滞在記 第3日目
(2005年8月15日)
注) 1GBP(イギリス・ポンド)=約210円。
ハマースミス駅からバスでビクトリア駅へ行き、そこから徒歩で バッキンガム宮殿へ。11時30分から始まる衛兵交代式を見るため、1時間以上前に到着。 以前来た時に比べると、明らかに人出が少ない。これもテロの影響か?
バッキンガム宮殿の正面広場に建つ、ビクトリア女王記念碑。
正面入口の鉄門に掲げられた王家の紋章。
英国王室旗が掲げられていれば女王は滞在、国旗が掲げられていれば 女王は不在。この日はユニオン・ジャックだったので、女王は不在。
申し送りが始まる頃には、人出も一気に増える。騎馬警官も登場して 交通整理に大忙し。
交代する衛兵はセント・ジェームズ・パーク方面から登場し、宮殿の前を横切り、 正面向かって右側の門から宮殿内へ入る。交代儀式の大半は、宮殿の前庭で行われる。
交代した衛兵は、正門から出てセント・ジェームズ・パーク方面へ帰っていく。
まるでオモチャの兵隊が行進しているようだ。
ビクトリア駅から地下鉄でロンドン・チャリング・クロス駅へ移動し、12時53分発の 電車でライへ。イギリスの鉄道料金は、片道と往復、当日往復と翌日以降往復などで、 料金が細かく設定されている。同日往復なら、片道料金とほとんど値段は変わらない。 今回購入した切符は「Standard Class(2等車)のCheap day return(同日往復)」で20.2GBP。 参考までに、片道切符の料金は19.8GBP。
ロンドンを出発してから30分も経つと、窓の外はこんな風景に。
昼食は、駅のスタンドで買ったサンドイッチ。サンドイッチ×2と 飲み物×2で7.55GBP。電車内の座席には大きなテーブルが備え付けてあり、 食事にとても便利。
途中アシュフォード・インターナショナル駅(ユーロスターの停車駅)で 乗り換え、ライ駅までは約2時間。こちらは田舎の小さな駅。
ライは英仏海峡に近い田舎町。13世紀から漁港と絹織物の町として栄えたが、 今は海岸線が南に4kmも引いてしまっている。しかし港町としての風情を 残しているため、イギリス国内外から多くの観光客が訪れる。 アンティークショップやギャラリー、土産店も多数点在。
写真は観光案内所の前にあった大きな錨のオブジェ。
今も石畳が残るマーメイド・ストリート。町で一番風情のある通りだ。
白壁のきれいな家が建ち並ぶ。右の建物が、通りの名前にもなっている マーメイド・イン。イン(Inn)とは宿屋のこと。もちろん今でも営業している。
セント・メアリー教会。どんな田舎町へ行っても、立派な教会は必ずある。
教会の塔上からは、ライの町並みが一望できる。入場料は大人2GBP。
写真右の遠くに見えるのが海岸線。
この教会の最も古い部分が建てられたのは12世紀。 地震国である日本では考えられないことだ。
教会内から見たステンドグラス。
セント・メアリー教会の隣に建つイプラ・タワー。 かつては城塞や監獄として使われていたが、現在は博物館。
セント・メアリー教会からヒルダース・クリフ通りを下ったところに、14世紀に 建てられたランドゲートがある。
ライ発17時48分の電車で、ロンドンに着いたのが19時37分。
写真はライのパブで飲んだラガービール。冷たくてうまかった! 1パイント (約550cc)2.6GBP。
ロンドン・チャリング・クロス駅は中華街のすぐ近く。と言うことで、 今晩の夕飯もまたまた中華。(笑)
海老チャーハン、牛肉の炒麺、鶏肉のオイスターソース炒めに ビールとセブンアップで21.3GBP+チップで24GBP。
夕食後、ロンドン市内の夜景見物へ。
左:タワー・ブリッジ。
右:戦艦ベルファスト号とミレニアム・ブリッジ。
左:ロンドン塔。
右:ロンドン・アイとロンドン水族館。
国会議事堂とビッグ・ベン。



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