滞在記 第4日目
(2004年9月21日)


8時45分に航空宇宙博物館へ。通常Steven F.Udvar-Hazy Center行きのシャトルバスは 博物館のモール側入口前の発着となるが、今日だけは昨日から続いている 「ファースト・アメリカン・フェスティバル」の影響で、「Independence Ave.」側からの 発着となった。センターまでの所要時間は約45分。
今日は殆ど写真撮影はせず、じっくり見ることに集中した。
参考までに、同センター内での食事は「SUBWAY」が一軒あるのみ。 サンドイッチのセットとサラダ、それに飲み物しか売っていない。

航空宇宙博物館に帰り着いたのが14時20分。そこから歩いて国立自然史博物館へ。1階の 主な展示物は、化石や原生動物の剥製、アジア・アフリカ・太平洋・アメリカ 先住民の文化のコーナーなど。2階は鉱物と宝石、哺乳類・爬虫類の骨格標本、 昆虫園、南アメリカと西欧文明のコーナーなど。人気が高いのは、恐竜の化石コーナーと 宝石のコーナー。ティラノサウルスやトリケラトプスの化石、ホープダイヤモンドに 世界最大のダイヤモンド、ルビー、ブルーサファイア、隕石や地球最古の岩石などは 見逃せない。見学時間の目安は2時間30分。ほとんど写真だけですが、 詳細はこちら。
次はフォード劇場へ。1865年4月14日、観劇中だった第16代大統領 エイブラハム・リンカーンは、この劇場のバルコニー席で暗殺された。 地下はリンカーン博物館になっている。残念ながら時間がなくて見学できなかった。
フォード劇場の真ん前にあるピーターセンハウス。日本流に言えば民宿のような宿だが、 フォード劇場で狙撃されたリンカーンが運び込まれたのがここ。翌朝、ここで亡くなった。
左:リンカーンが運び込まれた部屋。
右:リンカーンが息を引き取ったベッド。
最後にやってきたのが国際スパイ博物館。2002年にオープンしたワシントン最新の 博物館だ。スパイが愛用した小道具をはじめ、スパイの歴史や世界各国の著名なスパイなどが 紹介されている。シーズン中は入場制限をするほど混雑するらしいが、当日はガラガラだった。
この博物館は、展示品を見ているだけでもそれなりには楽しめるが、ある程度英語を 解さないと、その楽しさは1/10以下になると思う。展示室に入る前に見せられる インフォメーション・フィルム、著名なスパイの紹介、小道具の使い方、暗号解読の シュミレーションなど、どれも英語が分からなければ楽しむことが出来ない。 いずれにしても、$13の入場料は高い。話の種に一度は行っても、リピーターは 殆どいないのでは?



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