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1974年にエチオピアで発掘された320万年前の類人猿、
アウストラロピテクス・アファーレンシスの約40%の化石。
「ルーシー」の名で知られている。この時代の類人猿が二足歩行をしていた
重要な証拠となった。発見時、喜びに沸き立つキャンプに置かれたラジオから、
ビートルズのヒット曲「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド」が
流れていたことから「ルーシー」という愛称が付いたそうだ。
他にも北京原人(学名:シナントロプス・ペキネンシス)など多数の猿人や
原人の化石が展示されている。
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陸海に棲む現生哺乳類の実物大モデルが展示されているホール。象やキリン、
サイなどの大きさを遙かに凌ぐのが、中央のシロナガスクジラ(実際の体色は
白ではない)。確実な証拠が残っている中で、シロナガスクジラは
地球誕生から45億年の中で最大の生物。大きいものは体長30m、体重150tを超える。
この中にいると、人間が如何に小さな生物であるかを実感できる。
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天井から吊り下げられているのは、各種クジラの骨格標本。写真手前に
写っているキリンの体高も5mを超えるが、それが本当に小さく見える!
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こちらはアース・ギャラリー。地球の誕生から現在までの歴史と仕組みを、
楽しく判り易く学ぶことができる。今回は時間がなかったので急ぎ足に
なってしまったが、もしまた行く機会があれば、その時は是非ゆっくり見学したい。
入口はヴィクトリア&アルバート博物館側で、自然史博物館とは別なので注意。
写真は入口を上階から撮影したもの。まずエスカレーターで3階まで上がる仕組みだ。
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アース・ギャラリー内の地震を体感できるコーナー、その名も「神戸マーケット」。
地鳴りとともに床が揺れ、モニターには阪神淡路大震災発生時の映像(コンビニの
防犯カメラがとらえた棚から商品が大量に落ちるシーン)が流れる。
床が揺れると言っても、僅かに動く(震度2くらい)程度。
イギリスは地震のない国なので、こんなコーナーがあるのだろう。
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次に訪れたのがヴィクトリア&アルバート博物館。ロンドン万博開催を
記念して、1852年に設立された博物館。ヨーロッパはもちろん、世界中の
装飾芸術品が揃っている。入場は無料! こちらも時間がなく急ぎ足の
見学になってしまったのが残念。先の自然史博物館と、
このヴィクトリア&アルバート博物館を見学するだけでも、
もう一度ロンドンへ行く価値あり。
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145の部屋の中には日本のコーナーも。鎧や刀、浮世絵に陶器、
根付など「何でも鑑定団」に出品してみたい品ばかり!(笑)
館内の通路の長さを合計すると、ナント13km(!)にもなるそうだ。
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左:トラヤヌス神殿の前に立っていた、紀元1世紀に造られた円柱の
レプリカ。写真では分かりづらいが、とにかく巨大! 1本の柱の高さは
優に10mを超える。
右:こちらも巨大なケルトの十字架のレプリカ。
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どこかで見たことがあるような・・・。小中学生の頃、歴史や美術の教科書に
載っていたミケランジェロ作「ダビデ像」のレプリカ。オリジナルはイタリア・
フィレンツェのアカデミア博物館にある。大きさは人間の等身大とばかり
思っていたが、実際は5mくらい。
先に紹介したトラヤヌス神殿前に立っていた円柱やケルトの十字架なども含め、
この「キャスト・コート」と呼ばれるホールに展示されている彫刻や鋳造品は
全てレプリカだが、オリジナルを忠実に復元している。
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その後ハロッズへ。言わずと知れたイギリスを代表する高級デパート。
中に入ると、日本人率が今までに比べて一気に10倍くらい(!)になる。
両手に持ち切れないほどの土産を抱えている人も少なくない。
あんなに買って誰に配るんだろう?(笑)
ところで、ハロッズの現オーナーは、あのモハメド・アルファイド氏。
そのせいか、デパートの前に停まっていたベンツの
スーパーストレッチ・リムジンの中には、3人のイスラム系女性が。
もしかしてアルファイド一族?!
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