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13:02発の電車に乗り、ワルシャワ東駅着が14:21。
明後日のプラハ行き夜行バスの時間と発車場所を確認するため、そのまま西駅まで移動。
駅正面がdw. PKS, Warszawa Zachodnia(PKSワルシャワ西駅)。PKSとはポーランド国営(今は民営?)バス会社。チケットにはstan.13,14(13、14番ホーム)と書かれていますが、構内の時刻表には該当バスの時間や発車ホームの案内は皆無。
確かに13、14番ホームには「International」と書かれていますが、当日ここへ来て発車場所が変わったって言われたら洒落になりません!
そこで案内所へ行って「明後日21:00発プラハ行きのバスはここ出発? ホームは何番線?」って訊いたら、何かを見たり確認するなんてこともなく「13か14」って返答。それだけかい! でも確かにチケットに書かれているターミナルとプラットホーム番号はここに間違いないし、ここから出発じゃないとも言われていません。
日本とは違いますから、まあこんなモンなんでしょうね。(笑)
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Ochota駅まで戻ってトラムに乗り換え、ワルシャワ蜂起博物館へ。
これがZTMのチケット。ワルシャワもトラム・地下鉄・バスのチケットは共通。
左がルフで買った20分券@2PLN、右が自販機で買った40分券@2.8PLN。
自販機は東駅の前に1台設置されていたのを見ただけ。クラコフとは大違い!
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Pl.Zawiszyから2つ目が博物館前停留所。規模も展示内容も予想以上。
入場料5PLNは格安。ポーランド語が分かればね〜。
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館内には空爆や心臓の鼓動などの効果音が流れています。
やや演出過剰の感あり。
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武器も沢山展示されています。右はトカレフ。
今でも日本のヤ○ザ御用達として、バリバリ現役活躍中!(笑)
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博物館からトラムを乗り継いでDw.Centralny停留所で下車、歩いてZlota通りへ。
このZlota通りとSienna通りの間に、ゲットーを取り囲んでいた壁が2つ残されています。
第二次大戦中、ナチスによってヨーロッパの多くの都市にゲットーが設けられました。
ゲットーとは、ユダヤ人を強制的に移住させた地区のこと。
ワルシャワ・ゲットーは、その中でも最大規模。大ゲットーと小ゲットーの2つのゲットー(広さは市域の2.4%)に、実に人口の30%にあたる38万人が押し込められました。
ユダヤ人はダビデの星の腕章を義務付けられ、出入りは禁止。
監視は厳しく、脱出防止の高い壁や有刺鉄線が敷かれ、逃亡者は射殺されました。
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こちらの壁は高さ5m以上。異様な威圧感があります。
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こちらの壁の高さは2mほど。後ろに文化科学宮殿が見えます。
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2つの壁はどちらも通りに面しておらず、Zlota通りとSienna通りの間に建つ集合住宅の中庭にあります。
案内板等もないので、知らずに行くと見つけるのに苦労するかもしれません。
高い方の壁はZlota通りの「62」と書かれた下の門を入って最初の中庭の右側に、低い方の壁は、更にもう1つ北側の中庭にあります。
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Zlota通りから徒歩10分ほど、シナゴーグ近くのProzna通りにゲットーの建物が残っています。2階から上が居住スペースで、今でも住んでいる世帯がいくつかあり、1階にも営業している店舗が数軒ありますが、近々ユダヤ系の財団が買い取って博物館にする計画があると聞きました。
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ゲットーの壁と建物が残されている場所がもう1つ、トラムのNarblin停留所北のWalicow通りにあります。
壁を当時のままの状態で残し、その上に近代的なビルが建てられています。
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その前に建つ古い建物。こちらは荒れ放題の廃墟って感じ。
イスラエルからの修学旅行生が見学に来てました。
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