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8:00前にチェックアウトして、空港を目指して出発。
空港まで残り約15km地点、今回の旅行最後に訪れたのが、「Monumento Strage di Capaci - Falcone e scorta」。
直訳すると、「カパーチ(←地名)虐殺の慰霊碑 - ファルコーネとその護衛」って感じでしょうか。1992年5月23日、パレルモ空港から市街へ向かう高速道路を走行中、ジョヴァンニ・ファルコーネ(Giovanni Falcone)とその妻、そして護衛を乗せた車の車列がここを通過した瞬間に爆弾が炸裂。3人の護衛とともに暗殺されました。
マフィアは予め車列が160km/hで走行すると予測した上で、高速道路下の排水溝に500kgのTNT爆薬を仕掛け、リモートコントロールで爆発するよう準備。実行犯は山の斜面でファルコーネらを乗せた車列が通過するのを待ち伏せて起爆、車は3台とも大破、ファルコーネの前を走っていた護衛車は爆風で100m離れたオリーブ畑まで吹き飛ばされました。
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9:00過ぎに無事空港に到着。
レンタカーを返して、シャトルバスでターミナルへ移動。
チェックインは既にネットで済ませてあるので、スーツケースを預けにカウンターへ。
そこで対応してくれた女性係員が、ローラに似ていて超〜可愛かった! 写真撮らせてもらえば良かったな〜。
パレルモのローラ、今でも思い出します!(笑)
ここはプンタ・ライシ空港(Aeroporto Punta Raisi)と呼ばれていましたが、組織犯罪撲滅を目指して、志半ばで命を落とした2人を称え、ファルコーネ・ボルセリーノ空港(Aeroporto Falcone e Borsellino)に改名されました。
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