に店があるのか?」と思っていたら、現れたのが このお洒落な店。
店内の様子。とてもこんな所にある店とは思えないほど洗練されています。 和洋酒の取り揃えも充実。
左:シーザーサラダ。
右:今帰仁産アグーのハムのカルパッチョ仕立て。味はどちらも文句なし。
左:島豚のソテー。ウルトラ美味!
右:やんばる地鶏の鶏肝を使ったパスタ。こちらもウルトラ美味!
今朝、港に上がったアジの刺身。「沖縄で獲れる魚の刺身ってどうなのかな?」と 思っていましたが、そんな疑念が一気に吹き飛びました。
酒はもちろん泡盛の古酒! 最初に飲んだのが「春雨・30度」のロック。 でもこのクラスになると、ロックでは味と香りが飛んでしまい、本来の味わいが 薄まってしまいます。そんなわけで、以降はストレート+チェイサーで 飲ることに。
その後に飲んだのが「恩納の43度」「白百合の43度」「山川の43度」。 出す酒によって微妙に器を変えるところも流石。
もし自宅の近くにあったら、毎日でも通いたいと思う店でした。
←ホテルに帰る途中のコンビニで買ったのがこれ。オリオンビールの発泡酒と 砂肝のジャーキー。どちらも、特に砂肝のジャーキーは美味でした。
忙しい1日でしたが、アッと言う間に終わったって感じ。 本日の走行距離は185km。



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