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11:30になったのでレンタカー事務所へ向かうことに。ところが102番のバスが来たのは30分以上経ってから。
ちょっと焦ったけど、12:10に営業所に到着。
任意保険も事前にネットで申し込んでおいたのでスムース。
最後に「返却時にガソリンを満タンにしなくてもいいオプションがあります。料金は65.83EURなので、40で割ると1.65EUR/L。これは市場価格とほぼ同じなのでお得なサービスです」と言われました。
確かにここへ来る前にスタンドの看板を見たら、1.637EUR/Lと書かれていたので間違いなさそう。
「÷40」は、借りる車の満タン容量ってことかな。
パレルモ空港の敷地内にはガソリンスタンドがないって話を聞いたことがあるし、返却日(そのまま帰国する日)にバタバタするのも嫌なので、このオプションを利用することに。
手続きは20分ほどで終了。「まだ新しくていい車ですよ」って言われた車は、走行距離1700kmの新車同様のフィアット・パンダでした。
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最初にやって来たのがダメリオ通り(Via D'Amelio)。1992年7月19日、犯罪組織撲滅に向けて活動していたパオロ・ボルセリーノ(Paolo Borsellino)判事が、5名の護衛警官とともに爆殺されたのがここ。
電話の盗聴でボルセリーノが母親宅を訪ねることを予め察知したマフィアは、大量の爆薬を積んだ車を用意。
母親が住むマンションのブザーを押すと爆発する仕掛けになっていたと言われています。
爆薬を積んだ車が停められていたのが、この木が植えられた場所。
ここは集合住宅前の、車が50台は置ける広い駐車場。なのになぜか、パトカーが1台停まっているだけ。
最初は駐車場に車を入れると警官に怒られるのかなと思ったけど、そんなことはありませんでした。
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車を走らせてやって来たのがモンレアーレ(Monreale)。
まずは見晴らし台(Belvedere)と回廊付き中庭(Chiostro Monreale di S.M.La Nuova)へ。
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ドゥオーモの横にある神秘的な228本の円柱が組まれた回廊。
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円柱の上部には、それぞれ異なった模様やモザイクがはめ込まれています。入場料は6EUR。
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モンレアーレ大聖堂(Duomo di Monreale)。1174年にグリエルモ2世の命により建設が開始され、1182年に完成した。
代表的なノルマン建築様式で、イタリアの保護文化財建造物に指定されています。
外観の一部が修復中だったのが残念。
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内部のモザイクも凄い! 某ガイドブックには入場料1.5EURとありましたが、無料で入れました。
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この辺りで見かける代表的な土産物店。陶器の製品が沢山売られています。
首から3本足が生えているのは、シチリア島の3つの岬を意味する「トリナクリア」。
シチリアのシンボル、3本の足を持つメデューサです。
陶製品の他に、マグネットも沢山売られてました。
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予定より早く見終えたので、明日行こうと思っていたマリーナ広場・ガリバルディ庭園(Piazza Marina/Giardino Garibaldi)へ。
着いてみたら普通の公園で、特に見る所がなかったので、駐車場に隣接するミルト宮(Palazzo Mirto)へ。
入場料は6EUR。
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シチリアでも有数の貴族、ノルマン騎士の血を引くフィランジェリ家が1982年まで住み続けた屋敷。
内部には、実際に使われていた家具や調度品がそのまま残されています。
ある時期に上流階級に中国風装飾が流行、ここにもその名残があります。
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B&Bへ戻ってちょっと休憩して、18:30に車で出発。
夕食はパレルモ(Palermo)郊外、スフェッラカヴァッロ(sferracavallo)にある有名店、トラットリア・イル・デルフィーノ(Trattoria Il Delfino)へ。ここは今回の旅行で唯一、日本からメールで予約を入れました。30分くらいで着くと思っていたけど、実際は渋滞で1時間近くかかりました。
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ここは注文なしの定食メニュー方式。
席に着くと、まずウェイターがフルボトルの白ワインとミネラルウォーター、パンを持ってきます。
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まず前菜が8種類運ばれてきます。
写真の7種類の他に、イカリングが来ました。
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